メバル 警備所

伊豆東海岸の温泉町。何故か自衛艦が時々停泊,あやしからずや!私設警備所を設け観測するべし。でも、毎週来るわけでもないので、独り言が多いかも。

来た来た、来た!「にちなん」「わかさ」「はつしま」、おまけに「サンフラワー・フラミンゴ}

平成29年3月25日09時40分
海岸通りを車で走っていると
なんと、すぐ近くに「にちなん」が錨泊している。
あ~!こういう時に限ってカメラを持って来なかった(>_<)
急ぎ警備所に帰り、カメラを持って岸壁へ
DSCN2462.jpg
「にちなん」は、海洋業務・対戦支援群第1海洋観測隊の海洋観測艦である。
基準排水量 3,350トン
全長 111.0mである。
ここら辺、よく覚えておいて下さいね。
特徴あるガントリー・クレーンとバウ・シーブ(豚っ鼻?)が特徴である。

写している当初、動きがなかったのですが、、艦尾で動きが
DSCN2509.jpg
繋いであった11m作業艇を出すようである。
これは、上陸有りか?

やはり、隊員のみなさん、上陸する模様
DSCN2529.jpg
限定を降りる隊員の中には女性隊員も(これは本当に偶然です――説得力無いけど)
現在、女性自衛官は約13,000名、全自衛官の6%です。
防衛省は、これを2030年までに、9%以上にする目標だそうです。
ちなみに、アメリカ軍の女性軍人の比率は、約15%とのこと。
がんばれ、女性自衛官!

作業艇は、一路、海上自衛隊御用達岸壁を目指します。
DSCN2596.jpg
「にちなん」満載排水量は4,500トン、
容積排水量である総トン数では、もっとあるのでは?

皆さんが見ているのは、港の入口、もう直ぐです。
DSCN2618.jpg

さあ、着きました。バウ・マンは舫いを持って岸壁に飛び移る準備
DSCN2621.jpg
この後の写真もあるのですが
陸に上がっちゃえば、隊員の皆さんのプライベートタイム
載せるのは、止めにしました。

さて、港の奥から一枚
DSC_0016.jpg
かなり陸に近い所に錨を打っている。

平成29年3月27日(月)16時06分
警備所で「にちなん?」が来るのを確認
直ぐに、御用達岸壁へ
雪の丹沢山系をバックに、また、「にちなん」が来る?
DSCN2656.jpg
う~ん?雰囲気がちょっと違う
これは、海洋観測艦「わかさ」だ!
基準排水量 2,050トン
全長 97m
満載排水量3,200トン
「にちなん」より、一回り小さな艦である。
もう、作業艇を吊りだして、錨泊間違いなし!

ズームしてみると、吊り錨状態で、錨見台には隊員が出ている。
DSCN2660.jpg
お気づきだろうか、「わかさ」の艦番号は5104、「にちなん」は5105
小さくても「わかさ」の方が、先輩
もう艦齢31年のベテランである。

おや、もう11m作業艇が降ろされ、錨は海中へ
DSCN2683_20170329154300009.jpg
ちょっと、早いんじゃないかい?

11m作業艇というと、これは幌の骨組を組み立てていますね。上陸、間違いなし!
DSCN2726.jpg
静かそうに見える海ですが、これを見るとかなりうねりがあります。

観光船が、後ろを通ります。
DSCN2743.jpg
観光客の視線は、陸の景色?
ここは、やはり、「わかさ」を見なくちゃ
そう思うのは、私だけ?

艦首及び艦橋の両ウィングでは、投錨の作業が粛々と進んでいます。
DSCN2745_20170329154305ac5.jpg
錨鎖が立っている所から、ほぼ、停止状態か?

露天艦橋に居る隊員二人
DSCN2868.jpg
新人海士の見学?それにしては、赤い腕章がないが
新人海曹が見学しているのかもしれない。

艦首では、吊り糸に魚がかかったようです。
一生懸命、細いロープを引き揚げています。
DSCN2873.jpg

お~!釣れた・・・・
DSCN2875_201703291543117ff.jpg
赤いヘルメットの隊員が覗きこんでいますが
見えるのは、錘だけ。バレたか?
いいえこれは、測錘(測鉛)ですね。
以前ご紹介したかと思いますが、水深を測るための鉛の錘です。
錘の底に着いた物(砂など)を見て、海底の土質も判断します。
大きさから見て、かなり重量があると思われます。
キンメやムツを釣る時も
こんな感じの錘の小さいのを付け
水深200~300mまで、一気に仕掛けを沈めます。
これを、巻き上げるのが大変
電動リールの友人は楽勝なんですが・・・

投錨作業もひと段落、艦尾から作業艇が回ってきます。
DSCN2907.jpg
ところで、艦齢31年にしてはきれいな船体だと思いませんか?
実は「わかさ」、昨年、ドッグで艦齢を延ばすため改修を行ったようです。
そのせいか、古い艦によく見られる痩せ馬現象が見受けられませんし錆も見受けられません。

艦首では、投錨錨作業後の講評?
DSCN2920.jpg
こうやって見ると、錨見台に立つ隊員が一番偉いみたいですね。

で、解散!
DSCN2924.jpg

そろそろ、上陸が在るかなと思っていたら
艦尾では、また、作業艇を舫っています。
DSCN2939_20170329154317fd5.jpg
これでは、しばらく動きがないと見て、警備所へ撤収することに

帰りがてら「にちなん」と錨泊の位置を比べてみると
DSC_0024.jpg
やはり、「わかさ」の方が沖に錨を打っている。
ここら辺は、艦長の考え方によるのでしょうけど。


同日17時05分
警備所から「わかさ」が見えないかと
観測窓から覗くが、残念ながら「わかさ」は死角に入って見えない。
ところが、代わりに沖から掃海艇「はつしま」がやって来た。
DSCN2998_20170329154318a3b.jpg
こちらも、吊り錨状態で、錨泊する気、満々!
今日は、ラッキーデイ。

測錘は、もう、海に投げ入れられ、白いロープが海面にのびている。
DSCN3041.jpg
錨見台に立つ隊員の向こう側の隊員は
将に錨鎖を落とそうと、合図を待っています。

はい、落としました。赤い小旗を降ろすのが合図か?
DSCN3042.jpg
「はつしま」は、小型であることもあり、堤防近くに錨泊。
勿論、これでもかなり堤防から離れているのではあるが。(望遠の圧縮効果である)

3月28日(火)07時08分
観測窓から「はつしま」を見ると、揚錨作業に入っている。
DSCN3066_201703291544173bd.jpg
こ、これは・・・・恐らく「わかさ」も揚錨作業に入っているに違いない。
「はつしま」か「わかさ」か?
迷うところであるが、珍しさから言うと「わかさ」
ということで、老警備犬を急がせ岸壁へ
DSCN3075.jpg
ベルマウスから、海水がほとばしり、揚錨作業真っ盛りである。

艦尾では、自衛艦旗を揚げる体制
DSCN3097.jpg
おや、旗竿の後ろの二人がこちらを見ている?
まさかね、裸眼では写真撮っているのが判らないと思うが
何故か、視線を感じる。

錨が海底から離れ、動き出したらしく、自衛艦旗が揚がりました。
DSCN3105.jpg
艦尾の下の海面には、スクリュウーが巻き起こした波が立っていますね。
そうです、航海中は自衛艦旗を揚げないといけません。

去って行く「わかさ」が揚げた信号旗
DSCN3114.jpg
一番上に回答旗が無いことと、NATO旗の数字が混じっていることから
NATO信号旗=海上自衛隊信号機による信号
上からBV36Xだと思うが、意味は判りません。
NATO信号機による信号の意味は秘密なんだそうです。

さらば「わかさ」
DSCN3125.jpg

スピードを上げ、相模湾を目指します
DSCN3158.jpg
手前の船は、なまこ取りの船ですね。

おまけ
同日09時58分
ドデカイ船が来ました
DSCN3189.jpg
フェリーのようですが、警備所管内の港には縁のない船です。
何しにここへ?

3月29日(水)07時26分
朝起きると、また、昨日のフェリーがいた。
DSCN3205.jpg
今将に、出港して行く。
昨日までは、ゆっくり沖の小島の周辺で走っていたが
今朝は、本気にダッシュをかけているようだ。

マストに揚がっている信号旗を狙う
DSCN3206.jpg
上からRUI 私(本船)は操縦の試運転をしている という意味である。
船名は「さんふらわーふらみんご」、まだ、就航前の船らしい。
以上、親切な友人からの情報である。
ありがとうございました。

さんふらわーも一気に沖を目指します。
DSCN3215.jpg
25日の「にちなん」の来航から、良い思いをさせてもらいました。
忙しさにかまけて、更新をしなかったら
写真が溜まり、長い記事になりました。
最後まで、お付き合いくださり
ありがとうございます。
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  1. 2017/03/30(木) 17:03:42|
  2. 海上自衛隊
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  4. | コメント:4
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コメント

こんばんは。

わかさの艦首の形状が独特ですね。
わかさも含めでかい船が浮いている海に
浮かぶなまこ漁の船が、ほのぼのとして
いるように見えます。
生活かかっているから真剣なのでしょうが。
  1. 2017/03/30(木) 21:07:44 |
  2. URL |
  3. ichan #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

こんいちは、ichanさん。
いつも、コメントありがとうございます。

> わかさの艦首の形状が独特ですね。
バウ・シーブですね。
船首からケーブルを揚げ降しするため、このような形状となっています。
私は、勝手に豚っ鼻と呼んでいます。
乗組員には、失礼かも知れませんが。

> わかさも含めでかい船が浮いている海に
> 浮かぶなまこ漁の船が、ほのぼのとして
> いるように見えます。
いやいや、漁船が主で、大きな船が浮いているのが
非日常的な静かな港です。
たまに来る、掃海艇が大きな船に見えますよ。

> 生活かかっているから真剣なのでしょうが。
多分、なまこ、単価高いですし。
しかし、酒のサカナには最高です。
ただ、丸のまま買うと切るのが大変ですが。

  1. 2017/03/31(金) 14:00:41 |
  2. URL |
  3. メバル所長 #-
  4. [ 編集 ]

こんにちは

どれも素敵なお写真ばかりで楽しく拝見しました。上陸の際は皆さん私服で艦を降りるんですね!これは初めて知りました。

さんふらわあ。
フェリーというと遠い昔の高校の修学旅行で天草灘をフェリーに乗ったのを思い出しました。気持ちよかったなあ~。
  1. 2017/04/02(日) 13:42:11 |
  2. URL |
  3. 見張り員 #-
  4. [ 編集 ]

Re: こんにちは

こんいちは、見張り員さん

> どれも素敵なお写真ばかりで楽しく拝見しました。
ありがとうございます。
これからもがんばります。

>上陸の際は皆さん私服で艦を降りるんですね!これは初めて知りました。
そうなんです。皆さん私服に着替えて上陸します。
基地や駐屯地から、外出する時にも皆さん私服に着替えます。
80歳を超えた、元自衛官の方の話ですと
大昔は、制服で外出したということです。
しかし、外での無用のトラブルを避けるため
私服に着替えて出かけるようになったと言っていました。
昔は、自衛隊に対する理解も今ほどはなく
税金泥号なんて言われていましたから
判るような気がします。
今でも、きっと変に絡む人がいるでしょうから。

> さんふらわあ。
> フェリーというと遠い昔の高校の修学旅行で天草灘をフェリーに乗ったのを思い出しました。気持ちよかったなあ~。
私の乗船した一番大きな船は、青函連絡船です。
津軽海峡を越えて北海道に上陸したときは、感激でした。
  1. 2017/04/03(月) 14:48:24 |
  2. URL |
  3. メバル所長 #-
  4. [ 編集 ]

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メバル所長

Author:メバル所長
子供のころから、自衛隊それも海上自衛隊が好きなオッサンです。
かわぐちかいじの「沈黙の艦隊」「ジパング」などではなく、小沢さとるの「サブマリン707」「青の6号」で育ちました。
あまり、Deepではなく、どちらか言うとミーハーなファンかな?
警備所の任務を果たすべく、日夜頑張るつもりであります。

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