メバル 警備所

伊豆東海岸の温泉町。何故か自衛艦が時々停泊,あやしからずや!私設警備所を設け観測するべし。でも、毎週来るわけでもないので、独り言が多いかも。

第51掃海隊「やえやま」「つしま」「はちじょう」、そして第2潜水隊「ちよだ」

平成28年1月27日(水)06時41分
出港準備を進める「やえやま」「つしま」「はちじょう」の3隻
DSCN9787.jpg
昨夜より、警備所海域にこの3隻が錨泊、うち2隻は横抱き状態で錨泊していた。
さらに、この3隻の他、大型艦が錨泊していた。

同日08時07分
それがこの艦、お馴染みの「ちよだ」である。
DSCN9919.jpg
時刻は8時を回っているので、日章旗が既に揚がっている。

ということは、艦尾の自衛艦旗も揚がっており
整列していた隊員が、其々の持ち場に戻って行く。
DSCN9926.jpg

同日12時51分
昼の定時パトロール時に、沖で掃海訓練を行う2隻を発見
DSCN0070_201601291352596c5.jpg
右の艦の後ろに見える、黒い影は房総半島の山影か、若しくは雲である。
冬は空気が澄んでおり、遠くまで見えるが
この揺らめきが邪魔である。
残り1隻は、陸近くで浅海域の掃海訓練を行っていた。
これは、今夕の錨泊が期待できる。
なお、「ちよだ」はいつの間にか出港し、姿が見えない。

同日16時34分Tポイント
期待どおり、302「つしま」が錨を海中に吊り下げた状態でやって来る。
DSCN0087.jpg
これで、今日の錨泊は決まりである。

ズームで寄ってみる。
投錨の指揮を執る幹部が左舷(向かって右)もウィング出ている。
DSCN0095_201601291353450f5.jpg
艦首旗竿の左側(向かっての)で、隊員が制鎖機のハンドルを握り
いつでも、錨鎖を出せる状態となっている。
その左には、錨鎖の長さを示す小旗を揚げる隊員
旗竿の右には、錨見台に安全索を付けた白ヘルの隊員が待機している。
おっと、ウィングの8センチ双眼鏡と目が合ってしまった?

さて、小旗を揚げている隊員の左では、黄ヘルメットの隊員がハンドレッドライン(手用測鉛)を降ろしている。
DSCN0105.jpg
ハンドレッドラインは、1mごとに印の付いた細い索の先に鉛の錘がついています。
これを海底まで下ろし、水深を測るのです。
しかし、この作業に4人も覗き込む必要があるのでしょうか・・・・

ふと気が付くと、後方から301「やえやま」が近づいてきます。
DSCN0114.jpg
これは、昨夜と同じように横抱き状態で停泊するのか
期待が高まります。

グッと、「やえやま」が回り込んできます。
DSCN0119.jpg
速力標は、両舷前進原速です。

302「つしま」では、制鎖機のハンドルが回され、ガラガラと錨鎖を出しています。
DSCN0120.jpg
錨見台の隊員も海中を覗きこみます。
おっと、いつの間にか錨が海底に着いたらしく
日章旗が揚げられました。

暫くすると、「やえやま」との接舷に備えて幹部が右舷のウィングに移動しました。
DSCN0148_2016012913541272d.jpg
ウィングの幹部二人の双眼鏡の紐が赤く見えます。
艦長(二佐)赤青と隊司令(一佐)赤の紐が見えるのかもしれません。

「やえやま」は左舷にフェンダーを吊りだして、「つしま」に近づいてきます。
DSCN0152.jpg
幹部も隊員も接舷に備え左舷へ。
マストにはI旗(黄地に黒丸)、『本船は左に進路変更中』の信号。
「やえやま」に近づくために左に舵を切っているのでしょう。

ウィングにもフェンダーが下げられました。
また、一人が60センチ測距儀で、こちら(陸)との距離を測定しています。
DSCN0163_20160129135415c77.jpg
甲板では、ロープやホーサー(大索)の準備をしています。

いよいよ「つしま」に近づいてきました。
DSCN0169.jpg
左のウィングでは、今度は測距儀で自艦と「つしま」の距離を測っています。

おっと、気が付いて見ると「やえやま」「つしま」から少し離れた海面に、「はちじょう」投錨していました。
DSCN0200.jpg
日章旗が揚がって、マストにはU旗『貴船の進路に危険あり』で、黒球はまだ揚がっていない。
ということは、錨は着底しているものの、完全に鎖錨を打ち終わっていないと言うことか。
まあ、ここら辺の解釈は、素人のいい加減なものなので、ご承知置きください。

さあ、いよいよ「やえやま」は「つしま」に接近
DSCN0212_20160129140114a82.jpg
16時44分、天候曇りということもあり、大分暗くなってきました。
それに寒い!

「やえやま」左舷に接舷に備えて隊員の皆さんが集まっています。
DSCN0214.jpg
プラスチックの桶の様なものを抱えている隊員が、何人もいます。
これはサンドレットの細いロープを巻いて入れてある桶。
先ず、サンドレットを「つしま」の右舷に投げ
細いロープから、順次、太いロープに変え
互いに引き合って、横並びに停泊するのです。
はい、「やえやま」艦首から「つしま」へ、サンドレットが投げられ細いロープが渡りました。
DSCN0216_20160129141221cda.jpg
続いて、それに結ばれた太いロープが「つしま」に引き寄せられます。
DSCN0222.jpg
「つしま」艦首では、4~5人の隊員が輪になってグルグル回り
サンドレットのロープを巻き取っています。
走っている姿の隊員がお判りになるかと。

艦首から艦尾までの各所で、太いロープが渡され
「やえやま」は「つしま」に引き寄せられます。
DSCN0245.jpg
両艦の幹部も、ウィングからその様子を見守っていますね。
もう。この時点で停泊中とみなされたのか、「やえやま」の艦首に日章旗が揚がっています。

接舷します。
DSCN0251.jpg

くっ付きましたね。
DSCN0256.jpg

正面から
DSCN0284.jpg
ロープは、更に太いホーサーに変えられています。
しっかり、係留?するためでしょう。
また、フェンダーの噛ませ具合も良く分かるでしょう。
両艦のウィング間の距離もあまりないため
うねりで揺られるとぶつかる可能性が高く
それでウィングにもフェンダーを吊るすことも一目瞭然。

平成28年1月28日(木)10時07分
U観測点から、「つしま」の掃海訓練の様子を
DSCN0324_20160129140150df8.jpg
「つしま」マストには黒球3個、機雷処分中の信号。
しかし、機雷掃海、掃討器具は出ていない。
出ているのは、処分艇と処分班のみ
多分、処分班による人力での機雷処分の訓練であろう。

処分班がスキューバを付けて海中へ
DSCN0340.jpg
2名ほど潜ると、処分艇に残った隊員は自衛艦旗を外し
A旗『本船で潜水夫が活動中。徐速して通過せよ』の信号。
DSCN0347.jpg
ここら辺は、ダイバーの皆さんにはお馴染みの旗りゅう信号かと思います。

一方、隣の市との境界の延長線上の海面辺りでは
301「やえやま」が、掃海訓練中
DSCN0436.jpg
前甲板の20mm多身機銃を良く見てください。
ヘルメットを被り、ガボックを着用した隊員が同機銃を構えています。
射ちはしないでしょうけど「やえやま」は機銃による機雷処分の訓練中かと思います。
現在、感応機雷(沈底型・係維型),ホーミング機雷(沈底型・係維型)等
いろいろな機雷がありますが、角が付いている触発式の浮遊機雷や同形式の係維型も
まだまだ、使われています。
機雷は非常に機密性が高く
鉄のくじら館等で、詳細に説明されているのは
昔からある触発式の機雷だけです。
後の機雷は、ざっと概略説明か名称の紹介だけ。
なお、角の中には硫酸と、もう一つの薬剤がガラスの容器に入っていて
角が船底に当たると、ガラスの容器が割れ化学反応が起き
電流が発生し信管が作動して機雷が爆発するとか
今回は、ここまで、長かった・・・・・・






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  1. 2016/01/30(土) 11:17:01|
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掃海部隊初訓練? 掃海艇「はつしま」「えのしま」&掃海艦「やえやま」型@2隻

平成28年1月14日(木)08時24分
警備所にて、沖に4隻の掃海艇を発見し
朝のパトロールを兼ね、海岸に進出。
DSCN9380.jpg
初島の右手の水平線上に2隻の掃海艇(正面を向いている艇は見難いが)、初島の左手、真鶴半島近くに2隻
計4隻の掃海艇が見える。分かりますか?
久々に警備犬を伴ってのパトロールなので
彼女のリードを手摺に縛り撮影。

初島右の2隻は、掃海艦「やえやま」型の2隻
DSCN9281.jpg
DSCN9272.jpg
陽炎で揺らいでしまい、「やえやま」型と判別出来るのが精一杯。
でもこれが冬の海の味わい?

初島の左は、掃海艇「はつしま」
DSCN9265.jpg
蜃気楼見たいに浮き上がって見えるので
まるで、ジェットフォイルが走っているようです。

こちらは掃海艇「えのしま」
DSCN9284.jpg
後甲板の様子を見ると、訓練は既に始まっている様である。

海岸近くにも、民間有志による掃海部隊が海底を探っている?
DSCN9349_2016012015502435d.jpg
これらの小舟は、冬の風物詩「海鼠(ナマコ)」獲りの漁師さん達である。
箱メガネで海底を覗き、竹竿の先に付いた小さなタモ網でナマコを獲るのです。
ナマコは、その日のうちに市場からスーパーへ
そこで下ろして貰って、(私の場合は)土佐酢で頂く。
歯ごたえ良し、酒の肴に最高である。ヘルシーだしねwww
なお、沖に見えるのは「やえやま」型の掃海艦2隻である。
あの辺りの海は、深度250mから1,000m位まで落ちる所。
深深度掃海の訓練を行っているのでしょう。
ちょっと遠すぎるので、朝の観測はここまで。

同日14時01分
大崎の沖に「はつしま」がいる。
そこで、遅い昼のパトロールを兼ねY観測点に進出。
DSCN9385.jpg
近くだと、揺らぎも無く良い感じである。
後甲板に隊員が集まり訓練の真っ最中といった感じ。
マストには、回答旗、U旗、Y旗が揚がっている。
軍艦(自衛艦)が、商船に向けて
「本船は訓練中、本船を避けてください」と言っているらしい。
この辺の漁師のおじさんやプレジャーボートのオーナーさん達は、旗りゅう信号分かるのかな。
ところで、黒玉@3個を揚げていないと言うことは、機雷処理の訓練ではないと言うこと。

暫くすると、処分班を乗せた処分艇がスターン(船尾)に近くに寄って来ています。
DSCN9393.jpg
いくらウェットスーツを着ているといっても、この時期は寒い!
さすが、体を鍛えた処分班の隊員である。
そして、スターンの隊員にオレンジ色のロープを手渡した模様。

これで、処分班の仕事は終わったらしく、処分艇をラックに揚げています。
DSCN9420.jpg

待ち受けていた隊員が「ホラ来た」と、クレーンのロープを外します。
DSCN9432.jpg

処分艇を固定後、前進。
DSCN9458.jpg
「えのしま」と交差します。
実際は、かなり離れているのですが
ズームの圧縮効果で近くに見えます。

グッと回って
DSCN9481.jpg
船体のガラス繊維のクロスの貼り具合が良く分かるかと。
錨が当たる部分には一層?余分にガラス繊維を張っています。
もしかすると、この部分だけ鉄板が貼ってあるのかもしれません。
また、係留索等を通すフェアリーダーの基礎?は、ガッチリと補強してあるのが分かります。

さて、向きが変わった後甲板、右舷側で何か吊り上げています。
DSCN9501.jpg
何か新兵器かと、暫らく見ていると
DSCN9520.jpg
赤い旗を付けている・・・・何か分からないので、取りあえず写真だけは撮っておくことに

艦橋に目を向けると、航海科の隊員が速力標(赤い籠の様な物)を揚げている。
DSCN9525.jpg
皆さん、寒さよけのためか、マスクをしている。
他の写真でも、マスクの隊員は多い。

揚がりました。赤い籠が右舷・左舷とも上まで揚がっているので、両舷前進原速
DSCN9527.jpg
自衛艦の原速って、何ノットなんでしょうかね。
そして、回答旗の横に長旗も見えます。
ただ、僚艦の「えのしま」は近くにいません。
誰に対して揚げたのでしょう?

速力標は直ぐ降りてしまい、再び後甲板。
先程の物体を、海に降ろしている最中。
なんだ!このチュッパチャプスのお化けみたい物は?
DSCN9530.jpg
後で調べたところ、この物体はMRB(航法基準ブイ)というものらしい。
このブイの上部にリフレクター(レーダーの電波を反射する金属板等)が入った
レーダー反射板(写真ではオレンジの玉)を取り付けてあり、このブイを掃討海域の外の適当な所に投入し基準点とする。
掃海艇はこのリフレクターをレーダーで捉え、方位と距離を確認するのである。

「はつしま」はスピードを落とし、ここら辺にMRBを打つらしい。
DSCN9574.jpg
スターンからもう一つ、白い金平糖の様なものを落とそうとしている。
私が、ソナーのリフレクターでは?と疑っているものである。
しかし、単なる沈錘だったりして。

行き足が止まりました。
DSCN9561.jpg
台に乗った海曹がクレーンを回すように手で合図しています。
上記は、私の想像。

クレーンが回って、MRBは後に
DSCN9574.jpg

そして、ゆっくり前進、MRBが離れて行きます。
白い金平糖もドボンと
DSCN9577.jpg
やはり、沈錘だったのかな。

微速前進で「はつしま」は、湾の奥に
DSCN9582_2016012015522453a.jpg
MRBは、風で傾いていますね。
写真を取っている方も寒い!

「はつしま」戻って来て
DSCN9615.jpg

ぐるっと回って、MRBに正対して動きません。
DSCN9635.jpg
海上で、潮の流れと風の影響にも負けず動かないのは立派
この後、どうなるのか興味はあったのですが
寒さに負けて撤収。

何故来ない護衛艦?
例年であると、もう護衛艦の1隻や2隻が来ているだが
今年は、まだ1隻も来ない。
海自のホームページを見て、その理由と思われる記事を見つけた。

平成27年度第1回護衛隊群米国派遣訓練
目的
 米海軍の協力を得て、グアム方面において洋上訓練等を実施し、即応態勢を確立するため錬成期間中にある護衛隊群の戦術技量及び部隊運用の向上を図る。

期間
 平成28年1月9日(土)~1月30日(土)

場所
 日本からグアムに至る海空域

派遣部隊
 艦艇は呉及び佐世保を定係港とするDDG2隻,DD5隻の計7隻
 航空部隊はUP-3D電子戦訓練支援機 1機

護衛艦の定係港から見て、中国に対する即応態勢の確立を目指しているものと思われます。
また、電子戦訓練支援機も一緒に訓練を行う・・・・そして、米海軍
かなり実戦的な訓練になるのでしょう。
そして、呉・佐世保から派遣された護衛艦の穴埋めに
横須賀等からの護衛艦が入っているのではないかと。
それで、当警備所の海域に護衛艦が来ないと考えるわけです。

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  1. 2016/01/22(金) 11:37:05|
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「あすか」出港 艦首編

平成27年12月16日(水)07時54分
観測ポイントAから、「あすか」艦首を観る。
DSCN9074.jpg
隊員が揚錨作業の配置に就いている。
「あすか」は艦首が長いため、揚錨機※が後の方にある。
※ロープが巻き取られている装置の前に2本ある糸巻きを立てた様な物
糸巻き部分はキャプスタンと言って、曳航索等を巻き取るのに使用する。
その下に、鎖車があり、これで錨鎖を巻揚げ、鎖錨管を通して艦首内の錨鎖庫に錨鎖を収納するのである。
錨鎖を出す場合には、鎖車をフリーにしたり、ブレーキを掛けたりして
鎖錨のが出て行く速度を調整する。
これで、正解でしょうか、海上自衛隊の方。



同日07時55分
ホースを一旦構えた隊員も集まり、揚錨作業の打ち合わせ?
DSCN9079.jpg
いや、多分錨鎖を固定しているチェーンストッパーを外す作業を見ているものと思われます。
まだ、錨鎖は揚げらていないため、艦首旗竿近くの示錨環を持つ隊員も、艦橋にそれを示していません。
なお、艦尾では、前回紹介したとおり、当番の曹士が自衛艦旗の掲揚のスタンバイOKとなっている。

同日07時56分
揚錨作業開始、示錨環も艦橋に向け示されている。
DSCN9084.jpg
錨鎖は右舷方向に出ているので、艦橋には緑面(こちら方向には赤)が示されている。
ホースパイプの先端、ベルマウスからはホースの水、若しくは海水が流れ落ちている。
なお、注意してほしいのは、右端から右手に白い物を持った当番の海曹が艦首旗竿に向かっていること。
この白い物、日章旗である。
停泊中の艦艇は、08時00分に日章旗を掲揚するのでしたね。
もう直ぐ、錨が海底から離れ航海中の状態となり
直ぐに日章旗を降ろさなくてはいけないのですが
規則通り揚げる所が海上自衛隊
何度も言うが、さすが帝国海軍の直系である。

同日07時58分
日章旗を受け取った隊員が、掲揚索を日章旗を付ける。
DSCN9090.jpg
錨鎖は下から白い標が揚がって来ています。
まだ、ホースで水を掛けない所を見ると
着底していなかった部分の錨鎖でしょう。

同日07時59分
掲揚索を引き、いよいよ、日章旗を揚げます。
DSCN9096.jpg

同日08時00分
日章旗、揚がりました。
DSCN9097.jpg
しかし、一人で揚げているため、風に煽られ上手く揚がりません。
なんで、日章旗は作業服の隊員が一人で揚げるであろうか?
艦尾の自衛艦旗とは、あつかいがかなり違う。

同日08時01分
着底して泥が付いた部分が揚がって来たのか
盛んにホースから水を掛けている。
DSCN9117_20160108132111390.jpg
錨鎖は、こちら側(左舷)になったので示錨環は赤。
そして、右の方で黙々と何かしている隊員達は
揚がって来た錨鎖を、モップの様な物で奇麗にしているのである。

同日08時10分
「あすか」は錨鎖を揚げながら、徐々に前に出てきた。
DSCN9125_20160108132112470.jpg

同時刻
錨が海底を離れたのか日章旗降下。
10分間の短い間であったが、規則で揚げるものは揚げる、それが海上自衛隊!
DSCN9127.jpg
ただ、この時も一人、日章旗、冷遇されていないか。


同日08時12分
前進微速を掛け、ゆっくり舵を切る「あすか」
DSCN9132.jpg
この時、まだ錨は海中に在る。

更に舵を切り
DSCN9137_201601081323157e6.jpg
艦尾での警戒の様子が分かります。
それにしても、今日は良い風が吹いて自衛艦旗もバッチリ翻っています。

同日08時14分
錨が見えてきました。
DSCN9144_2016010813231784d.jpg

しかし、アンカーヘッドに泥が付いています。
DSCN9142.jpg
そのため、また、海中に降ろされ泥を
艦が進む際の海水の抵抗で洗い流します。

ほらきれいになりました。
DSCN9151.jpg

ぐんぐん錨が引き揚げられます。
DSCN9156.jpg
首から、青いメガホンを掛けた隊員が、錨の様子を見ながら
揚錨機についている隊員(写っていませんが)に
手をグルグル回して、巻き取りの合図を出しています。
この隊員、先任伍長かもしれません。
最初から、全体の指揮を執っているというか
作業の面倒を見ている感じでした。

揚がって来て、アンカーヘッドが返りました。
DSCN9157.jpg
先任伍長?は「まだまだ」という感じで、手を回しています。

そして、錨が収まりました。
DSCN9158_20160108132340775.jpg
先任伍長?も、「よしっ!」という感じ。
アンカーヘッドも、ベルマウスに付いた切り込みに収まりました。
切り込み?前の写真を見てください。
ベルマウスの下側に、少し錆びた小さな三角形の切り込みがあります。
「あすか」の錨は、護衛艦で一般的に使われているアドミラルティ―型であり
アンカーヘッドの間隔が狭いため、切り込みが付けられたもの。
今後、艦首から主錨が出るタイプの護衛艦は、注意して観察しましょう。

同日08時19分 「あすか」は相模湾に向けて出て行きました。
DSCN9164.jpg
良いお年を「あすか」ということで、「あすか」出港 艦尾及び艦首編を終わります。
どのような形で、自衛艦が出港するのかお判りになりましたでしょうか。

さて、本日おまけ
同年12月21日(月)12時16分
遥か沖合に、見慣れない物があったので取りあえず一枚
DSCN9182.jpg
ここで分かったらかなりの通?
位置的には、三浦半島の沖合に見えるが・・・

翌日12月22日(火)08時40分
パトロールの途中、小高い山の上から
DSCN9190_2016010813234467f.jpg
そう、地球深部探査船「ちきゅう」である。
総トン数56,752トン
船底から櫓の上までの高さは130m
日本も、こういう船を持てると言うのは、大したもんだと
つくづく思います。
確か、母港は清水、こんな所で何しているのでしょう。
では、皆さん良い年をって
もう年明けて、1月中旬だがね。

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  1. 2016/01/14(木) 15:42:59|
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「あすか」出港 艦尾編

昨年の話で申し訳ないが、平成27年、最後に来た艦艇の報告である。

平成27年12月15日(火)17時11分
観測窓から海を見ると、暗くなった海面に灯りが。
DSCN9051.jpg
特徴ある艦橋上の塔屋の影、試験艦「あすか」である。
手持ちで撮影したためぶれているが、ご容赦を。
前回「あすか」を発見したのが、今月(平成27年12月)の8日朝。
ということは、約1週間ぶりである。
相模湾、若しくは大島沖辺りで何か試験を行っているのであろうか。
と思いつつ、明朝に期待し観測業務を終わる。

平成27年12月16日(水)07時08分
朝、「あすか」を見てみると、翼竜が艦橋に襲いかかっている!
DSCN9054.jpg
ついに、警備所沖にもゲートが開いたか?
い~や、鳶(トビ)ですねこれは、望遠の為せる錯覚です。
魚市場の魚の余り等を狙って、鳶は山ほどいます。
警備所のベランダにも魚の頭が時々落ちています。
さて、前回は、海から強い風が吹いているので艦尾を向けていたが
本日は陸からの風ため、艦首を陸方向に向けている。
分かりにくいが煙突から排気の煙がわずかに登っている。
ということは、前回と同じく8時出港であろうと見当をつけ、身支度を急ぎます。

同日7時53分 観測ポイントAに到着
おお!案の定、艦首及び艦尾に隊員が出ている。
出港準備中である。
DSCN9070.jpg
風向き、または潮の流れが変わったのか
「あすか」は警備所で見た角度とほぼ同じである。

さて、ここから艦尾の動きを中心に、お送りします。
いつものとおり、くどいです。
先ずは、この前確認できなかった対潜望鏡レーダー!
DSCN9071.jpg
きれいさっぱり有りません。
塔屋には台座が残っているのみ。

では、マストは
DSCN9072_20160107113637e80.jpg
な~んにも無い。
では、一体なんのテストをしているのだろう。
疑問は残るが、本日は8時の自衛艦旗の掲揚を狙う。


同日07時55分
常に5分前の精神にのっとり、艦尾には腕に腕章を巻いた当番の曹士がスタンバイ。
DSCN9082_20160107113639663.jpg
他の隊員は、出港の際の見張りに立つのか、紺色のブルゾンを着こみ暫しの間談笑?

同日07時57分
周りにいた隊員が整列
DSCN9087.jpg
緊張感が漂います。

同日07時59分
幹部と思しき方が、当番の曹士の後に立ちます。いよいよ、掲揚か。
DSCN9093_20160107113642c70.jpg
後の隊員の列にも、幹部と思しき人物が入ってきました。
帽子を被っていませんが、どうしたんでしょう。
必ず被るのが決まりと思っていましたが。
そして、隊員の方達はブルゾンを脱ぎましたね。
自衛艦旗に敬意を表しているんでしょう。

同日08時00分
自衛艦旗掲揚
DSCN9099.jpg
皆さん、ビシッと敬礼!こうでなくちゃ、日本帝国海軍!いや、海上自衛隊は!
船体にちょっと目をやると
船底塗料が剥がれ、かなり汚れています。
そろそろ、定期検査でドッグ入りの時期でしょうか。

自衛艦旗掲揚の様子をアップで
DSCN9102.jpg
海曹の方が自衛艦旗の上端の索を、海士の方が下端に繋がる索を引っ張り、上手く旗が広がるようしています。

掲揚が終わると、皆さん「あ~、寒かった~!」という感じブルゾンを着こみます。
DSCN9107.jpg
このブルゾン、江田島の売店で売っていました。
買えばよかったと、後悔しています。
結構、値が張っていたので、ワークマン(作業着のチェーン店)で買えば半値以下
なんてケチったのが拙かった。

幹部や当番の海曹の方は艦内へ
DSCN9110.jpg
海士の方が掲揚索を旗竿のクリートへ結び付けています。
他の隊員は、出港に際しての警戒に当たっています。
無電池電話のヘッドホンを被っている隊員も、艦橋に艦尾の状況を逐一報告しているのでしょう。

艦の幹が変わったので自衛艦旗状況を
DSCN9136_20160107113707a16.jpg
端がほつれていい味出しています。
これは、航海用の自衛艦旗でナイロンか何かだそうです。
観艦式等の儀典用として、絹製の自衛艦旗が別途あるとのこと。
絹製の方が発色が良いのだそうです。

艦橋上の塔屋を後から
DSCN9138.jpg
左が30DX用の新型Xバンドレーダー、右が同じく30DX用の新型?Cバンドレーダーだそうです。(他のブログ情報)
30DXの一番艦には、「あすか」に付いているこのレーダーが転用されるんでしょう。
ちょうど、「ひゅうが」のFCS-3の時のように。
なお、右のCバンドレーダーが揺らいでいるのは、煙突からの排気のため。

ついでに艦橋を覗いてみると
DSCN9147.jpg
幹部や曹士の方が双眼鏡を覗いて警戒に当たっています。
大きな双眼鏡は12センチ双眼鏡、一度覗いて見てみたい。

ということで、「あすか」は出港して行きました。
DSCN9162.jpg
自衛艦旗が艦首の方向を向いています。陸からの風が強かったからね。

次回は、「あすか」出港 艦首編を、お送りする予定です。

本日のおまけ
平成27年12月14日(月)14時56分
実は、「ちよだ」が来ました。
港近くまで近寄ったかと思うと、直ぐに沖へ。
多分どなたかを送り届けたか、載せたのか。
そして、初島の手前で訓練
DSCN8983.jpg
DSRVが引き出されているところから、真下に潜水艦が沈底しているのか。
水深は100m前後、訓練向きの深度?

















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  1. 2016/01/08(金) 17:43:37|
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DD153「ゆうぎり」

立検隊の続きである。
平成27年12月10日(木)に「ゆうぎり」が来てから
もう1ヶ月弱・・・話題としては古くなってしまったが
今回の主役は、白いレーダードームの形状からR2-D2と呼ばれているCIWSMk.15である。
絶賛上映中のSTAR WARS フォースの覚醒 で
BB-8(新しいドロイドのキャラ)に立場を奪われしまった
R2-D2への応援を込めて、お送りします。

平成27年12月10日(木)08時17分
立検隊の複合型作業艇(通の人はRIBと呼称するとのこと)が走り回っている時
「ゆうぎり」の艦橋では左舷のウィングに幹部と隊員が出て、何やら話し合っています。、
DSCN8468.jpg
こうやって見ると、「あさきり」クラスの艦橋はコンパクトですね。
ちょっと、イギリスやヨーロッパの艦艇を思わせます。

暫くすると、幹部も隊員も人数が増え、これは、ちょっと期待が出来ます。
DSCN8497.jpg
それに、気づきましたか
12.7mm単装機銃M2が、銃座に据え付けられています。
ますます、目が離せません。
が、RIBも気にかかる・・・・。

ちょっと、目を離したらR2-D2のけ反っています。苦しそう!
DSCN8548.jpg
「う~ん、まあまあ、良し」と幹部と海曹(恐らく)の方が、見つめています。
ちなみに、「ゆうぎり」のCIWSは、1996年のリムパック(環太平洋合同演習)で
米海軍A-6艦上攻撃機を撃墜した、あっぱれなCIWSなのです。(不謹慎な表現をお詫びします)
標的曳航中の同機を誤って撃墜したもので、パイロットは脱出していますので、ご安心を。
確か、手動ではなく自動で動かしていたので、そのまま撃っちゃったと記憶しています。
それにしても、弁償したんでしょうかA-6、お値段がそれ相応でしょうから。
それとも、太っ腹な米海軍が勘弁してくれたのでしょうか。

おー、戻ってきました。
DSCN8561.jpg

今度は前屈、これで精一杯か。
DSCN8572.jpg
「あさぎり」クラスにはCIWSのBlock0なので、前屈は-10°、のけ反りは+80°まで可能です。

前屈のまま、腰を回して左舷方向へ
DSCN8577.jpg
見てくれているのは、一人だけ、R2-D2頑張っているのに寂しい。

ぐるっと回って、また、のけ反っています。でも、誰も見ていないし・・・・
DSCN8586.jpg
そして、幹部?の一人が、12.7mmでどこかを狙っているような。
「撃ちて~な、12.7mm。あの車なんてボッコボコだぜ」 なんて絶対思っていないに違いありません。
「ゆうぎり」は、2010年、2013年に海賊対処行動水上部隊としてソマリア沖・アデン湾に派遣されている強者。
銃座周囲や艦橋前面に防弾版が設置されているのは、今年(2016年)もソマリア沖に行くのでしょうか?
ちょうど、3年間隔になるし、立検隊の錬成にも頷けるのですが。
しかし、艦橋等は防弾版を設置しないと、海賊程度の火器に耐えられないのでしょうか?
まあ、ロケット弾は無理としても、小火器にも耐えられないとしたら
ちょっと、設計思想に問題があるのでは。

さてR2-D2、思いっきりのけ反っています。
DSCN8589.jpg

そのまま、回ってお腹を見せてくれました。偉いぞR2-D2。
DSCN8597.jpg
初めて見ました、CIWSのお腹。
お腹の下のドラム缶の様な物は弾倉、このCIWSはBlock0なので989発入るそうです。
なお、Block1は1,550発

はい、定位置に戻りました。
DSCN8599.jpg
12.7mmの後には、まだ人影が。
もしかすると、ウィングの幹部と隊員の方々は、12.7mmの操作の訓練を行っていたのかもしれません。
以上、R2-D2でした。

少し離れて「ゆうぎり」、艦の前半分は、先ほど言った通りコンパクトでスマートだと思う。
DSCN8602.jpg
しかし、好みの問題だが、後のヘリ格納庫が不格好すぎる艦があります。

同日08時55分観測位置を変えて
内火艇が「ゆうぎり」に戻って行きます。RIBが速度を落とし、内火艇に進路を譲ります。
DSCN8607.jpg
内火艇が行き来をしているということは
隊員の上陸が行われているということ。
これも楽しみである。

上陸する隊員を乗せた内火艇の後をRIBが通り抜けます。
DSCN8671.jpg
皆さん、おー!という感じで振り返っています。

通り抜けた後も、じーと見ています。
DSCN8692.jpg
「おれも、立検隊入りたいな~。気持ち良さそうだし、恰好良いし。
でも、三曹以上でないとだめなのか~」なんて思っているかもしれません。

内火艇も人を載せていなければ、そこそこ波を切って走ります。
DSCN8766.jpg

同日09時44分警備所より
立検隊が錬成を終えて艦に戻り、右舷に降ろされた舷梯に着けようとしています。
DSCN8856.jpg
ところが、前の方に行けと言われているような。
「こっち(舷梯)に着けて、いいすか?」
「だめだ、お前ら前にいけ!」
とは、私の想像です。
なお、潮の流れで、この時点では右舷をこちら側に見せています。

その訳は、舷梯には内火艇が着けるのでした。
DSCN8865.jpg
甲板には、上陸する私服の隊員が待機していますしね。

で、RIBは立検隊を載せたまま、直接ダビットに揚げられちゃいました。
DSCN8876.jpg
これで、立検隊の錬成も完全に終了。

同日12時29分
舷梯の上の舷門に登りが立っています。
DSCN8892.jpg
「規律振粛月間」?
調べてみると、そこまで言わなくてはいけないのかといった注意事項が・・・・
大変だな、若い隊員もそれを監督する海曹及び幹部の方々も、と感じました。

最後は、上陸の番から外れて・・・
DSCN8907.jpg
寂しさが漂う写真となりました。

本日は、これで終わり。
皆さん、本年もよろしくお願いいたします。





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  1. 2016/01/04(月) 16:38:55|
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プロフィール

メバル所長

Author:メバル所長
子供のころから、自衛隊それも海上自衛隊が好きなオッサンです。
かわぐちかいじの「沈黙の艦隊」「ジパング」などではなく、小沢さとるの「サブマリン707」「青の6号」で育ちました。
あまり、Deepではなく、どちらか言うとミーハーなファンかな?
警備所の任務を果たすべく、日夜頑張るつもりであります。

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