メバル 警備所

伊豆東海岸の温泉町。何故か自衛艦が時々停泊,あやしからずや!私設警備所を設け観測するべし。でも、毎週来るわけでもないので、独り言が多いかも。

第七師団戦車射撃競技会 その1

昨年(平成28年)の10月に北恵庭駐屯地に隣接する
北海道大演習場島松地区第1戦車射場で行われた
(第七)師団戦車射撃競技会の模様をお送りします。
先ずは、一発目
DSCN6499.jpg
目の前で、120mm滑空砲をぶちかます、90式の迫力
射撃音、発射炎、衝撃波、そして、50トンの巨体が生み出す振動
何をとっても、その迫力は、総火演の比ではりません。
一度で良いから、戦車の砲塔内で射撃音を聞いてみたいものです。

では、先ず当日の朝(夕日ではありません、朝日です。眠い!)
北恵庭駐屯地に到着
門を入って直ぐの所に61式と74式戦車が展示されている。
DSCN5666.jpg
北海道以外では、まだ、現役の74式戦車であるが
ここでは、展示物になっている。
まあ、90式だって、制式装備になって
もう、27年経っているけど・・・・・・
ここで見て頂きたいのは、車高の違い
61式は車高2.49m、それに対して74式は2.25m
その違いは、一目瞭然。
61式の時も、試作戦車のSTA-1は車高が低かったらしいけど
制式化されたのは、車高高い方のSTA-2だったとか。
74式以降は、ご存知のとおり
世界の戦車の中でも日本の戦車の
車高は低いものとなっています。
そして、90式は2.3m、そして10式も2.3m
数値は「本当の戦車の戦い方(木本寛明※著)に依ります。
ちなみに、木本 寛明氏は陸自で戦車連隊長等を歴任した方です。

駐屯地内の建物で暫く待った後、マイクロバスで射場へ
そこで待っていたのが、このセット
DSCN5684.jpg
88式鉄帽と双眼鏡
もう手に取るだけで、感激ものです。

88式鉄帽の中はと言うと
DSCN5683.jpg
こんな感じです。
もちろん、鉄帽と言ってもケプラーか炭素繊維を樹脂で固めた物
それなりの厚みと、重さが有りました。
これを被って、顎紐を締めると
もう私は、現場監督、いやいや、陸上自衛官、といった気分です(年甲斐もなく!)

さらに今年は、射場の説明図も配られていました。
DSCN5686_20170201215647a06.jpg
横方向に写真を撮ったのですが
どうしても縦になってしまいます。
第1状況は徹甲弾、第2状況は対戦車榴弾(ヒート)を射ちます。

で、標的がこれ
DSCN6252.jpg
パソコン画面での説明

本物は、これらになります
DSCN5820.jpg

その大きさは
DSCN5700.jpg
標的の陰に座る隊員と比べると、以外に小さな的です。

概略を説明?した所で、早速、戦車を
射場に侵入し、待機する小隊
DSCN6139.jpg
戦車小隊は2班からなり、1班が戦車2両なので、小隊は4両になります。
この2班が、互いに援護しながら進出し、敵を攻撃します。
どうも、小隊でも攻撃が機甲戦の基本の様です。
主砲を上げているのは、実弾が装填されていないということらしいです。
揚げている小旗も緑です。

実弾を装填、射撃準備が整いました。小旗も赤に!
DSCN6146.jpg
主砲が水平となり実弾を装填、水色のヘルメットの安全係り?が小旗を振り準備完了を知らせています。

さあ、1班が射場に進出、2班が横の小高い丘に登り1班を援護します。
DSCN6379.jpg
おっと、戦車のマーキングが違うって?
鋭いですね。
そうそう、良いチャンスで写真が撮れないので
色々な、戦車小隊の写真を寄せ集めました。
以後、寄せ集めの写真ですので、ご承知置きください。
ちなみに、この写真では、砲塔に描かれた勝兜が第73戦車連隊を示しています。
そして、ローマ数字のVが第5中隊
主砲の一本線が、第1小隊を表します。
よって、この小隊は、第73連隊第5中隊第1小隊となる訳です。

と、言っている間に、目の前を横切る90式が、標的を見つけて射ちます!
DT-2.png
この、2両が第1班です。この2両も、お互いに援護しながら行動しているのです。
2両目の90式の砲身の周りに、薄い煙が見えるかと思います。
実は、2両目は既に主砲を射った後なのです。
DT-3.png
DT-4.png


絵が小さいって、それならこれはいかが?
DT-10.png
射った瞬間は、どう言う訳か発射炎が地表に広がります
DT-11.png
ドバッと、発射炎が広がり
DT-12.png
衝撃波で周囲の泥が舞い上がります。

そして、小高い丘に陣取った第2班が、移動中の第1班を援護します。
DX-14.jpg
DX-15.jpg
DX-16.jpg

援護を受けている第1班も、新たな標的を見つけ更に射ちます。
DT-8.png
DX-8.jpg

そして、右に曲がり、射場の標的が出てくる台(1の台,2の台,ヒートの台等)に正対します。
DSCN5747.jpg
スピードだして、直角にカーブ切る90式!
履帯で飛び散る泥、エンジンを吹かす音、吹きあがる排気ガス
好きな場面ですね。

曲がった後も、標的を見つければ、120mm砲が唸ります!
DSCN6496.jpg
DSCN6498.jpg
今回は、ここまで
当然、まだまだ続くのですが
更新は遅れ気味になると思います。
我慢して、見に来てください。









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  1. 2017/02/03(金) 16:50:02|
  2. 陸上自衛隊
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  4. | コメント:6
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コメント

こんばんは。

本日も大迫力シーンを見させて頂きました。
やはり陸上では王道ですね。

台数減となっていますが、トランプさんの
圧力でどうなるかが気になりますね。
GDP比2%にすると周辺国が騒ぐでしょうが。
  1. 2017/02/03(金) 21:22:00 |
  2. URL |
  3. ichan #-
  4. [ 編集 ]

凄い迫力ですね~ 写真ですらこうなんだから実際に見るとすごいでしょうね。
  1. 2017/02/04(土) 18:30:24 |
  2. URL |
  3. 自遊自足 #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

こんにちは、ichanさん。

> 本日も大迫力シーンを見させて頂きました。
> やはり陸上では王道ですね。
そうですね、やはり戦車は陸の王者だと思います。
機動戦闘車に比べると、その質感と言うか、重量感が違います。

> 台数減となっていますが、トランプさんの
> 圧力でどうなるかが気になりますね。
台数減で、先ず74式が消えて行って
次は、90式になると思うのですが
90式が10式に更新される事は難しいと思います。
装甲師団つまり、第7師団が大きく変わるか
消えて行く?
希望としては、10式改(今はありませんが)に更新して
北の守りと機動戦闘力の保持をお願いしたいです。

> GDP比2%にすると周辺国が騒ぐでしょうが。
NATOなみに、2%になれば
正面装備はもちろん、後方の装備や各部品
そして、継戦能力向上のための弾薬備蓄もぐっと進むと思うのですが
まあ、無理でしょうね。
  1. 2017/02/07(火) 11:24:27 |
  2. URL |
  3. メバル所長 #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

自遊自足さん、こんにちは。

> 凄い迫力ですね~ 写真ですらこうなんだから実際に見るとすごいでしょうね。
凄いです、本当に、凄いです。
戦車好きには、堪らない世界です\(^o^)/
特に、90式は重量感があり、最高ですよ。
  1. 2017/02/07(火) 11:33:23 |
  2. URL |
  3. メバル所長 #-
  4. [ 編集 ]

さすがのレポート、ありがとうございます。
これでもかと言わんばかりの90式の射撃、迫力ありますね!(^O^)
  1. 2017/02/08(水) 11:05:03 |
  2. URL |
  3. カノッチ #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

こんにちは、カノッチさん。

> さすがのレポート、ありがとうございます。
こちらこそ、いつも訪問して下さり、ありがとうございます。

> これでもかと言わんばかりの90式の射撃、迫力ありますね!(^O^)
そうなんです。こんなに、実弾射撃見て良いの?って感じでした。
しかし、実際は待っている時間の方が、ずっと長かったです。
砲塔に赤旗が立つまでが結構長いんです。
赤旗が立って、競技開始となると
所要時間も、点数の内なので
速い、速い、戦車ってこんなに速いのかって(・_・;)
で、ボカスカ射って、その小隊の競技終了となります。
そして、また、ずっと待つんですね。
  1. 2017/02/09(木) 16:32:22 |
  2. URL |
  3. メバル所長 #-
  4. [ 編集 ]

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Author:メバル所長
子供のころから、自衛隊それも海上自衛隊が好きなオッサンです。
かわぐちかいじの「沈黙の艦隊」「ジパング」などではなく、小沢さとるの「サブマリン707」「青の6号」で育ちました。
あまり、Deepではなく、どちらか言うとミーハーなファンかな?
警備所の任務を果たすべく、日夜頑張るつもりであります。

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