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メバル 警備所

伊豆東海岸の温泉町。何故か自衛艦が時々停泊,あやしからずや!私設警備所を設け観測するべし。でも、毎週来るわけでもないので、独り言が多いかも。

平成30年度 富士総合火力演習 後段編『中畑島を奪回せよ-その4』

この記事を読まれる方へ
後段演習編は、陸上自衛隊のストーリーをリスペクトしつつ
前段演習及び点検射撃での特科や普通科等の画像を取り入れ
あれこれ、アレンジした仮想戦記とお考えください。
題して『中畑島を奪回せよ』です。
実際の後段演習とは異なりますが、荒筋はそうは外れていないつもり・・・
だったのですが、だんだん、外れてきましたので、ご承知置きください。
なお、特科部隊及び迫撃砲等の写真については
前段演習、または、点検射時の映像使用しています。
また、87式自走高射機関砲、並びに89式装甲戦闘車については
前段演習、または、点検射時の映像使用しています。
早い話が、後段演習では特科及び迫撃砲は
会場ではなく、離れた陣地から射撃を行っていました。

では、その4
二段山、三段山の敵陣前方に敷設されていた地雷原
施設部隊により開設され、戦車中隊の攻撃が始まります。
その前に、前進支援射撃を実施
陣地転換を行った特科部隊が射撃を開始
99式自走榴弾砲
10-01.jpg
左の99式、砲煙の先に砲弾を捉えました
続いて、右の99式
10-02.jpg
これも、砲弾が見えます
目(動体視力?)の良い人には、見えるらしく
「今、見えた!」と、騒いでいる人もいました。
よって行くと、微かに砲弾が
10-03.jpg


FH70も負けじと砲撃
10-04.jpg
カヤ(ススキ)の草原の中に、砲弾らしき影があります。

特科部隊の支援射撃を得た戦車中隊
10式が突入
10-05.jpg
巻き上げる土砂が堪りません!

停車と同時に、120mm滑降砲を敵戦車へぶち込みます
10-6 (1)
10-6 (2)
やっと出てきた10式
ことしは、MCVに主役の座を奪われた感が有ります。
とにかく、MCVが会場を縦横無尽に走り回り、105mmライフル砲をぶっ放していました。

そのMCVが、前進する10式を援護
丘陵の間に身を潜めていた車両が射つ
10-7 (2)
独特の発射炎が見えます
手前のMCVも負けじと、105mm砲を唸らせます
10-7 (1)

89式装甲戦闘車も戦闘に参加、敵の装甲車に徹甲弾を浴びせます
10-8.jpg

10式がそれを援護
10-9 (3)
徹甲弾が曳光剤の、光の尾を曳いて敵戦車めがけて飛んで行きます
10-9 (1)

この攻撃に堪らず、敵は虎の子の戦闘ヘリを投入
我は、87式自走高射機関砲でこれを迎え撃つ
11-01 (1)
11-01 (2)
バラバラと飛び散る、35mm高射機関砲弾の薬莢
売店でお土産として撃ってくれないもんだろうか?

敵戦闘ヘリを、見事撃墜
後方へ下がる87式
11-01 (3)

戦闘ヘリの脅威が無くなった89式、陣地代えを行い、更に、敵装甲車両へ徹甲弾をお見舞いする
11-02 (1)

光の尾を曳いて、敵装甲車へ飛ぶ徹甲弾
11-02 (3)

攻撃後は、すぐさま陣地変換
11-02 (2)

この後、我の無線を妨害する敵電子戦部隊に対し、特科部隊が攻撃
混乱する敵部隊に対し、増強戦車部隊が突撃
これを援護するために
特科の155mm榴弾砲、迫撃砲部隊の120mm、81mm迫撃砲が
一斉に突撃支援射撃を実施
99式が
11-03 (1)
FH70が
11-03 (3)
11-03 (2)
一斉射撃
11-03 (4)
各写真には、薄っすらと或いは黒い点で砲弾が写っています
お暇な方は探してみてください

迫撃砲部隊も負けじと
砲弾を落とし込む
11-04 (2)

発射
11-04 (1)
迫撃砲弾の方が初速が遅い筈ののですが、写りません
どうも、近くに寄り(アップし)過ぎて、写し込めなかったようです
次回(が有れば)、気を付けて撮ってみます。

だんちゃ~く、今!
敵上空で砲弾が炸裂する曳火射撃
鉄の雨を、敵陣に降らせます
11-05.jpg
砲弾の破片による土煙にご注目

突撃支援射撃にひるんだ敵
このチャンスに90式戦車中隊(実際は2班の4両)が突入、射撃を行う
射つ
11-07 (1)

射つ
11-07 (2)

そして射つ
11-07 (3)
雨が降っていると、衝撃波の見え方が中途半端じゃありません

戦果拡張の突入を待つ
MCVと89式
11-08.jpg
これからは、こういう光景が駐屯地祭等で観られるようになるんでしょうね

こちらも、突入を待つ戦闘ヘリ
11-09.jpg
焦る馬(戦闘ヘリ)の手綱を曳いているって感じ

突入!
11-10.jpg

突入部隊を援護するため、発煙弾を発射
11-11.jpg

そして、状況終了
11-12.jpg
長い長い「富士総合火力演習」の報告
最後まで、ご覧になってくださり
誠に有難うございます。
今年の大きな特徴は
水陸機動団戦闘上陸大隊の参加
そして、なんと言ってもMCV(16式機動戦闘車)が主役に躍り出たこと
来年の富士総合火力演習には
これらに加えて
戦車協同隊が偵察教導隊および第1機甲教育隊と統合する機甲教導連隊が
どの様な編成で参加するのか
また、防衛装備庁で試験中の装輪155mm榴弾砲が
実弾射撃は無理としても、装備品展示で出てくるのか
等々、楽しみな事が多いです。
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  1. 2018/10/12(金) 14:36:52|
  2. 陸上自衛隊
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艦番号5104「わかさ」来る

平成30年10月4日(水)16時10分
警備所観測窓より、艦番号5104「わかさ」発見
急いで警備犬を連れ、A観測ポイントへ向かう。
ということで、平成30年度 富士総合火力演習 後段編『中畑島を奪回せよ』は
ちょっとお休みします。
DSCN0433_201810041357422d5.jpg
「わかさ」は、海洋業務・対潜支援群第1海洋観測隊(定係港 横須賀)に所属する海洋観測艦
竣工が昭和61年(1986年)艦齢が32年となるお婆さんですが
平成27年に艦齢延伸工事を行い、大分若返りました。
艦首のシーブとガントリークレーンが特徴の可愛らしい艦です。

艦尾近くに11m作業艇が付けられ、後甲板に隊員が集合しています
DSCN0437.jpg
う~ん、白ヘルにカポック?
これは、11m作業艇を使って、何か訓練をしていたようです。
白ヘルの隊員の皆さんは若い方ばかり
左の幹部(紺色作業服)から、訓練の講評を聞いているのでしょうか?
もう少し早く来れば、訓練の様子が見ることが出来たのに、残念

カポックの一団が船内に消えても、作業艇の乗員が「わかさ」に乗り移りません
しばらく見ていると、私服の隊員が表れて来ました。
これは、隊員の皆さん、上陸するんですね
DSCN0489_2018100413574570b.jpg
私服に着替えた隊員は、腕章を付けた当直?士官(紺色作業服)と楽しそうに話をしています
他にも腕章を付けた隊員(水色作業服)がいます
彼らは、当直当番(海士)、・当直海曹(3曹・2曹)、・当直警衛海曹(1曹・曹長クラス)の方だと思われます
残念ながら、腕章による細かい判別は分かりません。

上陸組の皆さん、続々と作業艇に乗り組みます。
DSCN0496_201810041357465ca.jpg
舷梯から作業艇に乗り移ろうとしているお二人は、WAVEさんですね。

さあ、どんどん乗って
DSCN0507.jpg
上陸時に、作業艇や内火艇に乗る順番は
階級が低い隊員から乗り、上の方は後から乗る
と聞いた覚えが有ります。
WAVEさんが、最初に乗ったのは、きっとレディーファーストだと思います。

よっこらしょっと、舫いを解いで
DSCN0547.jpg
無理にズーミングすると、やっぱりボケてしまいます。
なんせ手持ち、且つ警備犬が不満げにリードを引っ張っている状態での撮影
この辺が限度です。

さあ、出発
DSCN0582.jpg
バウマン、カッコいいです、一度やってみたい。
艇長は腕まくりしてやる気満々!

作業艇は、一路、海上自衛隊御用達岸壁へ向かいます
DSCN0621.jpg
皆さん、陸に上がって、ゆっくり飲んでください。
一度、居酒屋でWAVEさんを拝見したことが有ります
かなり、お強い方々でした
なお、写真に白い線が入っていますが
これは、釣り糸です、念のため

10月4日(木)07時14分
沖からの風「わかさ」は、昨夕とは逆方向を向いています。
DSCN0625.jpg
早めに身支度をし、Aポイントへ
行こうと思ったのですが、艦首に隊員が出ています
DSCN0636.jpg
これは、揚錨して出港
Aポイントへ行く時間は無さそうです
警備所から狙うことに決定

自衛艦旗の掲揚はと、艦尾を観る
DSCN0656.jpg
隊員の皆さん、ミーティングをしているようです
まだ、揚錨作業までは時間が有りそう
この間に、洗面を済ませます
海を望む立地の特権ですね
でも、海が荒れると、車は波しぶきの塩で真っ白になりますが

洗面を済ませ「わかさ」を観る
隊員が錨見台から錨鎖の様子を観ています
そろそろ、揚錨作業に入るか
DSCN0663.jpg
やはり艦齢32歳ともなると、痩せ馬現象が目立ちます

おや、まだ、自衛艦旗掲揚の態勢になっていません
DSCN0674_20181004135800924.jpg
まだ、大丈夫、思い切って、着替えも済ませることに

着替えて「わかさ」、錨鎖を揚げ始めています
DSCN0698_20181004135801368.jpg
シーブやガントリークレーンを設けているため
艦首の甲板が張り出しているので
錨見台も長く、錨鎖を窺う隊員も二人です
そして、右舷に錨鎖が出ているので
示錨桿は、艦橋に緑の面を示しています

海底に横たわっていた錨鎖が揚がって来たらしく
泥を落とすため、ホースで海水をジャンジャン掛けています
DSCN0733.jpg
錨見台からも、海水を掛けています
二人目の隊員は、海水を掛けるために居たんですね

艦橋には揚錨作業を見学する隊員が
DSCN0749_20181004135804e80.jpg
作業服の色からすると幹部
8月の移動で「わかさ」に配属された幹部の方でしょうか

艦尾でも、自衛艦旗掲揚の態勢が整いました
DSCN0752.jpg
もう、既に掲揚索に自衛艦旗が結ばれているようです

錨鎖を引き揚げるにつれて、艦の方向が変わります
艦尾では掲揚に備えて、緊張感が
DSCN0760.jpg

同日07時45分
出港!自衛艦旗の掲揚です
DSCN0764.jpg
おっと、引っ掛ったかな?

揚がりましたが、風に煽られ
DSCN0767.jpg
掲揚索を引っ張り
無事、揚がりました
DSCN0784.jpg

「わかさ」は沖に向けて出て行きます
DSCN0811_2018100413591908b.jpg
煙突からの煙が白いようですが、大丈夫なんでしょうか

艦は走り出しても、艦首では揚錨作業が続きます
錨が課を見せ
DSCN0851.jpg

ホースパイプに引き込まれて行きます
DSCN0862.jpg
「わかさ」も、だんだん速力を上げ

相模湾へと消えて行きます
DSCN0915.jpg
年に一度姿を見せるかどうかの「わかさ」
海洋観測艦と言う任務の為
一航海の期間も長く
その行動も明らかにされていないそうです
隊員の皆さん、地味ですが重要なお仕事です
お体に気を付けて、また、来港して下さい





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  1. 2018/10/05(金) 13:22:05|
  2. 海上自衛隊
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平成30年度 富士総合火力演習 後段編『中畑島を奪回せよ-その3』

この記事を読まれる方へ
後段演習編は、陸上自衛隊のストーリーをリスペクトしつつ
前段演習及び点検射撃での特科や普通科等の画像を取り入れ
あれこれ、アレンジした仮想戦記とお考えください。
題して『中畑島を奪回せよ』です。
実際の後段演習とは異なりますが、荒筋はそうは外れていないつもり・・・
だったのですが、だんだん、外れてきましたので、ご承知置きください。
なお、誘導弾、特科部隊及び狙撃等の写真については
前段演習、または、点検射時の映像を使用しています。

即応機動部隊が空港を確保、水陸機動団により沿岸部を広範囲に地域確保
両地域を利用し、主力部隊の富士教導団が機動展開します。
二段山、三段山の状況を確認するために
偵察小隊のオート班がやって来ます。
8-41.jpg
今年も、ジャンプします。そして、ジャンプ台の下には、ジャンプの神様のアヒル人形が祀ってあるそうです

敵情を丘の影から窺うオート班隊員
二段山、三段山に敵が展開している事を確認、
DSCN5608_2018092611332832d.jpg

オート班の報告を受けた、情報小隊は87式偵察警戒車で威力偵察を行う。
二段山、三段山に展開する敵に対し、25mm機関砲を射つ
8-42.jpg

これにより、敵は反撃のため戦車を進出させて来る
敵の反応を確認した87式は、直ぐに移動を開始
8-43.jpg
8-43-1.jpg
87式、コロコロした印象の車体で好きです
可愛いのですが、4両揃って射撃・移動すると、それなりに迫力がありますね

移動する87式を援護するため
96式装輪装甲車から01軽対戦車誘導弾を射つ
ドバッと炎を噴射
8-43-2.jpg

射手を守るため炎は直ぐに収まり、フィンが開き始める
8-43-3.jpg
ポンッて感じで誘導弾が飛びだします。(あくまで写真で見た感じです)

フィンが開き、射手から十分離れたところで、両サイドのロケットモーターが噴射
8-43-5.jpg

ロケットモーターの噴射が、上手く射手を避けている
8-43-6.jpg

誘導弾は的戦車を目がけて飛んで行き、的戦車を撃破!
8-43-7.jpg
今回は、真正面で発射してくれたので
誘導弾の発射、飛んで行く過程が良く分かりました
01式は、赤外線画像式で目標を認識、4km/分で飛んで行きます
打ちっ放しが出来るので、96式は発射後、即、移動

戦車を誘導弾で撃破すると同時に、追随する歩兵部隊を迫撃砲で叩く
9-21-1.jpg

120mmMRT瑠弾にて混乱した敵
狙撃班が敵幹部将校を狙い、更に混乱状態に陥れる
8-43-8.jpg

上陸した、我の特科部隊は、進出してきた敵のせん滅を待つ
8-50-01_20180928113326054.jpg
攻撃準備射撃を行うため、展開するタイミングを計っている特科部隊
8-50-02 (2)
迷彩柄の顔が怖い!

混乱しながらも、戦車が詰め寄ってくる
これを迎え撃つMCV
9-00.jpg
撥ねあがる泥水、雨の日の総火演も、また、良し!

105mmライフル砲が火を噴き、徹甲弾が敵戦車を襲う
9-01.jpg

敵弾を避けるため機動しながらの射撃
味方車両と交差しながらの、走行間射撃
9-03.jpg
発射炎の中から、徹甲弾が曳光を曳いて飛ぶ
命中、効果あり
雨のせいか、衝撃波の広がりが凄い
9-04.jpg

敵戦車をせん滅したMCVは、更なる敵の出現に備え特科部隊展開地域左に回り込む
9-13.jpg

敵戦車のせん滅を受け、部隊展開地域に走り込む96式
9-14.jpg
96式も土砂を蹴散らし、見せてくれます。

停車と同時に、地域の安全確保の為、飛び降りる本部隊員
9-16.jpg

99式自走155mm榴弾砲が、機動展開
9-15.jpg
40トンの巨体を支える履帯が泥を撒きあげます
各車両を操縦する隊員の皆さん
きっと意識してステアリング切ってますよ、きっと

155mm榴弾砲FH70も射撃準備に入る
9-17.jpg
う~ん、こうやって見ると、無理やり足を広げさせているようで・・・・・
はい、申し訳ありませんでした。

早くも展開を終えた99式が射つ
9-18.jpg
画面右上の射ち出された砲弾、お分かりになりますか?

FH70は、砲弾を装填
9-19.jpg

射つ!
9-20.jpg
砲口から飛び出した砲弾が、発射炎の中に見えます

9-21.jpg

弾ちゃ~く、今!
9-21-2.jpg
二段山、三段山の敵陣に、砲弾が降り注ぐ
そして、暫くしてから弾着の爆発音が聞こえます

敵対砲迫レーダにより、位置を特定されることを避けるため
攻撃準備射撃終了後は、直ぐに移動
9-22.jpg

FH70は、自力で移動、陣地変換を行う
9-23.jpg

施設小隊障害物処理班は、我の戦車中隊の攻撃路を開設するため
92式地雷処理用ロケットの発射準備にかかる
処理班援護の為、特科部隊が敵陣に発煙弾を射ち込む
9-23-1.jpg

この時、施設小隊が敵戦車を発見
急行するMCV
9-24-1.jpg

走行間射撃で、即座に敵戦車を撃破
9-25.jpg>

そのまま陣地代えを行うMCV
9-25-1.jpg

特科とMCVの援護を受けた地雷処理班は処理用ロケットを発射
ロープに付いた爆薬を爆発させ、その爆圧で敵が敷設した地雷を爆発させ
通とを開設するのです。
爆破!
9-27.jpg
これで、戦車中隊を妨げていた地雷原が処理されました。
申し訳ありません
ロケットの発射の瞬間は見逃してしまいました

さあ、地雷原が開設され
いよいよ、戦車中隊の攻撃が始まります
と、いったところで、次回に続く

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  1. 2018/09/28(金) 14:33:47|
  2. 陸上自衛隊
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平成30年度 富士総合火力演習 後段編『中畑島を奪回せよ-その2』

その2から、読まれる方のために
後段演習編は、陸上自衛隊のストーリーをリスペクトしつつ
前段演習及び点検射撃での特科や普通科等の画像を取り入れ
あれこれ、アレンジした仮想戦記とお考えください。
題して『中畑島を奪回せよ』です。
実際の後段演習とは異なりますが、荒筋はそうは外れていないつもりです。
ただ、余計なストーリーが挿入されていたり
細かい部分が違っていたりしますので、ご承知置きください。


AAVによる上陸で、沿岸部に橋頭保を確保した水陸機動団
更に空中機動により、広範囲な地域を確保すべく
空中機動による水陸機動団の増派を決心

コブラのの援護を受け、先遣小隊のブラックホークが着陸を試みます。
唸る20mm機関砲
8-26.jpg
バラバラと降りそそぐ、空薬莢とリング。
これも後から拾うのでしょうか、気が遠くなりそうです。

敵の掩蔽壕に、20mm機関砲弾が撃ち込まれます。
命中、効果あり
8-26-0.jpg
さすが、3銃身機関砲、曳光弾の数が違います。

コブラの援護で、敵が怯んでいる間に、ブラックホークが進入
8-26-1 (2)
雨で出来た水溜りの泥水を、ダウンうウォッシュが巻揚げます。

水陸機動団の隊員が散開しやすいように、向きを変えてタッチダウン
8-26-1-5.jpg

車輪が、接地すると同時に隊員が飛び出す
8-26-2.jpg

飛びだした隊員は、素早い動きで散開、躊躇なく水溜りの中に伏せる
8-26-3.jpg

先遣小隊、更にコブラの援護を受け
主力の水陸機動団の中隊がチヌークで降着
チヌークの援護のため、再び咆える20mm機関砲
8-26-3-01.jpg
8-26-3-02.jpg
20mm機関砲、遠くから見ると、こんな感じです。
曳光弾の間隔って、結構あるでしょ。

20mm機関砲の援護の元、チヌークが進入
8-26-3-1.jpg
チヌークの向こう側を、曳光弾が飛び抜けます。

堪らず沈黙する敵機関銃陣地(私の命名)
命中、効果あり
8-26-3-03.jpg

敵の機関銃が沈黙、チヌークが着陸
8-26-3-2.jpg
巻揚げる泥水の量が中途半端じゃありません。
チヌークの周りの茶色の靄は巻き上げた泥水!
シート席の前列に座っている人達は、カメラも自分自身も泥だらけ!
もっとも、前列には頭から泥を被って喜ぶ人達はいても
文句を言うような方は居ないと思いますが・・・・

チヌークの援護終えたコブラは、向きを変えて引き揚げます
8-26-3-26-04.jpg
細いです、コブラ
今回、佐賀での事故のためか、アパッチは参加しませんでした。
その代わり、コブラが活躍していました。
でも、そろそろ新しい攻撃ヘリを考えないと、拙いですよね。

主力中隊の高機動車を誘導するロードマスター
先に飛び降りた隊員は、泥の中で89式小銃を構え周囲を警戒
8-26-4.jpg
ロードマスター、カッコいいですよね
これじゃ、実戦だと撃たれちゃう可能性大ですけど

主力の中隊は高機動車で直ぐに移動
援護の隊員も飛び乗る
8-26-5.jpg
良いですね。
陸上自衛隊も、こういう一連の動作がさまになって来ました。

続いて、120mm迫撃砲を展開、敵が陣地を構える二段山、三段山を砲撃
先ず、チヌークの後ろの扉から援護の隊員が走り出る
8-27-1 (2)(※前)
※前――前段演習の映像を利用しています(以後、同様)

隊員が周囲を警戒する中
ロードマスターの誘導で、高機動車が120mmRTを引きだす
8-27-1.jpg(※前)
8-27-2.jpg(※前)

二段山、三段山から死角になる丘の後ろを目指す
8-27-3.jpg(※前)


射撃準備が整い、砲撃に入る120mmRT
120mmMRT砲弾を持ちあげ、砲口に装填(落とし込む)
8-27-4.jpg(※前)

発射
8-27-5.jpg(※前)
8-27-6.jpg(※前)
発射時の衝撃波で、迫撃砲周囲の地面から土埃が起ちます。

砲弾が飛び出した?
8-27-7.jpg(※前)
残念ながら、これは砲弾下部の棒状の部分
この周囲に、リング状の増加装薬が付いていました

弾ちゃ~く、今!
8-27-8.jpg※前)
効果あり、射撃止め
即、緯度します。

敵も負けてはいません。
AAVに対して火力攻撃を行います。
AAVは発煙弾を発射すると同時に、AAV自身からも発煙
敵ミサイル攻撃から、身を隠します。
8-31.jpg
ポンポンという感じで
AAV、右上に白い四角い物が打ち出されました
8-32.jpg

あっと言う間に、煙が広がります
8-33.jpg
8-33-1.jpg

この煙に隠れ、AAVは安全な地区まで移動します
8-34.jpg
今回は、ここまで
本悪的な戦いはこれから、まだまだ続きます。

おまけ

これが、プロ装備?
DSCN6601.jpg
報道陣の区画です。
彼らのプロ装備を写してみました。
カメラ、レンズも凄いのですが
彼らの秘密兵器は、赤丸の中の無線機
これで、どの車両が射つのか聴き、カメラを向けるのだそうです。
やはり、プロは違うと思っていたら
シート席最前列に陣取り写真を撮っている方々も
無線を聴きながら、写真を撮っているとのこと。
撮り自(撮り自衛隊ファン)、恐るべし!








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  1. 2018/09/21(金) 08:48:32|
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平成30年度 富士総合火力演習 後段編『中畑島を奪回せよ-その1』

台風21号、そして北海道地震
被災された皆様、心よりお見舞い申し上げます。
また、災害救助に向かわれた自衛隊をはじめとする関係諸機関
及びボランティアの皆さま、本当にありがとうございます。

平成30年度 富士総合火力演習 その1 の続きです。
しかし、前段演習のその2は止めて、後段演習に入ります。
後段演習は、陸上自衛隊ののストーリーをリスペクトしつつ
前段演習での特科や普通科等の画像を取り入れ
あれこれ、アレンジした仮想戦記とお考えください。
題して『中畑島を奪回せよ』です。
実際の後段演習とは異なりますが、荒筋はそうは外れていないつもりです。
ただ、余計なストーリーが挿入されていたり
細かい部分が違っていたりしますので、ご承知置きください。

では、その1を
20○○年8月初め
我は、南西諸島の中畑島(総火演の会場が中畑地区)に某国の上陸有りとの情報を得た。
そのため、同島に即応機動連隊を事前配備。

20○○年8月23日11時15分 状況開始例によってクリックしてね!
某国艦体より、多数の上陸用舟艇が発進し、中畑島の海岸線を目指して来る。
事前配備された即応機動連隊は、中距離多目的誘導弾で敵舟艇を叩く!
7-01.jpg
敵にかなりの打撃を与えたものの、多くの敵部隊が上陸。

このため陸海空統合本部は、F-2よる爆撃を決心
先ず、陸所自衛隊の新電磁防衛システムNEWSにより電磁スペクトラム作戦を実施、電磁優勢を確保
その後、敵対空火器を遠距離から爆撃可能なレーザー誘導爆弾JDAMで攻撃を行う。
上陸した敵対空火器に、レーザーを照射する火器誘導誘導班
7-02.jpg
レーザーの照射器が黄色なのはちょっと
これじゃ、なんとなく測量している感じ
迷彩柄に塗るか、カモフラージュネットを被せて欲しいです。

レーザーに誘導されたJADMが、見事、敵対空火器をヒット
7-04.jpg
残念ながら、雨が降り、雲底も低いためF-2は雲の上を飛んでいるだけ。
空挺降下もP-1の飛行も、悪天候のためありませんでした。

敵対空火器を潰したF-2は、通常爆弾で海岸線の敵橋頭保を爆撃
7-05.jpg

敵は爆撃にもめげず、装甲車両を前進させます。
迎え撃つMCV(16式機動戦闘車)、徹甲弾を放つ!
8-01.jpg
8-02.jpg
連続する105mmライフル砲の射撃音、痺れます。
74式が出ないけど、ちょっと赦しちゃおうかなと・・・

敵装甲車両を撃破したのですが、さらに強力な敵が上陸。
二段山、三段山を確保します。
そのため、MCVは一旦退きます。(一方、即応機動連隊は、中畑空港の奪回に成功しました)
8-03.jpg
富士総火演、今年は後段演習のシナリオを大幅に変えて来ました。
これからが楽しみです。

敵の増強を知った我は、水陸機動団による奪回を図ります。
先ず、上陸して来たのは情報小隊
8-04.jpg

素早く、ゴムボートを隠蔽します。
8-05.jpg
本物の水陸機動団です。
プログラムによると「水陸機動団戦闘上陸大隊」の皆さんが参加しています。
しかし、本当にゴムボートを持って出て来たのにはビックリ!

情報小隊を誘導するのは、先に水中から潜行(先行?)していた要員(ジャングルハット)
8-06.jpg
この要員、米海兵隊のフォース・リーコンに相当するのでしょうか?

お互いを援護しつつ、海岸奥の茂みに隠れ敵情を探ります。
8-07 (2)
8-07.jpg

情報小隊は、本区域沿岸部に敵が居ない事を確認
水陸機動団がAAV及びヘリによる機動展開を実施します。
AAVの上陸前に、海自及び空自に二段山及び三段山への着上陸事前射撃を要請
  海自の艦砲射撃は、特科部隊が代行(写真撮り損ねました)
  空自F-2の爆撃は、スクリーン上のみ

AAVが波を蹴立てて海岸線を目指します。
8-21.jpg
8-22-1.jpg
ここは、まだ海上、AAVも波除板上げて航行しています。
しかし、惜しいかな波が見えません(>_<)

AAVが40mm自動敵弾銃で、二段山、三段山より、沿岸に進出してきた敵を攻撃します。
赤旗(実包装填済み)を掲げた1台が勢い良く沿岸部奥を目指します。
8-22-2_201809111344505d8.jpg

射撃開始!?
8-22-2-1.jpg
アッと、オレンジ旗が揚がってしまいました。
これは、自動敵弾銃が故障したという合図!

仕方がりません。
ここでは、前段演習に於いて40mm自動敵弾銃を射撃した96式装輪装甲車に、代役として出てもらいましょう。
8-22-3 (2)(※前)
※前段演習の模様を示します(以下同様)


射撃j準備OKです。

射て!
8-22-3.jpg(※前)

命中、効果あり!
8-22-4.jpg>(※前)

この間、水陸機動団の隊員が下車
8-23-1 (2)

激しいスコールにも拘らず、泥水など躊躇せず展開して伏せます
8-23-2.jpg
左から3人目の隊員が、見慣れない兵器を持っています。
これは、M6C-210(60mm迫撃砲)ですね。
残念ながら、実弾の発射はありませんでした。

敵の軽戦車が進出、84mm無反動砲で迎え撃ちます
軽戦車を撃破する前に
護衛に付いている敵歩兵を、榴弾の曳火射撃(空中で爆発させる)で叩きます。
8-23-3.jpg(※前)

間を置かず、対戦車榴弾を発射
8-23-5.jpg>(※前)
84mm無反動砲、結構、バック・ブラストが出るんですね。
これでは、射撃後、直ぐに位置を変えなくては

敵軽戦車に向け、一直線に飛んで行く対戦車榴弾
8-23-6.jpg>(※前)

命中、効果あり!
8-23-7.jpg>(※前)

二段山の敵陣より、敵歩兵部隊が我が上陸部隊左側面を狙い迂回してきました。
これを殲滅すべく、指向性散弾で迎え撃ちます
8-23-8.jpg>(※前)

敵1個小隊が殲滅、被害の大きさに驚いた敵部隊は二段山に退却し始めます。
8-23-9.jpg>(※前)
指向性散弾、凄い威力です。
それもその筈、42.0cm×25.0cm 重さ24kg(器などに取り付ける軽い物は10.3kg)もあります。
クレイモアが21.6cm、1.6kgの比べると、大きいですもん。
威力はありますが、擬装も含めて仕掛けるのが大変そうです。

AAVは退却する敵に、更に12.7mm機銃をお見舞します。
8-25-0.jpg

命中、効果あり!
8-25-1.jpg
曳光弾が、光の尾を引いて敵を襲います。
今回は、ここまで
まだまだ続きます。




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  1. 2018/09/13(木) 10:45:28|
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第1練習隊(「しまゆき」「せとゆき」)+「てんりゅう」

先ず、最初に訂正を
8月24日にアップしました
「いずも」いずも」そして「いずも」その3で
格納庫内の自転車は、同所で使用する主旨の記事をアップしました。
しかし、自転車は格納庫内では使用せず
基地内(陸上)で使用するためのものとの
ご指摘が関係者の方からありました。
適当な推測で記事を書き、誠に申し訳ありませんでした。
そして、適切なご指摘、ありがとうございました。
今後も、よろしくお願いいたします。

平成30年8月28日(火)15時39分
総火演の疲れも取れないまま、月一回の病院通い
海岸線を車で走っていると
沖に「ゆき」型の練習艦2隻と、訓練支援艦1隻が錨泊
病院行きは後回し、通り道沿いの観測点Yポイントへ車を突っ込む
連結画像-1
2枚の写真を繋いだので、中央で歪んでいますが、ご勘弁を。
向かって、左から訓練支援艦 ATS-4203「てんりゅう」
DSCN7585_2018083117304746d.jpg
中央が練習艦 TV-3518「せとゆき」
DSCN7586.jpg
その右が TV-3513「しまゆき」
DSCN7681.jpg
呉の第1練習隊の「ゆき」型2隻と訓練支援艦「てんりゅう」である。
でも、何故、警備所の担当海域に来たのであろうか。
疑問を感じつつも、観測を続ける。

T島を遠くにみながら「てんりゅう」の11m作業艇が、本港から戻って来ます。
DSCN7653_20180831173049282.jpg
これは、乗員(若しくは、学生)の上陸有り?
Yポイントに一番近い「せとゆき」を見ると
DSCN7719_20180831173052e0f.jpg
ヘリ甲板に、隊員が集まっている。
上陸前の、注意事項を聴いているよです。
私服を着た隊員が上陸組、作業着の隊員はお留守番です。
艦尾には、改7.9m内火艇2艇が繋がれています。
「ゆき」型は、第2甲板の乾舷が低いので、舷梯を利用せず艦尾から乗り移るのでしょう。
「ゆき」型の場合は、シースパロー発射機の有る甲板が第1甲板
ヘリ甲板が01甲板となります。

注意事項の伝達が終わり、第1甲板へ降りる隊員
DSCN7729.jpg

更に第2甲板から、内火艇へ
DSCN7731_2018083117305586c.jpg
「ゆき」クラスは、艦尾にステップが付いているので
これを利用して、昇降するのでしょう。
それにしても、こんなに低い第2甲板の乾舷
荒天時に追波が軽質油缶(オレンジのタンク)等を攫っていかないんだろうか。

「てんりゅう」のヘリ甲板も覗いてみましょう
DSCN7762.jpg
11m作業艇が戻って来るのを待っているようです。
私服の隊員の皆さんを見ると
「私服でも上着の裾は、必ずズボンの中に入れる」と言うのは
もう、都市伝説になっちゃた様ですね。
それから、隊員同士で町を歩く時もいつの間にか歩調が揃っている
というのも、私は見かけません。
皆さん、ごく普通に歩いています。
まあ、これらの事が自衛艦の奥様が描いた漫画で評判になったので
皆さん、意識して、裾を出し歩調を合わせないようにして歩いているのかもしれません。
さあ、この辺で撮影を諦め、病院へ行かなくては・・・・・

同日17時20分
病院での診察を終え、「せつゆき」に近いAポイントへ移動
DSCN7907_201808311730588bc.jpg
17時を過ぎると、仕事も終えたのか
当直以外の隊員?が、ゆったりした時間を過ごしている。
中には、釣竿を延ばし「F作業※」を勤しむ隊員も・・・・
※Fishingの事です。釣った後の処理は、私は深く追求しません。
もう少し、写真をと思っていたのですが
靄がだんだん酷くなって来たので、明朝に期待して引き揚げです。

8月29日04時58分
夏季、早朝パトロールで、まだ眠る第1訓練隊艦隊を
DSCN8038.jpg
近くで、起床ラッパを聴きたいところですが
06時00分までは、時間が有り過ぎ。
警備犬を引き連れ、パトロールを続けます。

同日07時53分 Aポイント
この時間、狙うは自衛艦旗の掲揚
小雨がちらつく中、車でAポイントに進出
DSCN8130_20180831173101256.jpg
低く雲が垂れこめる中、3隻の軍艦、もとい、自衛艦が・・・・
この重苦しい感じ、これはこれで、良いな~と思いつつ近くから
「しまゆき」
DSCN8132.jpg
「せとゆき」
DSCN8133_20180831173104223.jpg
「てんりゅう」
DSCN8134.jpg
遠くになるほど、靄がこくなりますが
既に、ヘリ甲板には隊員が集合しているのが分かります。
今回は、一番手前の「しまゆき」を中心に、自衛艦旗の掲揚をお送りします。
DSCN8181.jpg
「ゆき」型の、艦尾旗竿は第2甲板にあるのですね。
隊員が白の制服の上にトレンチコート?を着用して、掲揚に備えています。
ヘリ甲板では、艦長?を先頭に隊員が整列
艦首では、艦首旗(日章旗)を揚げる準備
DSCN8168.jpg

同日08時00分
自衛艦旗掲揚
DSCN8201_20180831173111966.jpg
ラッパ「君が代」の音と共に、粛々と自衛艦旗が掲揚されます。
ヘリ甲板では、全員、自衛艦旗に敬礼!
DSCN8210.jpg
艦首では、艦首旗(日章旗)が掲揚されます。
DSCN8222.jpg

同日08時02分「しまゆき」
自衛艦旗が揚がったところで、皆さん散会
DSCN8224.jpg
私も一旦引き揚げ、11時の出港に備えます。

同日10時42分 揚錨鎖作業
出港のための揚錨作業はかなり時間が掛かります。
それは、錨鎖をガラガラガラと落として行く投錨作業に比べ
揚錨作業は、重い錨鎖をガタンッガタンッガタンと引き揚げなければならないからです。
もちろん、人力ではなく電動の揚錨機(ケーブルホルダー)で巻き上げるのですが。
なんと言っても、錨鎖は重いし、海底で付いた泥を落としながら引き揚げますから。
DSCN8336_201808311731586ca.jpg
各艦は、既に揚錨作業に入っています。
錨鎖を引き揚げているので、同じ方向を向いています。
という事は、昨日は同じ方向に錨鎖を落として、錨泊したという事。
さすが、海上自衛隊、投錨の方向も揃えています。
では、「しまゆき」
DSCN8337.jpg
錨鎖に着いた泥を落とすための、放水が始まっています。

「せとゆき」
DSCN8338.jpg
「せとゆき」は、まだ、放水が始まっていません。

「てんりゅう」
DSCN8339.jpg
「てんりゅう」も、放水しています。
「せとゆき」、少し作業が遅れているのか?

また、近くの「しまゆき」を中心にお送りします。
ガンガンと揚錨作業中の「しまゆき」艦首
DSCN8346.jpg
錨鎖に掛けられた海水が茶色に変色、かなり泥が付着しているようです。
そして、艦首旗(日章旗)には、降ろし方の隊員がまだ付いていません。
錨が海底を離れるのには、今しばらく掛かりそうです。

艦橋の上から、艦首での揚錨作業を見学する学生?さん達
DSCN8353.jpg
しかし、いったいどこの学生さん達だろうか?
「てんりゅう」が加わっているという事は、対空戦闘訓練を行っていた、若しくは、これから行う?
という事は、砲雷科関係の教育も行っている呉の第1術科学校の生徒さん達ではないだろうか。
なんと言っても「てんりゅう」は、同時に4機の標的機の運用が可能ですから。

他の艦も、同じように艦橋の上から揚錨鎖作業を見学しています。
「せとゆき」
DSCN8383_2018083117321395d.jpg

「てんりゅう」
DSCN8387.jpg

ここで、ちょっと気になるのは、この3隻の艦隊の旗艦はどの艦ということ
望遠効かして探ったところ、幸運な事に一番近い「しまゆき」に、隊司令旗(甲)が揚がっていました。
DSCN8397.jpg

おや、海水が止まってしまった!?
DSCN8415.jpg
先程まで、ホースから勢いよく出ていた海水が止まってしまいました。
日章旗の降下係の隊員を含めた皆さんが、艦橋の様子を窺っています。
この時、出港の合図のラッパの音を聴いたと思うんですが・・・

出た!
DSCN8425.jpg
まだ、日章旗がおりません。

降りました。
DSCN8466.jpg
良く見ると、日章旗を降ろした隊員さんはWAVEさんですね。
作業帽の後ろから、お団子にした髪の毛が見えます。
日章旗を小脇に抱え、揚旗索から旗の金具を外そうとしているようです。

WAVEさんは、日章旗を持って艦内へ
DSCN8469.jpg
艦首旗竿では、上官の海曹?さんが、ちゃんと揚旗索を始末して行ったかチェック?

いよいよ錨が揚がって、ホースパイプに引き込まれます。
DSCN8503.jpg
錨の泥落とすため、丁寧に海水が掛けられます。
そして、この時はもう「しまゆき」は走り始めています。

艦尾を見ると
DSCN8542.jpg
回転を上げたスクリューで、白く波が立っています。

艦体の出港
先ずは、旗艦の「しまゆき」が出て行きます。
DSCN8550.jpg

続いて「せとゆき」
DSCN8596.jpg

「しまゆき」のマストには、速力信号標が揚がっています。
DSCN8598_20180831173301c8d.jpg
速力信号標  マストの左右の両端の索に吊り下げられた細長い籠の様なもの、揚げ方で艦体行動時に後続の艦に速力を示す
この揚げ方だと原速かな?もちろん「せとゆき」も揚げていました。

最後に「てんりゅう」が出港
DSCN8657.jpg
去って行く方向からすると、三浦半島の先をかわして横須賀に入るのでしょう。

今回は、総火演はお休みさせて貰いました。
呉の練習隊が、警備所海域に入るのは
私にとっては始めてなので、先にアップしました。

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  1. 2018/09/06(木) 22:17:52|
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平成30年度 富士総合火力演習 その1

平成30年度 富士総合火力演習の模様を
8月23日(木)学校予行を中心に,、ご報告します。
いつものとおり、演習の内容及び進行等については適当にアレンジしてあります。
したがって、実際の総火演とは異なる点が多々ありますので
その点、ご理解の上、ご覧ください。

今年も来たぞ、総火演!
DSCN5100.jpg
やっと手に入れたシート席のチケットを持って、前日から御殿場入り。
夕食時に入ったレストランで、遠方から総火演に来た方と話が合い
なんと、その方から「余っているから」と、スタンド席のチケットを頂きました。
なんという幸運!こんなことがあるんだ(^O^)/
初めてのスタンド席、狙うは当然、最上段!
で、スタンド席最上段からの眺め
F1-0.jpg
カメラのパノラマ機能で撮って見ました。
おや、富士山(右手の山)に大きな笠雲がかかっています。
これは、拙い!富士に笠雲、雨が降る前兆です。

会場を眺めて、最初に目に付いたのは、この光景
F1-1.jpg
16式機動戦闘車(MCV)と10式戦車が並んでいます。
今年の総火演、主役交代です。
前段演習、後段演習ともMCVと水陸両用車(AAV7)が主役となっていました。
そして、なんと74式戦車はいません。
戦車教導隊第4中隊には74式に変わってMCVが配備されたようです。
あ~、大好きだった74式を見る事が出来ないとは、寂しい!

会場では、演習前の点検射が盛んに行われていました。
点検射を終えて引き揚げるMCV
DSCN3850.jpg
席を確保するのに夢中で、MCVの点検射を見逃したようです。
ちなみに、開場は06時30分、同時に点検射が始まります。

10式の点検射
DSCN3951.jpg
DSCN3952.jpg
心地よい120mm滑腔砲の響き
眠かった目も、バッチリ覚めます!

90式
F1-2.jpg
徹甲弾の曳光と、飛び散ったサボー(装弾筒)が、その両側に見えます。

では、実際の進行とは違いますが
MCV、10式、そして90式の前段演習をお送りします。
MCV小隊第2班の車両が左手から登場、早いスピードで会場に進入
F7-21.jpg
実弾装填済み(赤旗)の主砲、その105mm施線砲(ライフル砲)は既に標的に向けられています。

そのまま、走行間射撃!
F7-22.jpg
F7-23.jpg
場内に響き渡る、甲高いライフル砲の射撃音。
そして、砲身に設けられた多孔式砲口制退器
どのような発射炎になるか、非常に興味がありました。
2重になるんですね、発射炎。

砲煙を残し、右手丘の影へ、地形を利用して陣地占拠、第1班の援護に回ります。
F7-23-1.jpg

第1班、第2班の援護を受け、右手より進入
F7-34.jpg

蛇行間射撃に入ります
F7-24.jpg
F7-24-1.jpg
横方向の射撃だと、反動で車体が傾いてしまうようです。
多分、砲塔のスタビライザーで調整しているんでしょうけど、ちょっと心配。

向きを変え
F7-35.jpg
前輪が大きく、その後ろのタイヤが小さく方向を変え、曲がって行くようです。

そして、左手に走りながら、後方へ向け走行間射撃
F7-36.jpg
F7-37.jpg
F7-37-1.jpg
ところで、お気付きでしょうか?
観客の皆さん、カッパを着始めました。
とうとう、雨が降り出したのです。
私も慌てて、カメラに雨合羽を着せ
続いて、私もカッパを着用。

10式登場
F7-39.jpg
この頃は、大粒の雨がザンザン降りです。


MCVに負けないスピードで会場へ侵入し、走行間射撃
F7-39-1.jpg
雨に濡れた砲塔、衝撃で水が飛び散っています。

蛇行間射撃に入ります
F7-41.jpg
後方の10式が発射した徹甲弾が、曳光剤の尾を引いて左手を飛び抜けます。
左にハンドルを切っているか、右側の履帯に車重が掛かり、盛大に土砂を噴き上げています。
スカートの足掛かりからも、土砂が噴き出す!

そのまま、120mm滑腔砲を射つ
F7-42.jpg
この迫力、やはり戦車は凄い!

更に蛇行を続けます。
F7-42-1.jpg

標的に正対して射つ。
F7-43.jpg
F7-43-1.jpg
履帯の軌跡で、どのように蛇行したのかが分かります。

射撃後、後方へ下がり向きを変えます。
F7-44.jpg

そして、会場左手に退場
退場は、前進しながら後方に向け射つ
F7-44-1.jpg
F7-44-2.jpg

90式登場
例年のとおり、戦車道?から現れます。
F7-45-1.jpg

このズンッズンッズンッズン!といった感じの現れ方が、堪りません!
F7-45.jpg

来たぞ、男の戦車!90式!
F7-45-2.jpg

前進しながらの走行間射撃
F7-45-3.jpg

こちらも、直進しながらの走行間射撃
F7-45-4.jpg
90式は、蛇行間射撃が苦手なのかな?
それとも、10式やMCVに比べると見劣りするので、やらないのでしょうか?

射撃を終えた90式小隊は、見事なフォーメーションで戦線を離脱
F47.jpg
後進して、急制動を掛けたところ
グッと、お尻が沈み込んでいます。
小隊=4両なんですが、1両、画面からはみ出してしまいました。

そして、退場
F7-46.jpg
90式は、走行間の後方への射撃は行いませんでした。
もう、後進している時には、緑の旗(砲弾が装填されていない状態)が揚がっていました。
今回は、ここまで。
最後まで、ありがとうございました。








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  1. 2018/08/30(木) 09:30:10|
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「いずも」「いずも」そして「いずも」 その3

台風12号を憶えていらっしゃいますか?
7月末に日本を逆走して行った台風です。
この問い風が来た時「いずも」は茨木沖に避泊したんだそうです。
その時の事を案内係の隊員さんに訊きました。
もの凄い風と波で、この高い艦首の飛行甲板までが波を被ったとのこと。
DSCN2306.jpg
そして「いずも」は左右に10度づつ、計20度程ローリングしたと言っていました。
艦首が波に突っ込む程の荒波、その中、巨体を大きくローリングさせながら走る勇壮な姿、観たい!
でも、乗艦は・・・・・・・

さて、いずも」の自衛防御兵器としては
先ず、シーRAM11連装近接防御SAM
DSCN3059.jpg
大きさが分かるように、前部エレベーターの操作係の隊員さんに再登場して頂きました。

斜め前から
DSCN2647.jpg
側面に付いているのは、IRセンサーとRFセンサー
IRセンサーは赤外線をセンサー捉えるセンサー
RFセンサーは良く分かりません。高周波を捉えるセンサーらしいのですが・・・

ミサイル発射機のアップ
DSCN2531.jpg
この蓋みたいな物をパカッと開けて、ミサイルを装填するのでしょうか?
ミサイルは最新型のRIM-116Cと言われています。
射程 最大15km、最短400m
飛翔高度 最大8,000m、最小1.5m
ミサイルは撃ちっぱなしで、複数目標に対しても対応できるとのこと。
小型高速船対策にも有効かもしれませんね。

斜め後ろから
DSCN2698.jpg
発射時のブラストを斜め上方に逃がす防御板?があります。

シーRAMで射ち漏らした対艦ミサイルはこれで
DSCN2547_20180820160510885.jpg
台に載ったR2C2の後ろ姿ではありません。(古いギャグで済みません)
ファランクスMk15 20mmCIWS です。
ただし、古いタイプのブロック1A、当然、光学照準器は付いていません(ゆき型からの転用かな?)
ちなみに「かが」には、レドームが灰色の最新型のブロック1B BaseLine2が搭載されています。
「いずも」が造られた時の政権が民○党だったので、予算削られちゃったのでしょうか?
だから、後ろ姿が、なんとなく寂しい?
今度の定期検査時に、是非、最新型に変えて欲しいです!

横から
DSCN2566.jpg
CIWS本体が平らな台座に載っているのが分かります。
その台座は、ゴムのショックアブソーバーを介して下の基台に固定されています。
このゴムですね。
DSCN2573.jpg
ファランクスの射撃時の振動を、これで弱めるのでしょう。
もちろん、シーRAMの台座にもありました。
対艦ミサイル対策、長い射程の発展型シースパローを装備すれば、三段構えの防御が出来て良いと思うのですが。
まあ、予算の関係で無理なんでしょうね。

さて「いずも」の攻撃兵器(と言っていいのかな)は回転翼の航空機SH-60K
DSCN2781_2018082114211882a.jpg


機種の下にはデータリンクの装置
DSCN2794.jpg

そして、FIIR(赤外線監視装置)
DSCN2804_20180820160523f93.jpg

上を観ればメインローターの基部のハブ構造
DSCN2812_20180820160526a08.jpg
ローターを折りたたむため、複雑な構造となっています。

こんな感じにメインローターを折りたたんでいます。
DSCN2837.jpg

特徴あるメインローターブレード端部
DSCN2841.jpg
ブレードのエッジは金属ですが、残りはケプラーか炭素繊維で出来ているようですね。
ローター端部を支える器具が、優しくそっと掴んでいるって感じ。

操縦席
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液晶パネルで覆われていて、正にグラスコックピットです。
UH-1JやCH-47JAとは随分違います。

警戒監視用のドア・ガン(74式車載機関銃)と ディッピング・ソナー
DSCN2860.jpg
ディッピング・ソナーは機体下の孔から海面下まで下ろして、潜水艦を探します。

74式のアップ
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74式機関銃、あまり評判良くないらしい。
昔から、日本は機関銃作るのが得意じゃなかったけど・・・・

ディッピング・ソナーのアップ
DSCN2854.jpg

磁気探査装置(MAD)
DSCN2870.jpg
海面下の潜水艦(鉄の塊)を磁気の乱れから探し出します。

ミサイル警報装置(MWS)
DSCN2883.jpg
機首にも二つ付いていました。
機体の前後左右、4か所に配置してあり、飛んでくるミサイルを光学センサーで感知して操縦士に知らせるとのこと。
見た感じでは、レーダーも付いているんじゃないかと思います。

チャフ/フレア・ディスペンサー(CMD)
DSCN2892.jpg
ミサイル警報が出たら、このディスペンサーからチャフやフレアを射出
ミサイルのシーカーを欺瞞して、なんとか逃げのびるのです。

下に降りて、格納庫(第5甲板)のH60-K、あれ~?
DSCN3270_201808201607168b8.jpg
顔が飛行甲板の機体の物と違う
こちらは先程の飛行甲板のSH-60K
DSCN2807.jpg
ね、違うでしょ。
どうやら、格納庫のヘリはSH-60Jみたいです。
写真を撮っている時はSH-60Kだと思っていました。
SH-60Jだと分かっていたら、もっと詳しく撮っていたのに!

対戦魚雷MK-46 MOD5(ダミー)
DSCN3277.jpg


SH-60Jの機体に描かれていた「いずも」のマスコットキャラクター?
DSCN3286.jpg
ハート型に組まれた手が可愛い?

格納庫で見つけた自転車
DSCN3220.jpg
格納庫、広いですから、自転車が必要になるのでしょう。
ちゃんとヘルメットが、前の籠に入っています。
そう、格納庫の床も飛行甲板と同じ滑り止め塗装が施されています。
転ぶと危ないですから。
訂正いたします。
これらの自転車は、基地内の良同時に使うもので
艦内では使用しないとのことです。
関係者の方から、ご指摘がありました。
ご指摘、ありがとうございました。


カボック入れ
DSCN3225.jpg

防火シャッタ操作箱
DSCN3258_2018082016071475e.jpg
火災発生時、第1格納庫と第2格納庫を防火シャッタで区切ります。

火災報知機 その隣は?
DSCN3253.jpg
やはり、隠すべきものは、隠すのですね。

では、これはなんでしょうか。
乗組員の風呂場の貴重品入れ?
DSCN3318.jpg
いいえ、これは携帯電話入れです。
海上自衛官の彼氏・彼女がいる「あなた」
突然連絡が撮れなくなった時、彼氏・彼女の携帯電話は
艦内各所に設置されている、この携帯電話入れに入っているので安心してください。

3時間近くいた「いずも」艦内、さすがに降りる事にしました。
外に出て、艦尾方向に歩いて行くと第2エレベーターが目に付きます。
DSCN3410.jpg
大きいです。
覗きこむと、こ~んなに大きな開口部
DSCN3388.jpg
船体の補強もガッチリしてある事でしょう。
デッキサイド式のエレベーターが一箇所なのは
お金の問題があるのかもしれませんね。

後方からの「いずも」
DSCN3508.jpg

左舷スポンソンのシーRAM
DSCN3479_20180820160753ac2.jpg

右舷スポンソンのCIWS
DSCN3477.jpg
早く、ブロック1B BaseLine2にしましょうね。

艦尾中央部の12.7mm単装機銃の架台
DSCN3474_20180820160750815.jpg
カバーされていますが、分かりますか?
小型船対策なら、20mmか25mmの単装機銃が欲しいところだと思います。
12.7mmでは、ストッピングパワーが足りないんじゃないかと。

「いずも」最後は、やはりこれ
自衛艦旗
DSCN3428.jpg
降りたら、やっと風が吹いてきたようです。
最後までありがとうございました。

おまけ
航空自衛隊浜松基地から来た 高射教導群の地対空誘導弾ペトリオット
DSCN3357_20180821164938e9d.jpg
左がPACKⅢ、右がPACKⅠ
DSCN3336.jpg
このほか、板妻駐屯地から第34普通科連隊の軽装甲機動車も展示してあり
とっても、得した気分でした。










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  1. 2018/08/24(金) 18:02:00|
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「いずも」「いずも」そして「いずも」 その2

最初に、訂正とお詫び
その1で「いずも」の速度計は隠されていると書きましたが
艦橋正面窓の上に設置されているとの、ご指摘が有りました。
五つ並んだメーターの右横に設けられている黒いメーターが速度計だそうです。
これは、先日、来港した「水中処分母船3号」の速度計
DSCN3644_20180817111218da7.jpg
「いずも」の速度計は撮りそこなったので、参考のため載せました。
「3号」の速度計は白色でした。


では、アイランド後部の航空管制室を
アイランド後方から
DSCN3157_201808171215450d3.jpg
この出ている処が、航空管制室の心臓部
DSCN3159.jpg
ここからだと、航空甲板の艦首側から艦尾側まで、見渡す事が出来ます。

中へ入って見ましょう
第一印象は、艦橋と同じく狭いなというものでした。
DSCN3534_2018081712173503c.jpg
一番高い席が、飛行長(AirBoss)の席、見晴らし良さそうです。
その手前、画面左端の台の中央付近
天井の白いエアダクトが写って見難いですが
03という数字が白いマーキングペンで書いてあります。
この台、航空機の配置を書くもの
飛行甲板である第1甲板と格納庫の床となる第5日甲板の配置図が白線で書いてあります。
おそらく、この白線とマーキングペン、夜間は蛍光ライトで発光するものと思われます。
ここで、発着艦するヘリの艦上での動きを管制するのでしょう。
米空母だと大きな台に書かれた配置図に、航空機の模型を置いて管制するとのことですが。
「いずも」はブラックボードに航空機の機体番号を記入しているようです。

さて、飛行長の前には
発着艦管制官と飛行甲板管制官が陣取ります。
DSCN3537_2018081712173654b.jpg
二人の管制官の間に在る物は通信機
航空機や発着員と無線や有線でやり取りしなくてはなりませんから。

全体の配置は、こんな感じ
DSCN3561_201808171217291d6.jpg
艦橋もそうでしたが、兎に角TVモニターの数が多いです。
そして、アイランドや飛行甲板周囲には数多くのTVカメラが設置されています。

航空管制室から艦首方向
DSCN3538_2018081712173877f.jpg
幾ら出っ張っていても、アイランドで視界が妨げられます。
これを補うのはTVカメラでの映像なんでしょう。

艦尾方向
DSCN3542_201808171217391ea.jpg
これはもう、後部エレベーター(第2エレベーター)を含めて、全部見渡せます。

そろそろ下に降りて、アイランドを観てみましょう。
マスト揚げられた旗旈信号
DSCN3163_20180817121732537.jpg
意味が分かりますか?
アルファベットでWELL COME と揚げてあるのです。
一番上がW旗、E旗・・・・・・一番下もE旗といった具合です。
あれ、L旗が一つ足りないようですが、良いんでしょうきっと。

煙突のガスタービン排気管のIR対策(赤外線対策)
DSCN3169_20180817121733f82.jpg
黒く練られた部分の多くの散水管から海水を噴霧し
排気管出口を冷やすと同時にガス―タービンからの排気温度を下げるものと思われます。
ガスタービンエンジンって、ご存じのとおり時ジェットエンジンですがら
排気温度も量も、半端じゃないんでしょう。

アイランドの飛行甲板側側面後方
DSCN3029.jpg
手前から発着員待機室、艦尾側が第1ソノブイ庫の扉です

第1ソノブイ扉
DSCN3011.jpg
扉上部のXを丸で囲ったものは、艦内閉鎖標識で
Xは航海中、停泊中いずれの場いいでも常に閉鎖または停止すべきもの
丸で囲むと、①警報が鳴った時 ②戦闘配置付くため出入りする時
③戦闘中弾薬を運搬する時 ④重要機器を操作するため出入りする時
以上①~④場合は、乗艦の許可なく開く事が出来る、という意味です。
おとお、開いたら、直ぐ締めなくてはいけませんよ。
その下の青いプレートは扉を整備する部署と閉鎖を責任もってする部署名が書かれています。

アイランドの飛行甲板側側面前方
DSCN3039.jpg
倉庫等の扉が有ります。
変わったところでは、一番手前の扉、エアロックです。
DSCN3041_20180817142059a7a.jpg
放射能や化学部室で汚染された時、この扉から入り
中で、シャワーを浴びたり防護服を抜いで除染後
一般区画に入るのです。
普通の護衛艦だと、へり格納庫が有る後部から入り
風呂場で除染して、一派区画に入るのだとか

飛行甲板 艦首から後方に向かって
DSCN3094.jpg
艦尾から艦首
DSCN3138_20180817121544640.jpg
ただただ、広いです。
こうなると、一度、ミニッツ級の空母に乗って見たい!

飛行甲板の外周には境界燈が設置され、夜間発着のヘリにその外周を示す。
DSCN2610.jpg
DSCN2609.jpg

また、飛行甲板のヘリが発着艦を行う左舷側には
甲板照射燈が設置されるとともに、ヘリが万一スキッドして
海面に落下しない様角型の鋼材にてガードしている。
DSCN2622_2018081712114281a.jpg
甲板照射燈を囲む鋼板の厚さも、中途半端じゃありません。
その外側がカットウォーク、ライフラフトが並んでいます。
その一角にこんな注意書きが
DSCN2628.jpg
総員退艦ではなくて、総員離艦と言うのですね。
帝国海軍軍人だった父から、船が沈む時はこうすべし、と言われた内容がそのまま書いてあります。
この注意書きも、帝国海軍からの伝統でしょうか。

これが眼環
DSCN2519.jpg

こんな感じで、車両やヘリをタイダウンします。
DSCN2537_201808171211379c6.jpg
写真は、消火用の車両です。
また、タイダウン用のチェーンは、アイランドの倉庫に収納されています。

眼環をカバーすると、こうなります。
DSCN3007.jpg
薄いステンの鋼板だと思います。
また、穴の周囲の舗装は、ノンスキッド・デッキ・コンポジション(滑り止め塗装)
道路の滑り止め舗装に比べ、非常に攻撃的な滑り止めです。
艦内放送では「転ぶと怪我をするので走らないでください」と盛んに放送していました。

これは断薬用のエレベーター、前部エレベーターの艦首側に2カ所
艦尾に1カ所あります。
DSCN2501.jpg
このエレベーターで短魚雷やヘルファイヤー対艦ミサイル
及びソノブイ等を弾薬庫から運び上げるのでしょう。
「いずも」は基本的に、燃料や弾薬の搭載は飛行甲板で行うとのことです。
(ミッドウェイの反省からかな?)

弾薬用エレベーターの注意書き
DSCN2503.jpg

同エレバ―ターの操作ボタン
DSCN2517_20180817121134f20.jpg
スイッチの周りの目盛には、第8甲板までありました。
弾薬庫は、第8甲板、第7甲板辺りに設けられているのでしょう。
第○甲板は、数が大きいほど第1甲板から下になります。
また、0○甲板は、数が大きいほど第1甲板より上になります。
格納庫の床は第5甲板、艦橋は03甲板といった具合です。

前部エレベーターを操作していると思われる隊員さん
DSCN2481.jpg
海上自衛隊は、やはり白の夏服ですよね。
汚れやすくて、洗濯が大変なんだそうですけど、決まってます。

今回の最後は、自衛艦旗
DSCN2957_201808171211466a4.jpg
風が落ちて、旗がなかなかなびかず苦労しました。
次回は、兵器関係をお送りします。






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  1. 2018/08/17(金) 17:17:51|
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「いずも」「いずも」そして「いずも」 その1

平成30年8月4日(土) 静岡市 清水港 日の出埠頭 DDH183 いずも
そう、8月4日に清水港日の出埠頭にて「いずも」の一般公開が有り
これを見逃す手は無い、という事で行ってまいりました。
その後報告をいたします。

今回の報告は下記によります
基本的に海上自衛官の皆さんのお顔は塗り潰してありません。
塗りつぶすには、惜しい面構えだったので、そのまま載せさせて頂いております。
ご連絡いただければ、削除または塗りつぶしいたします。
また、記事内容は、いつものことですが、私の推察部分が多く、誤り等も多いと思います。
ご承知おきください。

それでは、DDH183「いずも」!
DSCN2334.jpg
数字の、上下にご注目
穴のあいた金具が溶接されています。
これは、艦板号183を書く時に足場を吊るすロープを通して
足場を舷側によせペンキを塗りやすくするための物。
艦番号は、いつも綺麗にしておく必要があるので、設けられているのでしょう。
なお、海上自衛艦艇のペンキ塗は、乗員が行うそうです。
「いずも」のような大型艦は大変でしょう?と案内係の方に訊くと
「「いずも」は、乗員が多いので良いのですが
「ましゅう」のような大型輸送艦は、大きさの割に乗員が少ないので大変だと思います」
とのことでした。

当日朝04時00分起床、警備犬と夜明け前のパトロールを済ませ
シャワーにて身を清め、清水港に向かいました。
09時01分、日の出埠頭到着
DSCN2304.jpg
でかい、さすがに基準排水量19,500トン,全長248m,飛行甲板最大幅38mのビッグサイズです。
09時30分見学開始だったのですが、直ぐに列が動き始めました。
猛暑という事もあり?20分早く見学開始となったのです。
「いずも」及び関係者の皆さん、柔軟なご判断、本当に助かりました。
そして、ありがとうございました。

現在09時16分という事で、日章旗が揚がっています。
DSCN2301.jpg
艦首前方に突き出た安全網、「ひゅうが」では起倒式でしたが
支柱が溶接され倒した状態で固定式となっています。
緑の網は見学者の安全確保用に
眼環(ヘリなどを固定する時に鎖を引っ掛ける金具、飛行甲板に多数、且つ規則正しく設けられています)
を利用して支柱を立て網を張った安全柵です。

列はスムーズに進んで「いずも」の横に来ました。
DSCN2357.jpg
見上げれば艦橋とマストが
このマスト頂部の高さは、海面上約50m!
舷側、手前のスロープは右舷の舷梯で招待者用
その後ろのサイド・ランプ(車両用スロープ)が一般の見学者用です。

右舷舷梯区画
DSCN2375_2018080809591418d.jpg
舷梯の上には、招待者を待つ幹部が
その後ろには、舷梯を吊りだすクレーンが見えます。
この開口部、RCS(レーダー反射断面積)を減らすためのシャッターが設置されているのでしょうか?

見上げると、給油装置
DSCN2386.jpg
「いずも」は、洋上で他艦へ給油出来るように、給油蛇管等の装置が設けられています。
この装置のため、艦橋が前部と後部に分かれているんですね。
(「ひゅうが」は艦橋が一体となっている)
なお、飛行甲板側は、鋼板にてカバーされています。

サイド・ランプ
DSCN2381.jpg
このサイド・ランプ、30トン以上の車両にも対応できます。
う~ん、機動戦闘車は搭載出来ても、10式は無理か~
ズンズン入って行きます。

スロープを揚がったところで、前部エレベーター(第1エレベーター)ホール方向を
DSCN2399.jpg
黒く塗られている部分がエレベーターホ-ルとなります。
エレベーターが、降り始めたので端部から光が洩れています。

降りて来たエレベーター、格納庫に光がどっと溢れます。
DSCN2408.jpg
エレベーターの梁の端部に開いた穴
ここにピストンを差し込み、エレベーターを飛行甲板に固定します。

明るくなったので天井に目を向けるとスプリンクラーが
DSCN2423_2018080809592288e.jpg
天井=飛行甲板となる鋼板、縦梁、及び横梁は
相当厚い断熱材若しくは防火材にて覆われています。
また、横梁には各所に配管やケーブルを通すための孔が開けら
形状や配置から見て、軽量化のための孔開けではなさそうです。

格納庫右舷前部の格納庫管制室
DSCN2428.jpg
天井から格納庫を見下ろす感じで設けられています。
格納庫左舷後部にも格納庫管制室が有ります。

エレベーターに乗って、格納庫を見渡します。
DSCN2443_201808080959268d3.jpg
撮影している位置が前部エレバ―ターで、手前から第1格納庫、第2格納庫、そして一番奥が航空整備庫となり
合わせて長さ125m、幅21mの空間となっています。
と言っても、どこが境目か良く分からないけど
もしもの時は、防火シャッターで区切られるらしい。
天井や壁の配管及ぶダクト、そして灯火管制用の赤い蛍光灯にご注目

エレベーターは、このぶっといワイヤーで吊り揚げられます。
DSCN2439.jpg
四方を、このようなワイヤーで吊り上げ、かなり速いスピードで昇降します。

飛行甲板から見た前部エレベーター
DSCN2643.jpg
長さ13m(飛行甲板横方向)、幅20m(飛行甲板縦方向)ちょっと分かりにくいです。
そして、公称の耐荷重は30トンです。
この様に船体内にエレベーターを設けると
艦内の空間にとってこの部分がデッドスペースになってもったいないのでは。
ここも、後部エレベーター(第2エレベーター)同様、デッキエレベータにすべきだったと思う。

グーンとエレベーターが上がって来ます。
DSCN2654.jpg
皆さん一斉に、艦橋の写真を撮っています。
そして、飛行甲板の下に見える丸いピストンが、先程の孔に挿入され固定されるのです。
下降する時は、一度エレベーターを若干持ち上げ
ピストンに荷重が掛からないようにし、それを引っ込めフリーにして降ろしているようです。
なお、私見としてはエレベーターの耐荷重は余裕で30トン以上あると推察します。
ちなみに、F35Bの最大離陸重量が約27トン
オスプレイの最大離陸時重量が垂直離陸の場合は約24トン

飛行甲板に昇って来て、まず目に付くのは、艦橋を含むアイランド
艦橋は飛行甲板(第1甲板)より3層上の03甲板に在ります。
斜め前方より
DSCN3096.jpg

艦橋部分をアップ
斜め前方より
DSCN2497.jpg
艦橋の上下層の躯体の甲板には、裏から桁等を溶接した部分の撓みが見られます。
しかし、艦橋部分にはそれが見られません。
この部分は、厚い防弾鋼板で覆われているのでしょう。

斜め後方より
DSCN2716.jpg
艦橋側面の窓のワイパーは、一つ置きになっています。
窓の下のノズルは放射能塵洗浄用散水ノズル、窓の汚れを落とす事も出来るのかな。
その横と下方に付いているアンテナの様なものは?
これはきっと、窓を拭くための手摺と足場だと思います。
後方のウィング?から手掛け・足掛け(ステップ)で降りられるようになっています。
停泊している時はともかく、揺れる洋上で窓拭くのは恐いでしょうね。

ここで、艦橋に入って見ましょう。
連結画像-2

2枚の写真を合成しているので、中央で折れ曲がっています。
さて、艦橋に入って、最初に感じたのは意外と狭い。
飛行甲板の広さを優先しているので、どうしてもそうなるのだそうです。
中央手前のハンドルが操舵器(暗くて分かり難いです)、満載排水量26,000トンの「いずも」も
この小さな操舵器で舵を切るのです。
その向こう側の半球の上に三角形の金具が付いているのが
磁気羅針儀、航行中に艦首の磁気方位を知るためのものらしいです。
その向こう、窓の上に時計の様な物が見えますが
舵角指示器、左舷回転計、右舷回転計等です。
左の2枚のモニターは航海用レーダー用、民間と大差ないそうです。
右舷よりの赤いカバーが掛かっているの艦長の席、左舷よりの席は司令ようです。
ところで、速力計は何処?操舵装置上の「いずも」のマークが貼られているのが、速力計だと思います。
更に、艦橋のあちこちにモニターが有るのですが
さりげなく「いずも」のイラストで隠されていたり
無難な神社の映像が写っていたりします。
見せちゃ拙い計器、モニターは、しっかりカバーされていました。

中央から右舷方向
DSCN3517.jpg
窓近くにも、レーダーの航海用モニターがあり
その手前が従羅針儀、地上の目標物の方位をこれで観て
三ヶ所の目標物の方位を海図に引き
交点を求めて艦の位置をわりだす(交点が艦の位置)
これを交叉方位法というらしいです。
(合っているのかな、汗)
左舷方向は撮り忘れました。

操舵装置のアップ
DSCN3531.jpg
速度計は「いずも」マークで隠されています。
という事は、30ノット超の速力も出せるということでしょうか。
スイッチ類を観ると4機ある主機(28,000馬力/機@4=112,000馬力)のスイッチや
各速力(ex.第3戦速・黒・5ー第3戦速プラス5ノット、赤だとマイナス5ノット等)のスイッチ類が並んでいます。
重要なスイッチには、誤作動防止のストッパーが付いていますし
速度関係のスイッチ類には、誤って押さないために、透明なカバーが付いています。
また、昔ながらの無骨なスイッチが多いのは
暗い中でも間違えないために
また、緊急時でも確実に操作できるよう、そうなっているそうです。
案内して下さった方は、慣れると、真っ暗やみの中でもスイッチの配置が分かると言っていました。
夜間は夜目が効くように、艦橋の中は照明が消されているとのことです。

ここで、ちょっとしたサプライズ
艦橋に居た隊員の方がラッパを演奏してくれました。
DSCN3522.jpg
もちろん、将来、自衛隊に入るかもしれない若い招待者の皆さんのために演奏してくださったのです。
「起床ラッパ」と「出港ラッパ」
どちらも、風向きによっては錨泊中の自衛艦艇から、警備所まで流れてくる曲です。
それを目の前で演奏して頂き、私は大感激でした(若い人たちは、そうでもなかったけど)

気になる艦橋からの眺め
艦首方向
DSCN3515_20180808100018f6a.jpg
良い眺めでしょう!
広角レンズで撮りたい景色なんですが
なんせコンデジ、端が切れてしまいました。
でも、最高の眺め、航海中の眺めを観てみたいものです。

左舷側窓から
DSCN3518_20180808100021374.jpg
飛行甲板、広いです。
白い小さな丸い物は最初に説明した眼環、ただし、カバーがはめられています。
さて、今回はここまで
くどくどしい説明にお付き合いくださって、ありがとうございます。
次回は、アイランド後部の飛行管制室を攻めてみたいと思います。



















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  1. 2018/08/09(木) 16:28:51|
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プロフィール

メバル所長

Author:メバル所長
子供のころから、自衛隊それも海上自衛隊が好きなオッサンです。
かわぐちかいじの「沈黙の艦隊」「ジパング」などではなく、小沢さとるの「サブマリン707」「青の6号」で育ちました。
あまり、Deepではなく、どちらか言うとミーハーなファンかな?
警備所の任務を果たすべく、日夜頑張るつもりであります。

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