メバル 警備所

伊豆東海岸の温泉町。何故か自衛艦が時々停泊,あやしからずや!私設警備所を設け観測するべし。でも、毎週来るわけでもないので、独り言が多いかも。

駒門駐屯地創立57周年記念行事

平成29年4月2日(日)
今年も、春を告げる駒門駐屯地創立記念行事がやって来ました。
昨日には、山には雪が降る寒い陽気
今日は、寒さが残るものの晴れ!
3年間通って、初めての晴れである。
御殿場線富士岡駅から、駐屯地へ向かう足取りも軽くなるってもんです。
御託はいいから、早く始めろって?
では、即、訓練展示から

訓練展示の出を待つ偵察部隊オートバイ隊
DSCN3768.jpg
ここで、注目は左後方の白い乗用車
運転手がジッとオートバイ隊を見つめています。
そう、そこは一般道!
一般道から、出を待つ部隊を見ることが出来るのは
駒門駐屯地だけ?

会場に敵方の陣地構築をする隊員
DSCN3719.jpg
さもない、写真ですがオヤっと思った人は通です。
89式5.56mm小銃が折り曲げ銃床型です。
そして、戦闘靴がベルクロで留めるようになっていますね。
そうです、彼らは機甲部隊の隊員ですね。
ここ駒門での見ものは、そう、戦車です。
最新式の10式、北海道専門の90式(富士の教導団にも居ます)、そして74式と
現役、陸自戦車の全てが揃っているんです。
この後登場する、戦車のマークと車体前面下側の1戦の文字を見ると
第1戦車大隊が訓練展示の主役でしょうね。


そして、敵方の96式装輪装甲車では、駒門部隊(攻める側)を迎え撃つ準備をしています。
DSCN3754.jpg
おっと、これは74式車載7.62mm機関銃では?
戦車や装甲車に搭載されている機関銃ですが
必要に応じて卸下(しゃか)して、三脚架による射撃にも使用すると
物の本にありますが、見るのは初めて
実際の射撃が楽しみです(勿論、空砲ですが)

ジャララン~てな感じで
DSCN3755.jpg
どうやら、弾帯の捩じれを直している様子。

駒門部隊は、ヘリで敵情を確認した後、オートバイ隊が偵察
KM-03.jpg
射撃を加えます。残念ながら空砲用のアダプターのためか発射炎が見えません。

続いて、同じく偵察部隊の87式偵察警戒車が、74式車載7.62mm機関銃を射ちまくりながら進出
KM-04.jpg
天気は、そこそこ良いのですが、逆光となり残念です。

オートバイ隊は、離れた位置で車体を倒し、射撃体勢
DSCN3774.jpg

10式戦車が待機
DSCN3780.jpg
狙いは、向こうの乗用車
まだ見ています、特等席ですね、ここは。

敵情を偵察部隊から報告を受け、特科の155mm榴弾砲が吠えます。
KM-02.jpg
KM-01.jpg
ああ!逆光が恨めしい。
コンデジノ限界か、腕が悪いのか?

切り込み隊の10式戦車の出番です。
DSCN3783.jpg
後ろの白い乗用車、まだ、見学していますね。
たまたま、通りかかって見ているのか、それとも確信犯?

10式、こちらに突っ込んできます。
KM-05.jpg
しかし、120mm砲は、しっかり敵陣を狙っています。

74式車載7.62mm機関銃を射ちながら、敵陣に突っ込みます。
KM-07.jpg
防盾の下に見えるオレンンジの光が、7.62mmの発射炎です。

敵方の装輪装甲車に迫ります。
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が、何故かこの後バック

しかし、代わりに74式が攻撃します。
KM-08.jpg
KM-09.jpg
74式のアンテナが太くて、カッコいいですね。
太いアンテナの方が、新しい通信システムなのだそうです。

駒門部隊の74式が被弾しました。
DSCN3795.jpg
煙が起ちのぼります。
なんとなく、車長が発煙弾を投げたような気もしますが・・・・

そして、敵方戦車も被弾か!
KM-10.jpg
被弾を表すために、スモークが焚かれます。
スモーク、こんな感じで派手に煙出します。

駒門部隊の、生き残った74式が更に射つ!
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攻撃主力の90式が、敵陣へ突っ込みます。
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後方から、全車両が援護射撃
KM-12.jpg

90式も走行間射撃を
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こうして見ると、10式及び90式の120mm砲による空砲より
74式の空砲の方が、派手に発射炎が揚がるようです。

敵方の戦車はついにダウン!
KM-15.jpg

しかし、装輪装甲車の機関銃は射ちまくります。
KM-14.jpg
本当なら、12.7mm機関銃をバリバリ射ちまくって欲しいところですが
予算の関係もあるのでしょう、7.62mmで我慢です。

最後の突撃です。
KM-16.jpg
そして、状況終了

薬莢を数え、残弾も確認します。
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「おい、全員、薬莢と残弾の数は合ったか?」と言っているかどうか
DSCN3834.jpg

「さあ、終わった終わった、無事成功!今夜は○○で飲むぞ」
DSCN3837.jpg
冗談はともかく、ここは陸上自衛隊ファンなら個人装備に目を向けたいところです。
と言ったところで、訓練展示編は終わりです。

一応、訓練展示以外の記事もアップする予定です。
最後に、記事の説明等は、私の創作です。
不適切な所もありますが、ご容赦ください。



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  1. 2017/04/04(火) 22:55:43|
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来た来た、来た!「にちなん」「わかさ」「はつしま」、おまけに「サンフラワー・フラミンゴ}

平成29年3月25日09時40分
海岸通りを車で走っていると
なんと、すぐ近くに「にちなん」が錨泊している。
あ~!こういう時に限ってカメラを持って来なかった(>_<)
急ぎ警備所に帰り、カメラを持って岸壁へ
DSCN2462.jpg
「にちなん」は、海洋業務・対戦支援群第1海洋観測隊の海洋観測艦である。
基準排水量 3,350トン
全長 111.0mである。
ここら辺、よく覚えておいて下さいね。
特徴あるガントリー・クレーンとバウ・シーブ(豚っ鼻?)が特徴である。

写している当初、動きがなかったのですが、、艦尾で動きが
DSCN2509.jpg
繋いであった11m作業艇を出すようである。
これは、上陸有りか?

やはり、隊員のみなさん、上陸する模様
DSCN2529.jpg
限定を降りる隊員の中には女性隊員も(これは本当に偶然です――説得力無いけど)
現在、女性自衛官は約13,000名、全自衛官の6%です。
防衛省は、これを2030年までに、9%以上にする目標だそうです。
ちなみに、アメリカ軍の女性軍人の比率は、約15%とのこと。
がんばれ、女性自衛官!

作業艇は、一路、海上自衛隊御用達岸壁を目指します。
DSCN2596.jpg
「にちなん」満載排水量は4,500トン、
容積排水量である総トン数では、もっとあるのでは?

皆さんが見ているのは、港の入口、もう直ぐです。
DSCN2618.jpg

さあ、着きました。バウ・マンは舫いを持って岸壁に飛び移る準備
DSCN2621.jpg
この後の写真もあるのですが
陸に上がっちゃえば、隊員の皆さんのプライベートタイム
載せるのは、止めにしました。

さて、港の奥から一枚
DSC_0016.jpg
かなり陸に近い所に錨を打っている。

平成29年3月27日(月)16時06分
警備所で「にちなん?」が来るのを確認
直ぐに、御用達岸壁へ
雪の丹沢山系をバックに、また、「にちなん」が来る?
DSCN2656.jpg
う~ん?雰囲気がちょっと違う
これは、海洋観測艦「わかさ」だ!
基準排水量 2,050トン
全長 97m
満載排水量3,200トン
「にちなん」より、一回り小さな艦である。
もう、作業艇を吊りだして、錨泊間違いなし!

ズームしてみると、吊り錨状態で、錨見台には隊員が出ている。
DSCN2660.jpg
お気づきだろうか、「わかさ」の艦番号は5104、「にちなん」は5105
小さくても「わかさ」の方が、先輩
もう艦齢31年のベテランである。

おや、もう11m作業艇が降ろされ、錨は海中へ
DSCN2683_20170329154300009.jpg
ちょっと、早いんじゃないかい?

11m作業艇というと、これは幌の骨組を組み立てていますね。上陸、間違いなし!
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静かそうに見える海ですが、これを見るとかなりうねりがあります。

観光船が、後ろを通ります。
DSCN2743.jpg
観光客の視線は、陸の景色?
ここは、やはり、「わかさ」を見なくちゃ
そう思うのは、私だけ?

艦首及び艦橋の両ウィングでは、投錨の作業が粛々と進んでいます。
DSCN2745_20170329154305ac5.jpg
錨鎖が立っている所から、ほぼ、停止状態か?

露天艦橋に居る隊員二人
DSCN2868.jpg
新人海士の見学?それにしては、赤い腕章がないが
新人海曹が見学しているのかもしれない。

艦首では、吊り糸に魚がかかったようです。
一生懸命、細いロープを引き揚げています。
DSCN2873.jpg

お~!釣れた・・・・
DSCN2875_201703291543117ff.jpg
赤いヘルメットの隊員が覗きこんでいますが
見えるのは、錘だけ。バレたか?
いいえこれは、測錘(測鉛)ですね。
以前ご紹介したかと思いますが、水深を測るための鉛の錘です。
錘の底に着いた物(砂など)を見て、海底の土質も判断します。
大きさから見て、かなり重量があると思われます。
キンメやムツを釣る時も
こんな感じの錘の小さいのを付け
水深200~300mまで、一気に仕掛けを沈めます。
これを、巻き上げるのが大変
電動リールの友人は楽勝なんですが・・・

投錨作業もひと段落、艦尾から作業艇が回ってきます。
DSCN2907.jpg
ところで、艦齢31年にしてはきれいな船体だと思いませんか?
実は「わかさ」、昨年、ドッグで艦齢を延ばすため改修を行ったようです。
そのせいか、古い艦によく見られる痩せ馬現象が見受けられませんし錆も見受けられません。

艦首では、投錨錨作業後の講評?
DSCN2920.jpg
こうやって見ると、錨見台に立つ隊員が一番偉いみたいですね。

で、解散!
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そろそろ、上陸が在るかなと思っていたら
艦尾では、また、作業艇を舫っています。
DSCN2939_20170329154317fd5.jpg
これでは、しばらく動きがないと見て、警備所へ撤収することに

帰りがてら「にちなん」と錨泊の位置を比べてみると
DSC_0024.jpg
やはり、「わかさ」の方が沖に錨を打っている。
ここら辺は、艦長の考え方によるのでしょうけど。


同日17時05分
警備所から「わかさ」が見えないかと
観測窓から覗くが、残念ながら「わかさ」は死角に入って見えない。
ところが、代わりに沖から掃海艇「はつしま」がやって来た。
DSCN2998_20170329154318a3b.jpg
こちらも、吊り錨状態で、錨泊する気、満々!
今日は、ラッキーデイ。

測錘は、もう、海に投げ入れられ、白いロープが海面にのびている。
DSCN3041.jpg
錨見台に立つ隊員の向こう側の隊員は
将に錨鎖を落とそうと、合図を待っています。

はい、落としました。赤い小旗を降ろすのが合図か?
DSCN3042.jpg
「はつしま」は、小型であることもあり、堤防近くに錨泊。
勿論、これでもかなり堤防から離れているのではあるが。(望遠の圧縮効果である)

3月28日(火)07時08分
観測窓から「はつしま」を見ると、揚錨作業に入っている。
DSCN3066_201703291544173bd.jpg
こ、これは・・・・恐らく「わかさ」も揚錨作業に入っているに違いない。
「はつしま」か「わかさ」か?
迷うところであるが、珍しさから言うと「わかさ」
ということで、老警備犬を急がせ岸壁へ
DSCN3075.jpg
ベルマウスから、海水がほとばしり、揚錨作業真っ盛りである。

艦尾では、自衛艦旗を揚げる体制
DSCN3097.jpg
おや、旗竿の後ろの二人がこちらを見ている?
まさかね、裸眼では写真撮っているのが判らないと思うが
何故か、視線を感じる。

錨が海底から離れ、動き出したらしく、自衛艦旗が揚がりました。
DSCN3105.jpg
艦尾の下の海面には、スクリュウーが巻き起こした波が立っていますね。
そうです、航海中は自衛艦旗を揚げないといけません。

去って行く「わかさ」が揚げた信号旗
DSCN3114.jpg
一番上に回答旗が無いことと、NATO旗の数字が混じっていることから
NATO信号旗=海上自衛隊信号機による信号
上からBV36Xだと思うが、意味は判りません。
NATO信号機による信号の意味は秘密なんだそうです。

さらば「わかさ」
DSCN3125.jpg

スピードを上げ、相模湾を目指します
DSCN3158.jpg
手前の船は、なまこ取りの船ですね。

おまけ
同日09時58分
ドデカイ船が来ました
DSCN3189.jpg
フェリーのようですが、警備所管内の港には縁のない船です。
何しにここへ?

3月29日(水)07時26分
朝起きると、また、昨日のフェリーがいた。
DSCN3205.jpg
今将に、出港して行く。
昨日までは、ゆっくり沖の小島の周辺で走っていたが
今朝は、本気にダッシュをかけているようだ。

マストに揚がっている信号旗を狙う
DSCN3206.jpg
上からRUI 私(本船)は操縦の試運転をしている という意味である。
船名は「さんふらわーふらみんご」、まだ、就航前の船らしい。
以上、親切な友人からの情報である。
ありがとうございました。

さんふらわーも一気に沖を目指します。
DSCN3215.jpg
25日の「にちなん」の来航から、良い思いをさせてもらいました。
忙しさにかまけて、更新をしなかったら
写真が溜まり、長い記事になりました。
最後まで、お付き合いくださり
ありがとうございます。

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  1. 2017/03/30(木) 17:03:42|
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UH-1J 搭乗記

2月某日 春まだ浅き富士山麓において、UH-1Jに登場する機会がありましたので
そのご報告を

早朝に搭乗するということで、富士山麓G市のホテルに宿泊
エアコンのガリガリという、もの凄い音で眠られない一夜を過ごし
翌朝、出迎えてくれたのは、山頂に朝日が当たる富士山。
DSCN1369.jpg
静岡県人にとっても、富士はやっぱり特別な山。
そして、天気も良く、絶好の飛行日和となりそうである。

ヘリパッドのある駐屯地は駅から遠いため、タクシーを奮発!
到着後、早速、格納庫へ
DSCN1410.jpg
これは、展示用のUH-1J
乗機する機体も、これと同じ座席配置と思われる。
狙うは、操縦席の真後ろの2席!

これが操縦席、機長側のドアから覗いています。
はい、間違えていました。
機長さんの席は、右側です。匿名さんご指摘ありがとうございました。
DSCN1412.jpg
レバーが2本にフットペダル、そしてたくさんの計器類
ヘリのパイロットって大変そうです。
そう言えば、昨年も、こんな事を書いていましたね。

今年、目に付いたのが、この車
DSCN1429.jpg
ピカピカの新車!
名称は「ストライカー」
重量 30.97トン
全長 12.065m
全幅 3m
全高 3.454m
容量 水7,600リットル 薬液1,100リットル
放水量 ルーフターレット高圧 4,732リットル/分
      バンパーターレット  1,136リットル/分
これって、1分半で水と薬液を全部放水できるんですね。
大きさも、能力も凄い!
もっと真剣に写真撮っておけばよかった。

今日は、朝一番のフライト。
無造作に、座席の下に置かれたヘルメット
DSCN1493.jpg
機長の説明では「危ないと思ったら被ってください」
って・・・・・

さあ、発進前の点検
DSCN1532_2017031616190440f.jpg
この時は、もうエンジン掛かっていたと記憶しています。
ふっふっふ、わくわくです。

天井も、スイッチだらけ
DSCN1575_20170316161905325.jpg
私だったら、憶えきれません!

おっと、機体はもう浮いています。
DSCN1586_20170316161906531.jpg
機内は、思ったよりもうるさくないです。
もちろん、静かなんて言えないですが。

窓の向こうは、キャンプF
DSCN1596.jpg
お分かりかと思いますが、しっかり操縦席の後ろの席を確保しました、やったね!

大分、高度を上げました。
DSCN1600.jpg
向こうに見えるは、箱根の山々
機長さんは、膝の上に地図を載せ
地物を確認しながら飛行

こちらの風景は、副機長?さんの正面となります。
DSCN1604.jpg

ヘリは、右旋回
DSCN1607.jpg
水準器?に注目

旋回中、横の窓から沼津方面
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遠くの山裾の薄茶色の区域は、東富士演習場

右の窓には、霊峰富士
DSCN1616.jpg
ちょっと雲が出てきましたね。
朝一のフライトで良かった。

2枚前の山の右側に近づきました。
DSCN1628.jpg
演習場を上空から見ると、枯れ草の中に車両が縦横無尽に通った跡があります。

ここは、多分、トヨタ自動車のテストコース
DSCN1631.jpg
関係者や業者は、トヨタの車じゃないと敷地の中に入れないと言う噂があります。
社員は、勿論、トヨタ車!

今度は、東富士演習場から離れた所で左旋回
DSCN1656.jpg
富士山へ向かいます。

はい、正面に富士山
DSCN1667.jpg
やはり、操縦席の後ろに座んなくちゃね!

先ほど、離陸したヘリの発着場に戻ってきました。
DSCN1690.jpg
もう一回り位、して欲しいところですが
それは無理というもの

滑走路のコースに乗って、左のエプロンに着陸です
DSCN1695.jpg
滑走路には着陸せず、左側の広場(エプロン?)着陸です。
なぜ、ヘリのなのに滑走路が在るの?
ヘリコプターも滑走してり離陸したほうが効率が良いのだそうです。
特に、重い荷重の時は、その方が良いときています。
垂直に離陸するには、出力も必要だし燃費も悪いとか

あれこれ言っている間に、第二陣の人達が出発です。
DSCN1715.jpg

行ってらっしゃい!
DSCN1730.jpg
諸般の事情で、ヘリに乗せてもらえるのも今年まで
貴重な体験をさせて頂きました。
ありがとうございました。


おまけ
自遊自足さんの回答になればという写真
DSCN1557.jpg
方位を示す計器の左隣が多分高度計
0feetを示しています。
その上の、速度計は0KNOTS
巡航しているときは、高度1,090feetで速力93KONTS位でした。(本編の写真を見てね)





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  1. 2017/03/17(金) 16:39:12|
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第七師団戦車射撃競技会 その3

第2状況 停止から標的命中まで

先ずは、戦車小隊(90式@4両)が、戦場、もとい、第2状況に於いて
どのような感じで射撃を行うか視て見ましょう。
DSCN6457.jpg
この小隊4両のうち3両が同じ標的を狙っているようです。
右端の90式の発射炎の中から、対戦車榴弾が飛び出しました。
さらに2両目の90式も発射炎が収まり、対戦車榴弾の尾部の曳光が、その左前方に見えます。
DSCN6401.jpg
これで、画像に写っている砲弾は2発となる。

右から3両目の発射炎に隠れていた砲弾も姿を現しました。
DSCN6459.jpg
合計3発のHEATが同一標的に向かっている事になります。

命中
DSCN6461.jpg
遥か向こう見える3の台に、弾着の爆煙が見えます。
このような感じで、小隊はお互いに連携を取りながら
敵、この場合は標的を射つのです。

では、これを踏まえて
第1状況を終えた90式は、HEATを射つ位置へ猛スピードで進んでいましたが
射撃のため急ブレー!車体のケツが跳ね上がります。
DSCN6465.jpg
ちなみに、この90式は無線アンテナに小さな赤い小旗が付いていることから、小隊長車という事になります。

停車した小隊長車は、左前方の3の台の標的を射つ。
DSCN6462.jpg
徹甲弾は走行間射撃(走りながら射つ)を行うが
対戦車榴弾(HEAT)は停車して射つ。
何故か?
国内の射撃場に於いては、徹甲弾の実弾射撃と言っても
実は、演習弾を使用しているのである。
演習弾は、徹甲弾と同じ性能(重量・初速・弾道等)であるが
2,300mほど飛ぶと、3つに分離して運動エネルギーを失い、地上に落下する。
これによって、標的を外したり、兆弾した砲弾が
射撃場から外に飛びだすのを防いでいる。
しかし、対戦車榴弾は本当の実弾を使用するため
トンでもない方向に飛んで行かないように
停車して射つのだと思います。

発射炎が広がります。
DSCN6463.jpg
DSCN6464.jpg

発射炎が収まると、砲弾の尾部に組み込まれた曳光剤の光(赤)が見えてきます。
DSCN6466.jpg
DSCN6467.jpg

標的に向けて砲弾が飛んで行きます。
DSCN6468.jpg
徹甲弾に比べ、かなり山なりの弾道を描きます。
対戦車榴弾(HEAT)は、高熱のジェット噴流で装甲に穴を開けて(モンロー効果)で
戦車内部に高熱の金属破片とガスを噴出して、戦車を破壊します。
モンロー効果は、装甲板より少し手前で爆発したほうが良く
そのため、HEATは缶詰(の蓋)に鉛筆をくっ付けたような形をしています。
また、モンロー効果のためには、砲弾の速度はなるべく低速の方が良いとのことです。
このため、どうしても山なりの弾道になるのだと思います。

おっと、左からもHEATが飛んで来ました。
DSCN6469.jpg
恐らく、小隊の一番左端の90式が射った砲弾でしょう。

2発の砲弾は、黄緑黄の標的に向かって行きます。
DSCN6471.jpg
DSCN6470.jpg

小隊長車のHEATが命中か?
DSCN6472.jpg
弾着の閃光は、標的の裏側で光っているようです。
左からの砲弾は、命中なるか?
DSCN6473.jpg
かあ~!惜しい、2両とも狙いが標的の上にずれてしまったようです。

すかさず、2発目を発射!
DSCN6474.jpg
自動装填のなせる業か、 次弾発射が早い!
DSCN6475.jpg
DSCN6476.jpg

おっと、左隣の90式も次弾を発射していたようです。
DSCN6477.jpg
今度こそ、命中なるか?
DSCN6478.jpg
ちょっと、弾道が低いような気がしますが。
DSCN6479.jpg

やはり、弾道が低く、弾着は標的の下側にそれたようです。
DSCN6480.jpg

その時、左の90式からの3発目が
DSCN6481.jpg

お~!命中か?
DSCN6482.jpg

見事命中!
DSCN6483.jpg
これで、一つの標的に5発のHEATを使用したことになり
砲弾を多く使用したことにより、他の標的を撃つ事が出来なくなる可能性が有ります。
また、射つ事が出来ても、この標的にかなり時間を費やしてしまいました。
等々で、この小隊の得点が低くなってしまいます。

さて、初弾必中が戦車乗りの命です。
90式は、射撃統制コンピューターや砲制御システム、そして環境センサー等による
FSC(射撃指揮装置)を備えています。
このため、初弾必中が当たり前の様に言われていますが
何故外すのでしょう?
まず、環境センサーからの風速・風向・気温・湿度等の情報は
標的が設置されている場所の物ではありません。
この射撃大会では、第1状況に入る前に待機している場所(標的から2~3km離れている)で
射撃統制コンピューターに入力するそうです。
このため、計算値とは異なる弾道を描く可能性が有ります。
また、競技参加隊員は極度の緊張感の中にあり
普段は、やる事がないミスを犯すのだそうです。
これらの、理由により標的を外してしまうだそうです。
だからこそ、この実践的な戦車射撃競技会が必要であり
また、普段からの錬成が大切ということになります。
頑張れ、第7師団!

おまけ
DSCN2287.jpg
2~3日前から「日本丸」が、沖合に停泊しています。
長い航海の跡らしく、錆びや船底塗料の落ち等が目立ちますが
やはり、貴婦人の雰囲気が漂います。

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  1. 2017/03/08(水) 16:06:23|
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「おやしお」型潜水艦の自衛艦旗掲揚

平成29年2月10日(金)06時34分
昨日の轍を踏まないために
早めに観測を始める。
まだ、日の出の時間ではないので、停泊灯が点けられている。
DSCN0903.jpg
当番の隊員?が、外に出てホッと一息入れている感じ
出港の様子がないので、一安心。
それにしても、皆さん、昨日の荒れようが嘘みたいな静かな海でしょう。

ズームしてみると、やはり、携帯電話ですね。
DSCN0909.jpg
セイルに見張りの隊員が居ないのですが、良いんでしょうか。

後部ハッチから隊員が出てきました。
DSCN0932.jpg
甲板に出やすいように、ハッチ部分に手すりが付けられている。

同日06時38分
日の出となったのか?セイルの出入口扉から隊員が出てきて
セイル・プレーン(潜舵)上の停泊灯を片付けています。
DSCN0960.jpg
セイルの上部指揮所にも見張りの隊員が出てきました。

セイルの後ろで携帯を見ていた隊員も、艦首及び艦尾の停泊灯を片付けに行きます。
DSCN0969.jpg

同日07時58分
後部甲板に隊員が整列、こりゃ~自衛艦旗の掲揚が始まるぞ。
DSCN1010.jpg
艦首の旗竿にも、日章旗を掲揚する隊員が待機しています。

同日07時59分
緊張感が漂います。私も潜水艦の自衛艦旗掲揚は初めて、ドキドキします。
DSCN1013.jpg
隊司令が乗艦していると、艦の緊張感が違うような気がします。

同日08時00分
自衛艦旗掲揚
DSCN1035.jpg
ラッパ手がラッパを吹き、他の隊員は敬礼!
旗竿が低いため、自衛艦旗は暫しこの位置に留まります。(ラッパの演奏は続いている)

艦首では、日章旗を揚げ終えた隊員がセイル後方の自衛艦旗に向かって敬礼。
DSCN1038.jpg
この時、艦内でも手が空いている隊員は自衛艦旗の方向に向かって姿勢を正しているのです。
詳しくは大和甲型さんの自衛艦旗の掲揚降下に付いて」を参照(クリック)してください。

自衛艦旗、無事掲揚しました。
DSCN1042.jpg
揚旗索を固定して、ラッパも片づけて散開です。

皆さん順次ハッチから艦内へ、順番待ちの方はホッと一息入れている感じです。
DSCN1064.jpg

セイルの見張りの隊員は?
DSCN1114.jpg
ありゃりゃ、真直ぐこちら、警備所方向を見ていますね。
距離的に言って、警備所で私がカメラを構えているのが
かろうじて分かるか?

同日08時22分
久々に警備犬を連れてパトロール、海上自衛隊御用達岸壁近くへ
熱海から大島行きのジェットホイルが入港
DSCN1116.jpg
朝日を浴びながら、緩やかなカーブを描いて「おやしお」型潜水艦を避け入港して来る。

「おやしお」型、ちょっと邪魔かな?
DSCN1126.jpg

潜望鏡、多分2番潜望鏡のレンズ部を拭いています。
DSCN1145.jpg
そりゃ~、潮が付いちゃうよね、昨夜の時化では。

今日は、凪なので皆さんもゆったり携帯電話?
DSCN1203.jpg
陸海空自衛隊、特に海上自衛隊隊員には携帯は必需品ですね。

そして、これが昨夜、もうもうと白煙を吐いていた排気口?
DSCN1241.jpg
300mも400mも潜ると、こういった外部に通じる穴の止水はどうするのだろうか?
特に、貫通型の潜望鏡の止水は、どうなっているのか興味があるとこrですが
マル秘なんでしょうね。

今日は、一日、ゆっくり錨泊するのだろうか?
DSCN1257.jpg
自衛艦旗も日章旗も、綺麗になびいています。
陸から海への風ですね。

同日16時36分
またもや、荒れてきた海へ就航する「おやしお」型
DSCN1303.jpg
朝の海とは、全然違うでしょ。
低気圧やそれに伴う前線が通ると、一気に海の様子が変わります。
「怖さは怖し、海が好き}とは、私の大先輩が好きだった言葉です。










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  1. 2017/02/28(火) 17:10:03|
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帰って来た潜水艦「おやしお」型+ちょびっと「ちよだ」

うかうかしていたら、前回のアップから10日以上もたってしまいました。
今回は、4~5年ぶりに来た「おやしお」型潜水艦のご報告を

平成29年2月8日12時45分
警備犬抜きの昼のパトロールで、沖合に「ちよだ」発見
DSCN0024.jpg
今日は、「ちよだ」の投錨を見る事が出来ると思いながら、警備所へ戻る。
警備犬は、歳には敵わず病気のため警備所で留守番。
獣医さんに行き、フィラリアの注射も受け、何気なく注射の証明書を見たら
16歳11カ月!飼い主もビックリ!!

同日15時45分
警備所の窓から、なんと「おやしお」型潜水艦を発見!
慌てて、同艦に一番近い堤防に車を飛ばす(バイクじゃ寒い)
DSCN0027.jpg
くー、もう既に投錨してしまったらしく艦首に日章旗が揚がっている。

セイルの後方に、乗組員の皆さんが集まっている。
DSCN0071.jpg
乗組員の左側に見えるカバーがかかった物が後部ハッチ
プロの人達は、ハッチの構造を見ただけで
潜水可能深度が分かるとか
それで、開けると直ぐにカバーを掛けるのだそうです。

皆さん、ものの見事に全員携帯電話?
DSCN0176.jpg
入出港の日時も秘密の潜水艦
こんな時でないと、家族や恋人に連絡が取れないのでしょう。

潜水艦、狭い甲板では走る場所もないので、動きがありません。
仕方なく、セイル上部を
DSCN0035.jpg
隊員が旗を揚げているのがセイル旗竿(取外し式)
揚げている旗は「隊司令旗(甲)」
という事は、この艦は恐らく横須賀の第2潜水隊、若しくは第4潜水隊の「おやしお」型潜水艦で
隊司令(一等海佐)が乗艦しているのでしょう。
後日、漁協の人間から聞いたところでは
沖の初島周辺で、潜水艦の救助訓練を「ちよだ」が行っていたとのこと。

2月9日06時43分
薄暗い中、出港して行く潜水艦
DSCN0304.jpg
こんなに早く出港とは、残念!

同日13時56分
いやいや、なんと「ちよだ」と「おやしお」型潜水艦が居るではないか!
風雨がかなり強いが、警備所の窓を開け撮影開始
DSCN0310.jpg
潜水艦は、今朝早く、一旦相模湾に出て潜航し
初島近海に戻ってきて、訓練を行ったのであろうか?

同日14時06分
雨の中、後部の甲板に多数の隊員が出ている
DSCN0481.jpg
良く見ると、私服の隊員もチラホラ
陸に上がるのか?でも、どうやって
潜水艦には、当然、内火艇などなく、小さなゴムボートあるのみ

セイル上部を見ると、「隊司令旗(甲)」がはためいている(風、強いです)
また、昨日とは違った種類の潜望鏡等が上がっています。
DSCN0490_20170221171350105.jpg
海からの風雨が、警備所に吹き込み床はビショビショ
カメラも当然濡れてしまうので
タオルとティッシュで拭きながらの撮影
寒くて手は悴むし、大変でした。

吹きっさらしの、甲板上の隊員も寒そう
私服の隊員は、一旦艦内に戻ったようです。
DSCN0513_201702211713529cc.jpg
潜水艦、艦首下の艦底から(マッシュルーム)アンカーを出しているためか
風や波の方向が少し変わっただけで、艦の向きが直ぐ変わってしまいます。

艦首が向かって左であったのが、もう、艦首が沖に立ってしまう。
DSCN0537.jpg
見ている方は、「おやしお」型から用いられたステルス(ソナーに対する)の形状等が分かり楽しい。
以前の「はるしお」型等の涙滴型の艦体に比べると、甲板の平坦部が広いような気がする。

あっと言う間に、艦首は右に向いてしまった。
DSCN0584.jpg
また、私服の隊員が出てきた(赤いウィンドブレーカー?の隊員に注目)

どうやって、上陸するの方思ったら、お母さん(「ちよだ」)が手助けしてくれるようです。
DSCN0591.jpg
横付けしているのは「ちよだ」の11m作業艇
うねりが強いので、何本もの舫い(ロープ)を甲板上の隊員が引っ張っています。

縄梯子?で、隊員が作業艇に乗り移ります。
DSCN0596.jpg
うねりの状態を見ながらの乗艇、スリル有りそう。

ウオッと
DSCN0659.jpg

デエ~!
DSCN0662.jpg
大丈夫か?舷梯がない潜水艦では、このうねりで移乗するのは難しいのでは・・・

次に、黒い服装の隊員が果敢に挑みます。
DSCN0698.jpg

うねりで作業艇が持ち上がったタイミングで乗り移ったか?
DSCN0702.jpg

う~ん、残念、乗り移り切れなかったようです。
DSCN0704.jpg
帝国海軍に居た亡くなった父親が良く言っていました。
「大きな艦から、小舟に乗り移る時は、十分注意して慎重に乗り移る事
艦と小舟の間に落ちると挟まれて、死んでしまうからな」
と、父の言葉を思い出す光景でした。

あっと、ここで、乗艇は諦めたようです。
DSCN0713.jpg
潜水艦の隊員が舫いを投げ、作業艇が離れて行きます。

しかし、作業艇「ちよだ01」は向きを変え、再度、潜水艦に近づきます。
DSCN0718.jpg

どうやら、右舷ではなく左舷からの移乗に挑むようです。
DSCN0729.jpg

あ~、また、優しいお母さん(「ちよだ」)が助けに来ました。
DSCN0735.jpg
うねりが来る方向の上に艦を置き、うねりを防ぎます。
これも。バウ・スラスターやスターン・スラスターを備え
定位置に留まる事が出来る「ちよだ」のなせる技!

暫くすると、「ちよだ01」への移乗が終わったらしく、「ちよだ」母さんが後進を掛け離れて行きます。
DSCN0749.jpg

潜水艦の後甲板では、やれやれといった感じで、フェンダーに使ったタイヤ等を片付けています。
DSCN0770.jpg

上陸組を乗せた「ちよだ01」は、一路、海上自衛隊御用達岸壁を目指します。
DSCN0776.jpg
隊員の皆さん、ずぶ濡れになっている事でしょう。
早く、陸に上がって温かい温泉に入り、熱燗で一杯やってください。

艦に残った隊員は、セイルの後ろで風雨を避けながら、タバコと携帯?
DSCN0808.jpg
さ、寒そう!
そして、セイルの上で見張りに立っている隊員もお疲れ様です。

同日16時04分
バッテリーに充電を始めたのか
艦尾から、もうもうと水蒸気が出てきました。
DSCN0840.jpg

セイルも、雲の中からにょっきりといった感じ
DSCN0854.jpg
本日は、これまで
でも、不思議な事が一つ
この日、「ちよだ」は錨泊しませんでした。
どこかに行ってしまったのです。
すると、上陸した隊員は、夜どうやって艦に戻って来たのでしょう?
「ちよだ01」だけ残して、沖で漂泊したのでしょうか。


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  1. 2017/02/22(水) 13:57:06|
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第七師団戦車射撃競技会 その2

では、前回に続き、第1状況の射撃をお送りします。
標的に向かって、真直ぐに進みながら徹甲弾を射ちます。
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DT-16.png
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履帯が巻き揚げる泥、砲口から広がる発射炎!
堪りません、ムフフですね。(変態か?)

さて、徹甲弾はタングステン製の弾心の周囲を、軽合金製の装弾筒が包んでいます。
装薬の爆発の圧力を装弾筒が受け弾芯に運動エネルギーを伝えます。
装弾筒は、砲口から飛び出した直後に飛散して
弾芯だけが飛んで行き、敵戦車の装甲をぶち抜くのです。
では、装弾筒が飛散して土煙を上げる様子をどうぞ
DX-17.jpg
発射炎の中から徹甲弾が飛び出して来ました。
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明るい筋がそうです。
装弾筒が飛散しました。
赤い丸の中の黒い棒の様な物が、飛散した装弾筒と思われます。
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通常は、三つに分裂するらしいのですが、一つしか見えません。
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ワンバウンドして、更に前方へ飛んで行きます。
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ツーバンドして、どこかへ飛んで行ってしまいました。
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DX-26.jpg
もし、貴方が普通科の隊員でしたら
決して射撃する戦車の前方に居てはいけません。
飛散する装弾筒に当ったら怪我ではすみません。
米軍の歩兵マニュアルでは
砲口の前方1,200m位を生身の歩兵の立ち入り禁止区域にしているそうです。
う~ん、これは以前にも書いたかな。

ここで一服
これは、なんだか分かりますか?
DSCN6450.jpg
ZMB?お分かりになる方は戦車の通です。
この看板の様な物は、ZMB的といって
直接照準の訓練に使うものなのだそうです。
砲手がハンドルを使い、目標的を照準するのです。
この文字を、一筆書きの様に照準器で追いかけ照準の訓練をします。
最も、基本的な訓練で陸上自衛隊では装砲訓練というのだそうです。
(戦車の戦う技術―木本寛明著より・・以下同)

で、このZMBが有った駐車場?、駐機場?の戦車
DSCN6452.jpg
今日は、出場しないらしく幌が被せてあります。

北恵庭駐屯地内の部隊の案内板
DSCN6445.jpg
DSCN6448.jpg
なかなか良いでしょう?

そして、また、射撃に戻ります。
DSCN6493.jpg
DSCN6494.jpg
発射炎から飛び出して行った徹甲弾が分かりますか?
発射された徹甲弾が、何故光っているのでしょうか?
それは、戦車砲弾の弾着を観測しやすくするために
曳光剤が砲弾のお尻に組み込まれているのです。
この弾着を観測判定して、正しい照準修正する方法を「直命法(直接命中法)」と言います。
しかし、現地での説明では
射った戦車の砲手は発射炎で目が眩んで
着弾が確認できないそうです。
なんせ、徹甲弾のスピードはマッハ5
2,000m先の戦車を射ったとしても
1秒強で着弾するのですから。
そのため、着弾を観測するのは
同じ班のもう一台の戦車なのだそうです。
だから、戦車は基本的に2両でチームを組んで戦うとのことでした。

本日の最後は「装弾筒を探してみよう」です。
先程の、装弾筒の飛散の写真を参考にして、3枚の写真の中からそれを見つけてください。
DSCN6484.jpg
DSCN6485.jpg
DSCN6486.jpg
答えは、続きを見てください。 続きを読む

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  1. 2017/02/09(木) 22:51:43|
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第七師団戦車射撃競技会 その1

昨年(平成28年)の10月に北恵庭駐屯地に隣接する
北海道大演習場島松地区第1戦車射場で行われた
(第七)師団戦車射撃競技会の模様をお送りします。
先ずは、一発目
DSCN6499.jpg
目の前で、120mm滑空砲をぶちかます、90式の迫力
射撃音、発射炎、衝撃波、そして、50トンの巨体が生み出す振動
何をとっても、その迫力は、総火演の比ではりません。
一度で良いから、戦車の砲塔内で射撃音を聞いてみたいものです。

では、先ず当日の朝(夕日ではありません、朝日です。眠い!)
北恵庭駐屯地に到着
門を入って直ぐの所に61式と74式戦車が展示されている。
DSCN5666.jpg
北海道以外では、まだ、現役の74式戦車であるが
ここでは、展示物になっている。
まあ、90式だって、制式装備になって
もう、27年経っているけど・・・・・・
ここで見て頂きたいのは、車高の違い
61式は車高2.49m、それに対して74式は2.25m
その違いは、一目瞭然。
61式の時も、試作戦車のSTA-1は車高が低かったらしいけど
制式化されたのは、車高高い方のSTA-2だったとか。
74式以降は、ご存知のとおり
世界の戦車の中でも日本の戦車の
車高は低いものとなっています。
そして、90式は2.3m、そして10式も2.3m
数値は「本当の戦車の戦い方(木本寛明※著)に依ります。
ちなみに、木本 寛明氏は陸自で戦車連隊長等を歴任した方です。

駐屯地内の建物で暫く待った後、マイクロバスで射場へ
そこで待っていたのが、このセット
DSCN5684.jpg
88式鉄帽と双眼鏡
もう手に取るだけで、感激ものです。

88式鉄帽の中はと言うと
DSCN5683.jpg
こんな感じです。
もちろん、鉄帽と言ってもケプラーか炭素繊維を樹脂で固めた物
それなりの厚みと、重さが有りました。
これを被って、顎紐を締めると
もう私は、現場監督、いやいや、陸上自衛官、といった気分です(年甲斐もなく!)

さらに今年は、射場の説明図も配られていました。
DSCN5686_20170201215647a06.jpg
横方向に写真を撮ったのですが
どうしても縦になってしまいます。
第1状況は徹甲弾、第2状況は対戦車榴弾(ヒート)を射ちます。

で、標的がこれ
DSCN6252.jpg
パソコン画面での説明

本物は、これらになります
DSCN5820.jpg

その大きさは
DSCN5700.jpg
標的の陰に座る隊員と比べると、以外に小さな的です。

概略を説明?した所で、早速、戦車を
射場に侵入し、待機する小隊
DSCN6139.jpg
戦車小隊は2班からなり、1班が戦車2両なので、小隊は4両になります。
この2班が、互いに援護しながら進出し、敵を攻撃します。
どうも、小隊でも攻撃が機甲戦の基本の様です。
主砲を上げているのは、実弾が装填されていないということらしいです。
揚げている小旗も緑です。

実弾を装填、射撃準備が整いました。小旗も赤に!
DSCN6146.jpg
主砲が水平となり実弾を装填、水色のヘルメットの安全係り?が小旗を振り準備完了を知らせています。

さあ、1班が射場に進出、2班が横の小高い丘に登り1班を援護します。
DSCN6379.jpg
おっと、戦車のマーキングが違うって?
鋭いですね。
そうそう、良いチャンスで写真が撮れないので
色々な、戦車小隊の写真を寄せ集めました。
以後、寄せ集めの写真ですので、ご承知置きください。
ちなみに、この写真では、砲塔に描かれた勝兜が第73戦車連隊を示しています。
そして、ローマ数字のVが第5中隊
主砲の一本線が、第1小隊を表します。
よって、この小隊は、第73連隊第5中隊第1小隊となる訳です。

と、言っている間に、目の前を横切る90式が、標的を見つけて射ちます!
DT-2.png
この、2両が第1班です。この2両も、お互いに援護しながら行動しているのです。
2両目の90式の砲身の周りに、薄い煙が見えるかと思います。
実は、2両目は既に主砲を射った後なのです。
DT-3.png
DT-4.png


絵が小さいって、それならこれはいかが?
DT-10.png
射った瞬間は、どう言う訳か発射炎が地表に広がります
DT-11.png
ドバッと、発射炎が広がり
DT-12.png
衝撃波で周囲の泥が舞い上がります。

そして、小高い丘に陣取った第2班が、移動中の第1班を援護します。
DX-14.jpg
DX-15.jpg
DX-16.jpg

援護を受けている第1班も、新たな標的を見つけ更に射ちます。
DT-8.png
DX-8.jpg

そして、右に曲がり、射場の標的が出てくる台(1の台,2の台,ヒートの台等)に正対します。
DSCN5747.jpg
スピードだして、直角にカーブ切る90式!
履帯で飛び散る泥、エンジンを吹かす音、吹きあがる排気ガス
好きな場面ですね。

曲がった後も、標的を見つければ、120mm砲が唸ります!
DSCN6496.jpg
DSCN6498.jpg
今回は、ここまで
当然、まだまだ続くのですが
更新は遅れ気味になると思います。
我慢して、見に来てください。









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  1. 2017/02/03(金) 16:50:02|
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第1師団第1偵察隊 バイク&87式偵察警戒車・・・(陸上練馬駐屯地創立65周年記念行事より)

今年、自治会の役に付いてしまい
日々書類を作っています。
そのため、写真の整理等が、とても間に合わないので
昨年の、古い古い記事
第1師団の練馬駐屯地創立記念行事の話題を今少しお送りします。

はい、本題に戻って
バイク乗りになるなら、警察の白バイ隊?それとも偵察隊のバイク隊?
もちろん、自衛隊ファンなら偵察隊のバイク隊
DSCN2565.jpg
出を待つ、バイク隊の隊員
練馬の駐屯地祭では、観閲行進、訓練展示のほか
裏の駐車場(?)で、バイク隊を含めた偵察隊
及び特科部隊の動的展示が行われます。
あまり目立たないところで行われているため
ちょっとした穴場となっています。

さあ、出番!柱をぐるっと回って見せ場を作ります。
DSCN2574_20160726171909057.jpg
おっと、この柱、最近耐震補強工事が済んだみたいです。
根元の部分が、新しいコンクリートで巻かれています。
さすが首都防災の要、第1師団の司令部がある練馬駐屯地
首都直下型地震にちゃんと備えています。

バイクを停めて、待機。
DSCN2581.jpg

続いて駐車所からは87式偵察警戒車が出てきます。
DSCN2585.jpg
この偵察警戒車
全幅が2.48mに対して全高が2.8m
重心が高く、直ぐにこけそうなところが可愛い?
ちょっと見た目は、ドングリの様なので、結構好きです。

お~、25mm機関砲を持ち上げてアピールです。
DSCN2591.jpg

司会の紹介に応えて、お茶目に手を振る警戒車の車長
DSCN2598.jpg

これがスイスのエリコン社製25mm機関砲KBA-B02で、日本製鋼所がライセンス生産
DSCN2602.jpg
25mm機関砲も、こうやって見ると迫力あります。
御隣には、ちんまりと74式車載7.62mm機関銃の消炎器が覗いています。

で、説明しているイケメンの三等陸尉さん。
DSCN2605.jpg
彼の後ろに見えるハッチは、車長、砲手、操縦士、そして前部偵察員用の乗降扉です。

後部車体の左側に見える小さなハッチは、後部偵察員用の乗降扉
DSCN2684.jpg
後部偵察員は、ここから入り後ろ向き(後部方向)に座り、ペリスコープやTVカメラ(扉の上にある)で
後方を監視するだそうである。
狭い車内、後ろを向いてペリスコープやTVで観察?
一発で、車酔いしそうである。

話をバイク隊の話に戻します。
これが偵察用オートバイ
DSCN2768.jpg
バイクに詳しくないので、良く分かりませんが
市販の250ccのモトクロス用バイクに無線のラックやガードを取り付けたものらしい。

バイク少年が育った御姿
DSCN2767.jpg
手前に、若い女性を含めた観客が居るので、ちょっと照れ笑いしています。

その腰回り
DSCN2580.jpg
弾倉入れは空ですね。しかし、小物入れや何やら、一杯腰に付けています。
そして、それらを落とさないように
ランヤードや細めのシート(ロープ)でしっかり留めてあります。

極めつけはこれ
DSCN2780.jpg
当たれの表示+3
ア―安全
タ―単発
レ―連発
3-3点バースト(引き金を1回引くと、3発弾丸が発射される)
も興味深いのですが
今回は、何と言っても黒いビニールテープ
実弾&空砲の発射時にネジが抜け落ちたり
ガタが来ないように、ビニールテープで巻くのだそうです。
動画サイトで見ると「アイアンフィスト」や「ドーン・ブリッツ」でも皆さん巻いてらっしゃる。
ビニールテープを巻かないと撃てない銃って、どうなんでしょう?
M16やM14を使用する時にもテープを巻くんかいな?
開発者の防衛省技術研究所さん、メーカーの豊和工業さん
日本製の軍用小銃のレベルって、そんなものなんですかね。
DSCN2783.jpg
いざ、戦闘となった時にテープを先ず巻いて・・・・
なんとか、対策をとらないのですか、防衛省の偉いさんは
「対策は、人目に付くところではテープを巻かないこと」って、そら違うでしょ。
以上、私の妄想でした。
でも、やっぱりおかしいよ。

本日のおまけ
小樽の街角で見つけた消火栓です。
DSCN3996.jpg
4月に北海道(第7師団創隊記念行事)行った時に撮りました。
レトロな感じが良くて、思わずシャッターを切ってしまいました。

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  1. 2017/01/26(木) 16:16:30|
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「ときわ」「はちじょう」 こいつは春から縁起が良いわい!

平成29年01月07日(土)15時19分
外出先から、警備所へ戻る途中に湾内を遊弋する「ときわ」を発見
急いで警備所を駆け上がり、カメラを向ける。
DSCN8827_20170113112430dee.jpg
発見時から、かなり移動しており、沖に向かっているようである。
「ときわ」は定係港が横須賀の割には
当管内で見かける事は少ない。
かえって舞鶴の「ましゅう」の方が、良く来ている。

完全に、こちらに艦尾を向けてしまった。
DSCN8840.jpg
去って行く「ときわ」を見守るトンビ
な~んだ、誰かを降ろしたかピックアップして
出て行ってしまうのかと思っていると
沖で向きを変え、内火艇を降ろしたようである。
DSCN8846.jpg
右舷の錨は、吊り錨状態!
これは、錨泊する。
正月の7日から、大型艦艇がご宿泊
もとい、錨泊、今年は良い出だしである。

今度は、カラスが見守る中投錨作業に入る。
DSCN8861.jpg
内火艇は一足早く本港に向かって来る。
漁協か東海汽船の事務所に挨拶しに行くものと思われる。

「ときわ」こちらにだいぶ近づく
DSCN8869.jpg
しかし、満載排水量12,150トンの巨体の上
ブルワーク(艦首の波除壁)が高く、投錨作業に入る隊員の姿が確認できない。

おっと、目の前を何かが横切ったと思ったら、東海汽船のジェットホイルですね
DSCN8873.jpg
もう少し引いて撮っていれば「ときわ」の艦首を横切る瞬間を写せたのだが
残念!

ぐっと寄ってみると、ブルワークから隊員の頭が見える。
DSCN8880.jpg
「ときわ」、総トン数(容積によるトン数)で言うと何トンになるのだろうか?

錨が落とされました。
DSCN8890.jpg
右舷(向かって左)の錨見台から、白ヘルメットの隊員が覗きこんでいます。
ブルワークとフレアがきついので、かなり身を乗り出しています。

この写真、錨台の隊員と艦体の比較から、「ときわ」の大きさが分かると思います。
DSCN8895.jpg
「ましゅう」は「ときわ」より、二回り位大きいのですが
かなり沖で錨泊するので、「ときわ」の方が近い分迫力が有ります。

同日16時34分
よその家の屋根越しに見る「ときわ」
既に日の入りが過ぎているので、日章旗は降ろされ灯りが点いています。
DSCN8925.jpg
この辺は民家の屋根越しに海が見えるため
こういった風景も楽しめます。

平成29年01月13日(金)07時17分
歯を磨きながら、何気なく海を見ると
艦番号303、掃海艦「はちじょう」が出港して行く
DSCN8951.jpg
艦齢23年の「はちじょう」、艦艇としてはそう古くはないのだが
なんせ木造艦、相当なお婆さんとなる。
でも、朝日を浴びて綺麗である。
お年を召した女優さんが、照明でシワを飛ばすのと同じ?

艦首に隊員の皆さんが集まり、錨を覗きこんでいます。
DSCN8954.jpg
フックで、錨から何かを外そうとしているようです。
漁網でも絡んだか?
昨年の夏に、揚錨時に漁網を絡ませた艦が何隻かいましたし・・・・

よ~く見ると、ロープの切れ端か、カジメ(海藻の一種)ではないでしょうか?
DSCN8956.jpg
フックを使って一生懸命外しています。
他の隊員も心配そうに覗き込んでいます。
しかし、良かったね、漁師さんが仕掛けた漁網じゃなくて

どうやら外れたようです。
ここで、一旦、錨を海面へ
DSCN8967.jpg
海水の勢いで汚れを落としているようです。

さあ、汚れも落ちたことだし、錨をベルマウスに納めながら沖へ
DSCN8972.jpg
徐々にスピードを上げて行きます。
しかし、今日は寒い!作業をしている隊員も見るからに寒そうである。
DSCN8983_2017011314485833a.jpg
大島沖の演習海域行くのか?

同日12時22分
大島沖に行ったと思っていた「はちじょう」目の前に居た。
望延を効かせると、やはり陽炎が
DSCN8994.jpg

まあ、目の前といっても引くとこんな感じ
DSCN8999.jpg
掃海艦艇は、もっと陸寄りで訓練をしていることが多いのだが
今日は、沖で訓練をするようである。

同日15時24分
「はちじょう」を確認のため窓から見ると
DSCN9011.jpg
このオレンジのケーブルはS-7機雷処分具2型のもではないか
と言う事は、あの人たちが居る筈
DSCN9017.jpg
居ました。右舷に出ているケーブルの先に水中処分班が!
この風と白波、さぞかし寒い事でしょう・・・

現在、15時58分
双眼鏡で観測すると
「はちじょう」は、まだ、沖で訓練中
この分だと、今日も錨泊するのか
残念ながら、これから通夜に行く支度をしなくてはならない。
諦めることにして、本日はここまで。








テーマ:ミニタリー - ジャンル:その他

  1. 2017/01/13(金) 16:12:53|
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プロフィール

メバル所長

Author:メバル所長
子供のころから、自衛隊それも海上自衛隊が好きなオッサンです。
かわぐちかいじの「沈黙の艦隊」「ジパング」などではなく、小沢さとるの「サブマリン707」「青の6号」で育ちました。
あまり、Deepではなく、どちらか言うとミーハーなファンかな?
警備所の任務を果たすべく、日夜頑張るつもりであります。

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