メバル 警備所

伊豆東海岸の温泉町。何故か自衛艦が時々停泊,あやしからずや!私設警備所を設け観測するべし。でも、毎週来るわけでもないので、独り言が多いかも。

帰って来た潜水艦「おやしお」型+ちょびっと「ちよだ」

うかうかしていたら、前回のアップから10日以上もたってしまいました。
今回は、4~5年ぶりに来た「おやしお」型潜水艦のご報告を

平成29年2月8日12時45分
警備犬抜きの昼のパトロールで、沖合に「ちよだ」発見
DSCN0024.jpg
今日は、「ちよだ」の投錨を見る事が出来ると思いながら、警備所へ戻る。
警備犬は、歳には敵わず病気のため警備所で留守番。
獣医さんに行き、フィラリアの注射も受け、何気なく注射の証明書を見たら
16歳11カ月!飼い主もビックリ!!

同日15時45分
警備所の窓から、なんと「おやしお」型潜水艦を発見!
慌てて、同艦に一番近い堤防に車を飛ばす(バイクじゃ寒い)
DSCN0027.jpg
くー、もう既に投錨してしまったらしく艦首に日章旗が揚がっている。

セイルの後方に、乗組員の皆さんが集まっている。
DSCN0071.jpg
乗組員の左側に見えるカバーがかかった物が後部ハッチ
プロの人達は、ハッチの構造を見ただけで
潜水可能深度が分かるとか
それで、開けると直ぐにカバーを掛けるのだそうです。

皆さん、ものの見事に全員携帯電話?
DSCN0176.jpg
入出港の日時も秘密の潜水艦
こんな時でないと、家族や恋人に連絡が取れないのでしょう。

潜水艦、狭い甲板では走る場所もないので、動きがありません。
仕方なく、セイル上部を
DSCN0035.jpg
隊員が旗を揚げているのがセイル旗竿(取外し式)
揚げている旗は「隊司令旗(甲)」
という事は、この艦は恐らく横須賀の第2潜水隊、若しくは第4潜水隊の「おやしお」型潜水艦で
隊司令(一等海佐)が乗艦しているのでしょう。
後日、漁協の人間から聞いたところでは
沖の初島周辺で、潜水艦の救助訓練を「ちよだ」が行っていたとのこと。

2月9日06時43分
薄暗い中、出港して行く潜水艦
DSCN0304.jpg
こんなに早く出港とは、残念!

同日13時56分
いやいや、なんと「ちよだ」と「おやしお」型潜水艦が居るではないか!
風雨がかなり強いが、警備所の窓を開け撮影開始
DSCN0310.jpg
潜水艦は、今朝早く、一旦相模湾に出て潜航し
初島近海に戻ってきて、訓練を行ったのであろうか?

同日14時06分
雨の中、後部の甲板に多数の隊員が出ている
DSCN0481.jpg
良く見ると、私服の隊員もチラホラ
陸に上がるのか?でも、どうやって
潜水艦には、当然、内火艇などなく、小さなゴムボートあるのみ

セイル上部を見ると、「隊司令旗(甲)」がはためいている(風、強いです)
また、昨日とは違った種類の潜望鏡等が上がっています。
DSCN0490_20170221171350105.jpg
海からの風雨が、警備所に吹き込み床はビショビショ
カメラも当然濡れてしまうので
タオルとティッシュで拭きながらの撮影
寒くて手は悴むし、大変でした。

吹きっさらしの、甲板上の隊員も寒そう
私服の隊員は、一旦艦内に戻ったようです。
DSCN0513_201702211713529cc.jpg
潜水艦、艦首下の艦底から(マッシュルーム)アンカーを出しているためか
風や波の方向が少し変わっただけで、艦の向きが直ぐ変わってしまいます。

艦首が向かって左であったのが、もう、艦首が沖に立ってしまう。
DSCN0537.jpg
見ている方は、「おやしお」型から用いられたステルス(ソナーに対する)の形状等が分かり楽しい。
以前の「はるしお」型等の涙滴型の艦体に比べると、甲板の平坦部が広いような気がする。

あっと言う間に、艦首は右に向いてしまった。
DSCN0584.jpg
また、私服の隊員が出てきた(赤いウィンドブレーカー?の隊員に注目)

どうやって、上陸するの方思ったら、お母さん(「ちよだ」)が手助けしてくれるようです。
DSCN0591.jpg
横付けしているのは「ちよだ」の11m作業艇
うねりが強いので、何本もの舫い(ロープ)を甲板上の隊員が引っ張っています。

縄梯子?で、隊員が作業艇に乗り移ります。
DSCN0596.jpg
うねりの状態を見ながらの乗艇、スリル有りそう。

ウオッと
DSCN0659.jpg

デエ~!
DSCN0662.jpg
大丈夫か?舷梯がない潜水艦では、このうねりで移乗するのは難しいのでは・・・

次に、黒い服装の隊員が果敢に挑みます。
DSCN0698.jpg

うねりで作業艇が持ち上がったタイミングで乗り移ったか?
DSCN0702.jpg

う~ん、残念、乗り移り切れなかったようです。
DSCN0704.jpg
帝国海軍に居た亡くなった父親が良く言っていました。
「大きな艦から、小舟に乗り移る時は、十分注意して慎重に乗り移る事
艦と小舟の間に落ちると挟まれて、死んでしまうからな」
と、父の言葉を思い出す光景でした。

あっと、ここで、乗艇は諦めたようです。
DSCN0713.jpg
潜水艦の隊員が舫いを投げ、作業艇が離れて行きます。

しかし、作業艇「ちよだ01」は向きを変え、再度、潜水艦に近づきます。
DSCN0718.jpg

どうやら、右舷ではなく左舷からの移乗に挑むようです。
DSCN0729.jpg

あ~、また、優しいお母さん(「ちよだ」)が助けに来ました。
DSCN0735.jpg
うねりが来る方向の上に艦を置き、うねりを防ぎます。
これも。バウ・スラスターやスターン・スラスターを備え
定位置に留まる事が出来る「ちよだ」のなせる技!

暫くすると、「ちよだ01」への移乗が終わったらしく、「ちよだ」母さんが後進を掛け離れて行きます。
DSCN0749.jpg

潜水艦の後甲板では、やれやれといった感じで、フェンダーに使ったタイヤ等を片付けています。
DSCN0770.jpg

上陸組を乗せた「ちよだ01」は、一路、海上自衛隊御用達岸壁を目指します。
DSCN0776.jpg
隊員の皆さん、ずぶ濡れになっている事でしょう。
早く、陸に上がって温かい温泉に入り、熱燗で一杯やってください。

艦に残った隊員は、セイルの後ろで風雨を避けながら、タバコと携帯?
DSCN0808.jpg
さ、寒そう!
そして、セイルの上で見張りに立っている隊員もお疲れ様です。

同日16時04分
バッテリーに充電を始めたのか
艦尾から、もうもうと水蒸気が出てきました。
DSCN0840.jpg

セイルも、雲の中からにょっきりといった感じ
DSCN0854.jpg
本日は、これまで
でも、不思議な事が一つ
この日、「ちよだ」は錨泊しませんでした。
どこかに行ってしまったのです。
すると、上陸した隊員は、夜どうやって艦に戻って来たのでしょう?
「ちよだ01」だけ残して、沖で漂泊したのでしょうか。


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  1. 2017/02/22(水) 13:57:06|
  2. 海上自衛隊
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

スゴイ!

メバルさん、こんばんは。
雨、ふりこんで、嫁ちゃまに怒られてないですかwww
そんな、状態で観測を実施しているメバルさんもスゴイですが、何が何でも上陸を試みる隊員さんもスゴイwww
あ~ぁ、いつもですが、今回もすごいものが見れました。
私たちの為に決死の覚悟で、観測を続けてくれているメバル所長に(`ー´ゞ-☆
警備犬ちゃんもお疲れちゃん。もうすぐ17才じゃないですか!!
こちらもスゴイです。どうか、長生きしてください。
  1. 2017/02/22(水) 18:22:42 |
  2. URL |
  3. よんよん #rqAqbz9.
  4. [ 編集 ]

こんばんは。

「ちよだ」の11m作業艇への乗り込みが
無事終了出来て良かったです。
停泊中の潜水艦があれほどまでに簡単に
向きを変えるとは・・・。
船酔いする人だと隊員になれないでしょうね。

水蒸気の中の潜水艦、絵になっています。

お犬様、いつまでもお元気でいられること
を願っています。
  1. 2017/02/22(水) 21:10:18 |
  2. URL |
  3. ichan #-
  4. [ 編集 ]

Re: スゴイ!

よんよんさん、こんいちは。

> 雨、ふりこんで、嫁ちゃまに怒られてないですかwww
あははっ、警備所司令に怒られないように、床拭きまくりました(^_^)

> そんな、状態で観測を実施しているメバルさんもスゴイですが、何が何でも上陸を試みる隊員さんもスゴイwww
上陸に対する気持ちが熱いですよね。
そして、外気に触れることに対する気持ちも・・・
普通あれだけ、風雨が強いと外には出ないと思うんですけど

> あ~ぁ、いつもですが、今回もすごいものが見れました。
> 私たちの為に決死の覚悟で、観測を続けてくれているメバル所長に(`ー´ゞ-☆
いや~、今回は寒さに負けて
近くの堤防には、行かなかった根性無しです(=_=)
でも、行ったらカメラがオシャカになっていたかも

> 警備犬ちゃんもお疲れちゃん。もうすぐ17才じゃないですか!!
> こちらもスゴイです。どうか、長生きしてください。
そうなんです。ビックリしました。
実は、警備犬の歳を1歳間違えていました。
現在は、警備所の近くのパトロールのみにしています。

  1. 2017/02/23(木) 15:29:20 |
  2. URL |
  3. メバル所長 #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

こんにちは、ichanさん。

> 「ちよだ」の11m作業艇への乗り込みが
> 無事終了出来て良かったです。
ええ、見ていてハラハラしました。
やはり、海上自衛隊ファンとしては
どうにか、上陸して貰いたいですから。
「ちよだ」が出てきた時は、ホッとしました。

> 停泊中の潜水艦があれほどまでに簡単に
> 向きを変えるとは・・・。
> 船酔いする人だと隊員になれないでしょうね。
警備所管内で錨泊する時は
皆さん、振り回し(錨鎖を1本打つ泊め方)なので
風や潮が変わると、割と簡単に向きを変えます。
しかし、今回は、波及び風の方向ともあまり変化がなかったのに
180度向きを変えたので、ちょっとビックリしました。
錨鎖が出る位置の問題だと思っています。
「船酔いは、6ヶ月も乗っていれば平気になります」
と、体験航海の時に海曹の方が言っていました。

> 水蒸気の中の潜水艦、絵になっています。
ありがとうございます。
思い切りズームを効かせたため、ボケてしまったのが残念です。

> お犬様、いつまでもお元気でいられること
> を願っています。
ご心配、重ねてありがとうございます。
17年も一緒に居ると、実の子供にようです。
ただ、医療費が嵩むのが頭痛の種(・_・;)
  1. 2017/02/23(木) 16:48:12 |
  2. URL |
  3. メバル所長 #-
  4. [ 編集 ]

潜水艦ってこんなんですね~ 艦橋も結構大きいんだな~っていうことがよくわかりました。
  1. 2017/02/24(金) 17:10:25 |
  2. URL |
  3. 自遊自足 #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

こんいちは、自遊自足さん。

> 潜水艦ってこんなんですね~ 艦橋も結構大きいんだな~っていうことがよくわかりました。
そうなんですよね、艦橋大きいです。
潜望鏡が1番,2番潜望鏡の2本、レーダー、ESMマスト、シュノーケル等々
多くの機器が入っているので大きくなるし、背も高くなります。

そして、海上の潜水艦は船体の大部分が水面下にあります。
この部分が、また、大きいです。
地上に展示されている、呉の鉄のクジラ館を見ると
その巨大さにビックリしますよ。
  1. 2017/02/24(金) 17:33:50 |
  2. URL |
  3. メバル所長 #-
  4. [ 編集 ]

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メバル所長

Author:メバル所長
子供のころから、自衛隊それも海上自衛隊が好きなオッサンです。
かわぐちかいじの「沈黙の艦隊」「ジパング」などではなく、小沢さとるの「サブマリン707」「青の6号」で育ちました。
あまり、Deepではなく、どちらか言うとミーハーなファンかな?
警備所の任務を果たすべく、日夜頑張るつもりであります。

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