メバル 警備所

伊豆東海岸の温泉町。何故か自衛艦が時々停泊,あやしからずや!私設警備所を設け観測するべし。でも、毎週来るわけでもないので、独り言が多いかも。

新「ちよだ」、掃海艦「あわじ」と共に

平成30年4月2日(月)17時45分
警備所観測窓から、夕方の観測を行っていたところ
なんと「ちよだ」(もちろん、「ちよだ」)が、戻って来ました。
3月30日の失敗を教訓に、今回は気合を入れて!
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「ちよだ」は、既に錨を海中に吊った状態で陸に向かって来ます。
このまま錨鎖を落とす所まで、ゆっくり前進します。

ここで、錨鎖を落とすと同時に、艦首旗竿に日章旗を揚げます。
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ここから、錨鎖を繰り出しながら後進を掛けます。

同日18時05分
どうした事でしょう。投錨作業の途中なのに、隊員の皆さんは艦橋に向かって直立不動の姿勢(気を付け)を取っています
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皆さん、艦橋に向かって敬礼!
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一人、艦首旗竿に付いていた隊員が、日章旗を降ろしました・・・・・・
あ~っ!これは、日没に伴う自衛艦旗の降下じゃいか?
日章旗の降下と同時に、艦に灯りも点ったし
そうです、彼らは、艦橋に敬礼をしているのではなく、艦尾旗竿の自衛艦旗に対して敬礼をしていたんです。
忘れていました。
慌てて艦尾を見ると
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日章旗は畳まれ、集まっていた隊員は隊列を解いています。
また、やっちまったかな。
でも、明日が有ることを祈って

平成30年4月3日(火)17時10分
朝、出港して行った「ちよだ」が戻って来ました。
今回は時間が時間なので、警備犬を伴わずバイクで堤防に急行!
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西日を浴びて錨泊する「ちよだ」
風が強いので春霞も無く、写真を撮る条件は、夕方としては良好
投錨作業は済んでいましたが、「ちよだ」戻って来てホッとしました。

マストに信号機が揚がっているので、一応押さえておきました。
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警備所に帰って、旗旈信号の意味を調べてみます。

さて、艦尾に目を向けると
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ウェットスーツを着用した隊員と、作業服の隊員がしきりに海面を覗いています。

居た、居ました!
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ボンベを背負った隊員が、海面に顔を出しています。
先程の旗旈信号は
赤白の回答旗:軍艦(自衛艦)が商船と国際信号旗で通信する場合、回答旗に続けて旗を掲揚します
白と青のA旗:本船で潜水夫が活動中。徐速して通過せよ
との意味です。成程、何事にも手を抜かない海上自衛隊、さすが!
それにしても何故、スキューバ付け潜っていたのか
3月20日に引き渡しが済んだばかりの「ちよだ」
艦尾の海面下にある舵や可変スクリュー、そしてスタン・スラスター等の点検をしていたのでしょうか?
これだけのの艦が、沖でロープや漁網を引っ掛けたとも思えませんし・・・

と言う事は、艦首の方でも何か動きが有るのでは
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大正解!シュノ―ケリングで泳いでいる隊員を6名、発見!
船体に沿って、艦尾方向に泳いで来ます。
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先頭の隊員は、抜き手を切って泳いでいます。
最後尾の隊員は、フィンが海面から飛び出しちゃっていますね。
フィンは先が二つに分かれたタイプの物ですね。
彼らは、艦をぐるっと回り艦尾から右舷側に消えて行きました。
これは、点検と言うより深海潜水士(飽和潜水士)の皆さんんが体力錬成を行っていたのでは?

同日17時38分
そろそろ、日も山陰に落ち、帰り支度を始めた、その時
「ちよだ」の背後から、艦番号304掃海艦「あわじ」がやって来ました。
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艦首にはライフジャケットを着用した隊員が投錨の体制を取っています。

もう少し陸に寄ったら投錨するため、こちらに艦首を振る筈です。
ほらね、狙ったとおりです。
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おっと、右舷側ではすでに錨は海中へ
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艦首旗竿では、日章旗を揚げる準備

錨を落として、日章旗が揚がりました。
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右舷(向かって左)錨見台から、ガボックを着用した隊員が錨鎖の出具合を覗きこんでいます。
勢いよく錨鎖が出ているので、海面がわずかに波立っています。
艦橋の右ウイングには、幹部と航海科?の隊員が投錨と周囲の状況を見守っています。
左舷では、測深錘を引っ張り揚げています。
二人の隊員が、測深錘の索を順繰りに引っ張るのです。
DSCN3305.jpg
錨見台では「もうチョイ、(錨鎖を)出して」と手信号
艦首旗竿では「よっこらしょ」と、揚旗索をクリートに結びつけ
左舷では、測深錘の底に付いた海底の泥(砂?)を3人で「どれどれ、どんな土質かな?」
以上、私の想像です。
そして、こちらに背を向けた隊員の腰には落下防止索の金具が見えます。
また、オレンジのライフジャケットを着用した隊員が多いですね。
今まで、あまり見たことが無い光景です。
この春入った新隊員(まだ、自衛官候補生かな)
の、研修を兼ねた訓練なのかも知れません。
それで、素人(=自衛官候補生)の安全のため、ライジャケを着用しているのでは。

同日17時59分 「ちよだ」の艦尾では、自衛艦旗降ろし方の準備です。
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一方「あわじ」、投錨作業もおわり、整列して科長?からの講評?を聴いているようです。
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手前では赤ヘルの方が測深錘の索を束ねています。

さて、日没は刻々と迫っています。(日は、とっくに山陰に沈んでいますが)
この日の日没は18時06分、「ちよだ」のヘリ甲板に隊員が皆さんが集まって来ました。
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あれ、旗竿の下に立っているのはWAVE(女性海上自衛官)さんです。
本海域に投錨する自衛艦艇を観測していると
「ちよだ」「ちはや」や「にちなん」「わかさ」等にWAVEの方が多いような気がします。
それに、確か掃海艦艇にはWAVEの方は、乗艦していない筈です。

「ちよだ」艦首でも、日章旗の降ろし方準備
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こちら(日章旗)は、揚げ方も降ろし方も、一人ないし二人の隊員のみで行います。

一方、ヘリ甲板では隊員が整列
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自衛艦旗降ろし方を今や遅しと待っています。

18時06分 自衛艦旗降ろし方 全員敬礼!
自衛艦旗降ろし方は、先ほどのWAVEさん。
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ラッパの音と共に、自衛艦旗がゆっくり降ろされます。
そして、日没と言う事で艦の各所に灯りが点されます。
ラッパの音は「ラッパ君が代」
まず、「ラッパ気を付け」を吹きます、そして「ラッパ君が代」が吹奏され、自衛艦旗が静々と降ろされます。
エラそう書いてますが、このラッパの音が「君が代」とは知りませんでした。
普段、歌う国歌「君が代」とは違う曲です。
ちなみに「ラッパ君が代」は海上自衛隊と陸上自衛隊では違うそうです。
興味のある方は「こちら」をクリックして「みく」さんがアップした動画をご覧ください。
申し訳ありません、「みく」さん勝手に動画紹介させて頂きます。
お分りになりましたか。

この時「ちよだ」と「あわじ」の位置は
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左「あわじ」、右「ちよだ」、2隻から「ラッパ君が代」の音が聞こえ、堤防の上で一人感激していました。

艦首では日章旗が、既に畳み終えていました。
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日本帝国海軍からの伝統で、自衛艦旗の方が大切にされているような感じです。

では、灯りの点いた両艦を
「ちよだ」
DSCN3392.jpg
「あわじ」
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普段は18時に夕食らしいから、これから皆さんは夕食かな?
ということで、私も警備所に戻ります。

平成30年4月4日(水)06時56分
揚錨作業に入る「とよだ」を横目に「あわじ」が出港します。
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「ちよだ」もエンジンに火が入り、煙突から薄い黒煙が揚がっています。

同日07時12分
錨鎖を引き揚げているので、鎖が斜めになっています。
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「ちよだ」は抵抗の少ない海面上に居るので
錨鎖を引き揚げると言う事は、錨を打ってある方向に引っ張られることになります。

「ちよだ」手前の白い灯台を基点に見ていてください。
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分かりましたでしょうか?

艦首では、揚がって来る錨鎖に盛んに海水を掛けています。
DSCN3487.jpg
海水を掛けているという事は
海底に寝ていた部分の鎖が揚がって来ている知う事
また、鎖がほぼ直角になっているのは
錨が起ったのか、もう既に海底を離れている状態と思われます。

で、艦尾旗竿では自衛艦旗の揚げ方用意
DSCN3495.jpg
そうですね、自衛艦は航海中は自衛艦旗を掲揚しなくてはなりません。

錨鎖が斜め後方に傾いています。
DSCN3496.jpg
もう錨が海底から十分に離れ「ちよだ」が微速で前進しているようです。

艦尾旗竿
DSCN3505.jpg
自衛艦旗が掲揚されました。
風が無いのが残念!

艦首では錨に海水が掛けられています。
DSCN3518.jpg
「ちよだ」は沖に向けて面舵を切っています。

07時25分「ちよだ」出港
DSCN3530.jpg
「ちよだ」は、艦を受領した後、相模湾等で慣熟訓練をしているのだと思います。
また、沖の初島近海でDSRV等の訓練が行われる事でしょう。
その時は、また、ご報告します。
最後まで、お付き合いありがとうございました。








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駒門桜 (駒門駐屯地創立58周年記念行事 その1)

平成30年4月1日(日) 駒門駐屯地創立58周年記念行事が行われました。
そのご報告を
先ずは、その1として観閲式を中心としてお送りします。

駒門桜
DSCN1821.jpg
国旗掲揚、満開の桜の下での国旗掲揚
桜に日の丸、合いすぎて胸がジンと来てしまいます。
最初にこの写真を持って来ましたが
実際は、国旗掲揚の前に観閲式準備が有ります。

では、順を追って
観閲式準備の整列のために
最初に式典会場に入って来るのは、第1音楽隊です。
DSCN1694.jpg
ドラムメジャーは、やはりカッコいいですね。
ここでおことわり、自衛官の方の顔を隠すべきかどうか迷ったのですが
皆さん表情がとても良い、塗りつぶしたりぼかすすのがもったいないのです。
で、基本、行事に参加している隊員の方の顔は隠さないことにしました。
もし、御迷惑でしたらコメントいただければ、直ぐに対処いたします。
言い訳になりますが、動画サイトでは顔を隠さないで出ていることですし・・・・・
私も、一度観客として動画サイトにチラッと写っていました。
ある動画サイトを見ていて、「あっ俺だ!」(・。・;

観閲式に整列するために、入場してきた隊員の皆さん
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ここでも、桜が良い具合に咲いています。
今回の、観閲式の主役の一つが、この満開のサクラでした。
さて、旗はだいだいの地色に白の一本線
機甲科の中隊ですね。
腕の振りがとても良いですね、こうでなくっちゃ!

整列を終えた、第1機甲教育隊の面々
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詳しい方から、第1機甲教育隊は機甲教導連隊に組み込まれるのでは?
との疑問の出てくるかと。
平成30年度中に、富士教導団隷下の戦車教導隊と偵察教導隊が駒門に移駐
この第1機甲教育隊と一緒になり、機甲教導連隊を新編する予定だそうです。
しかし、今回(4月1日)の記念行事には、第1機甲教育隊として参加していました。

全員整列
DSCN1759.jpg
少ないですね、今回は特に少ない!
機甲教導連隊編成に伴い、ここから移動した部隊がかなりあるからかな。
しかし、お客さんはいっぱいでした。
なんでも、東京からバスツアーが来たんだとか。
そう言えば売店も、業者が出していたし
今までは、隊員の皆さんが焼きそば焼いたり、ウィンナ焼いたりがメインだったのですが
地元のファンとしては、あまりメジャーになって欲しくないとの気持ちが本音。

整列した各部隊の上級幹部の方々
DSCN1773_20180405145138828.jpg

幹部の方はレッグホルスターに9mm拳銃(シグサワ―P220のライセンス生産)をぶち込んでいます。

隊列後方の櫓で黄色いリボンが風に舞っています。
DSCN1776.jpg
今回は、なんと空挺団の隊員が舞い降りるとのこと
その為の風見らしいです。
この狭い会場に空挺が?
ましてや、周囲には桜の木や電線が有ります。
どうやって、舞い降りるか楽しみです。
それにこの風、大丈夫だろうか!

国際教
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新興宗教ではありません。
国際活動教育隊の事です。
教育隊なので、隊旗の地色は白、赤い3本線は隊長が一等陸佐であることを示しています。
しかし、スカーフは陸上総隊隷下の部隊なので藍色。

そして、これが肩に付ける戦闘服用の部隊章
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「IPCATng」=International Peace Cooperation Activities Training Unit
「GCC]=Ground Component Command
となります。
ちなみに、手前の三佐の方は胸にレンジャー徽章”甲”(教官適任証がある幹部または曹)を付けています。

その国際教の隊員
DSCN1789_201804051441213d1.jpg
約80名の小さな部隊ですが
皆さん、先生なので幹部と陸曹のみの部隊編成です。
そして、この方が部隊長兼駒門駐屯地司令の佐藤 和之一等陸佐です。
DSCN1813.jpg
パンフレットによると「陸上自衛隊唯一の国際平和協力活動等について教育・錬成訓練支援を行う部隊」とあります。
なお、格は高く部隊長は連隊長経験者で、且つPKO活動も行かれたことが有る方が多いです。
また、先生方も各職種から選ばれた方で、先程のレンジャー・冬戦教・空挺等の各種徽章を付けた方が多いです。
ただ、あまりメジャーな部隊ではないので
初めて知った方も多いのではないかと思います。
と思ったら、日報問題で名前が出てきました。
なお、日報問題がかなり大きくマスコミに取り上げられているようなので
国際教の隊員の皆さんのお顔は、塗らさせていただきました。
皆さん、精悍な顔をしているので、惜しいのですが
御迷惑が掛かっては申し訳ないので、そのようにいたしました。

国旗掲揚です。
89式を持っている隊員は「捧げ銃(ささげつつ)」の準備に入ります。
付け剣
DSCN1815.jpg
「付け剣」の号令の下、付け剣を行います。
付け剣は、腰にさげている鞘から手探りで銃剣を取り出して
89式の銃口に取りつけます。
そのため、どうしても一糸乱れずに付け剣を行うのが難しいのだそうです。
写真で流れを見ても、付け終わった隊員もいれば
鞘に手を延ばしている隊員と、いろいろです。
DSCN1816.jpg
皆さん、付け終わりました。
DSCN1820.jpg
それでは、各隊員がどうやって全員付け終わったかわかるかと言うと
周囲の「カチャ、カチャ、カチャッ」という音の具合と、気配で判断すのだそうです。
以前、ある陸曹に「付け剣って、遠くから見ると、なにかコソコソって股間をいじっているみたいですよね」
と話したところ、大笑いされた後、いろいろ教えて下さいました。

付け剣の後、最初の写真に戻り、国旗の掲揚です。
全員、敬礼です。
DSCN1832.jpg
隊旗や中隊旗の敬礼は、水平に旗を倒します。
小銃を持っていない幹部は敬礼、小銃を持っている隊員は捧げ銃(ささげつつ)
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捧げ銃をもっと見たい方に
DSCN1835_201804051504241b1.jpg

国旗に対する敬礼が終わった後は、銃剣を外して鞘に納めます。
取れ剣
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DSCN1841.jpg
取れ剣は、支えている89式から銃剣を取るので動作が揃っています。

観閲官(司令官)の観閲です。
DSCN1863.jpg
観閲官(司令官)が、前を通る部隊は敬礼をします。
各旗はパッと言う感じで、素早く横にします。
そして、観閲者が通り過ぎると
バッと旗を立てます。
DSCN1866.jpg
ところで、皆さん気が付きましたか
89式を持っている隊員は、捧げ銃をしていません。
右肩に89式の負い紐をかけ、右前腕が地面と水平となる「吊れ銃(つれつつ)」を行っています。
「捧げ銃」は、国旗や国賓に対して行う「最上級の敬礼」なのだそうです。
この説明で良いんでしょうか?自衛隊関係者の皆さん。

ところで、アナウンスやいろいろな指示を出している場所は
DSCN1873.jpg
会場正面の桜の中に組まれた櫓の上です。
お仕事さえ無ければ、最高のお花見の場所です。

さて、ちょっと細部を見てみましょう。
幹部のレッグホルスター、何時見てもカッコいいです。
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そして、その方のブーツ
DSCN1918.jpg
一機甲(拳銃に書いてあります)の方なので、ベルクロ式の紐の無いブーツです。
戦車内で引っかからないよう、ベルクロ式になっているんだそうです。
ただし、以前、現役の機甲化の方から
靴は紐のブーツ、ホルスターは腰に下げる皮製が正式なものであると
ご指摘が有りました。

機甲科の折り曲げ銃床型89式
DSCN1922.jpg

一般の89式
DSCN1938.jpg
こちら側から、89式を見ることがあまりないので、載せました。
弾倉は付けていませんが、土埃が入らないのでしょうか。
ブーツの違いも見てくださいね。
なお、この銃も持ち方は「立て銃(たてつつ)」

さあ、長い長い来賓挨拶も終わり、観閲行進準備の号令が掛かります。
DSCN1962_20180404114033527.jpg
整列していた隊員は、一斉に後方の車両に向かって走り出します。
自衛隊の戦闘靴のトレッドパターンが良く分かりますね。

各部隊の上級幹部は悠然と歩いて、会場から車両へ向かいます。
DSCN1970_20180405154215cbf.jpg
腕の振り、良いですね。
皆さんも、複数人数で歩く時は、この様に歩きましょう。
自衛官の方が、二人以上でこの様に歩いている時は
何方か一人が、必ず号令を掛けています。

音楽隊も、観閲行進までの間、演奏をするため移動します。
DSCN1978.jpg
なんとなく、もやっているのは、隊員が立てた土埃
風は会場から、見ている観客の方向
観閲行進では、車両が立てた土煙で大変そうです。

90式に隊員が乗り込みます。
DSCN1989_20180404114038a7e.jpg
乗り込んでいる方は、受閲部隊の指揮官の一機教(第一機甲教育隊)の隊長(一等陸佐)さんです。

いよいよ、準備万端、手前の隊員の赤旗が揚がれば、観閲行進開始です。
DSCN1995_201804041142423bd.jpg
と、いったところで、続きます。
最後に「付け剣」は「着け剣(つけけん)」が正しいようです。







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  1. 2018/04/05(木) 16:39:43|
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新「ちよだ」のお尻

平成30年3月25日(日)06時48分
新「ちよだ」がついにやって来ました。
そして、そのお尻の写真!
DSCN0500.jpg
先ずは、お詫びです。
新「ちよだ」が錨泊しているのに、気が付いたのは前日(土曜日)の夕方。
明朝、早起きして警備犬と共に偵察に行くつもりだったのですが
なんと寝坊、慌てて警備所の観測窓からやっと撮ったのが、このお尻の写真。
職務怠慢で、本当に申し訳ありません。

さて「ちよだ」揚錨作業に入っているらしく
徐々に建物の影に入って行き見えなくなってしまいました。
同日07時20分
沖に向かう「ちよだ」
DSCN0515_20180329161904c5a.jpg
後ろから見た感じでは「ちはや」に似ている。
ヘリ甲板も以前に比べ広く(長く)なっている。
そして、艦橋も少し長いようだ。
新「ちよだ」は「潜水艦救難母艦」ではなく「潜水艦救難艦」として建造
潜水艦への燃料・魚雷・真水の補給や潜水艦乗組員の宿泊施設等が有りません。
ただ、基準排水量は3,650トンから、5,600トンに増加。
一回り以上大きくなって、且つ、余分な施設を減らしているという事は
それだけ、潜水艦救難装置が充実していると考えて良いのでしょう。

新「ちよだ」の特徴の一つ、塔型マスト。
DSCN0527.jpg
艦橋が大きな垂直面で出来ていることを考えると
ステルス性を考えての塔型マストではないと思います。
もう、ラティス型のマストは流行じゃない?

同日10時29分 初島左に位置する「ちよだ」
DSCN0666_2018032916190781b.jpg
こうして見ると、随分スマートになった感じがします、新「ちよだ」。
全体的な印象は、「ちはや」の艦橋の上の救難指揮所が無くなったイメージです。
海上自衛隊のホームページの記事によると
「ちよだ」の引渡式・自衛艦旗授与式が3月20日に行われています。
「ちよだ」も、そのお尻で翻っていた自衛艦旗もピカピカの新品だったんです。
返す返すも、寝坊したのが悔やまれます。

初島の左が「ちよだ」、右がJAMSTEC(海洋研究開発機構)の「よこすか」
DSCN0674.jpg
「よこすか」は、「しんかい6,500」の輸送・運用を行う深海潜水調査船支援母船
なにか「ちよだ」と似ているような?
それにしても、この初島周辺は、これらの用途の艦船の訓練に適しているらしく
「ちよだ」もJAMSTECの各船も、良く来ます。

で、「よこすか」
DSCN0671_201803291619081dc.jpg

同日13時14分
「よこすか」が来港、錨泊と思いきや、直ぐに出て行きました。
DSCN0686.jpg

「よこすか」のお尻のアップ
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この大きなクレーンで「しんかい6,500」を揚げ下げするのでしょう。


3月22日(木)14時31分
掃海艇「はつしま」
DSCN0294_2018032916185943d.jpg
マストの右の水平線上に巨大な塔が立っています。
ミサイル?
DSCN0298_201803291619015cb.jpg
一枚前の写真を良く見ると、水平線左にビルがいくつか見えます。
この見通しだと、茅ヶ崎市か平塚市のゴミ焼却場か工場の煙突だと思います。
何時もは見ることが出来ないので、ビックリしました。

さて、今回はこれで終わり
随分あっさりした内容となりました。
新「ちよだ」を撮りそこなったのが痛い!

せめてものお詫びで、警備犬の近況
DSCN0795.jpg
生後7カ月になりました。
随分としっかりしてきて、柴犬らしくなりました。
ただ、人懐っこくて、警備犬には不向きかな?

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  1. 2018/03/30(金) 20:11:56|
  2. 海上自衛隊
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戦う10(ヒトマル)-北部方面隊戦車射撃競技会 その4

北部方面隊戦車射撃競技会の最終報告となります。
今回の射撃競技会には12両(3個小隊)の10式が参加しました。
幸いにも、数少ない10式の実弾射撃を見ることが出来ました。

10式戦闘準備完了
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120mm戦車砲に実弾(訓練弾)を装填
安全係(青ヘルメット)の隊員が安全を確認
青旗を振って周辺の隊員及び統制本部に確認したことを示します。
また、砲塔のマークからもわかるとおり、第2師団第2戦車連隊第4中隊からの参加です。

稜線に進入、1班の援護に付く2班の10式
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統制本部「弾着5秒前、だんちゃ~く、今!」
小隊長「一班、前へ!」
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横行行進射撃に向かう一班の10式がエンジンを吹かせ、黒煙が上がります。
先頭を行くのは1班2号車、後ろは1号車小隊長車です。

1号車が軽いフットワークで射線に入って来ます。
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小隊長「ヒトマル、前方戦車装甲車、□×△○(聞き取れませんでした)!」
バッカ~ン!!戦車砲独特の乾いた砲声が響きます。
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続いて、2号車小隊長車が進入してきます。
H-11.jpg
小隊長は、ハッチから上半身を出し、1号車の射撃成果の確認、そして他の標的を探します。
ある本によると、センサーが進んだ今でも
車長の感覚には敵わないとか・・・
でも、こんなに身を乗り出したら、狙撃されてしまうのではないでしょうか?

小隊長車が射ちます!
H-12.jpg
ファイヤーボールの中から、尾部の曳光剤を光らせながら徹甲弾が飛び出します。

装弾筒(サボー)が飛び散ります。
H-13.jpg
三つに飛び散った装弾筒のうち、二つが見えます。
お分りになります?
一つは、徹甲弾の左上の黒い長方形状の物
もう一つは、右横チョイ下の黒い物体。
それにしても、上半身が出ている小隊長
もろに、衝撃波と発射音を浴びています。
いくらイヤープロテクターをしていても大丈夫なものなんでしょうか?

土煙を揚げる装弾筒
H-06.jpg
バウンドした装弾筒が、土煙りの上に跳ねています。

1班1号車の背後を通る2班4号車
H-07.jpg
砲塔は横を向いていますが、車体は前を向いています。

グワッと旋回
H-09.jpg

HEAT射撃位置に着いた10式
H-14.jpg
10式右前方の土堰堤、停弾堤(ていだんてい)と言うらしい
その停弾堤に3と4の数字が書かれた黒い標的が2枚設置されています。
この内、黒い表面の板が外れた方が、HEATの標的になります。

見難いですけど、3の標的の表面の板がポロっと落ち、黄緑黄の軟目標(装甲車・トラック等)を示す標的が現れました。
DSCN0385_201803191511121ce.jpg
標的カバーは合板らしく、裏側の白い面が見えます。

すかさず、10式が射つ
DSCN0379.jpg
ファイヤーボールからHEATが飛び出します。

徹甲弾に比べ、明らかにゆっくりと飛んで行きます。
DSCN0380_20180319151106c58.jpg
標的に届くか
DSCN0382.jpg
弾着、今?
DSCN0383.jpg
DSCN0384.jpg
ここでお詫び
写真がぶれています。
実は、90式の撮影時に主力兵器の高倍率の大型コンデジデが
120mm砲の衝撃波で壊れてしまったのです。
研修用テントの窓枠に、伸ばしていたレンズが触れていたらしく
射撃の衝撃波が窓にぶち当たり、そのショックがレンズに伝わり動かなくなってしまいました。
そのため、サブのそこそこの倍率の小型のコンデジで撮影
ところが、カメラってある程度重さが無いとぶれちゃうんですね。
その為、他にも10式が切れた構図になってしまいました。
そこのところ、ご理解の上でご覧になってください。

さて、3の標的を見事射ち抜いた、この10式
静かに120mm砲を右に振ると
即座に射つ
DSCN0386.jpg
DSCN0387_201803191511156cd.jpg
この時、ああ、これが10式なのか!と思わせる事が有りました。
3の標的を撃ち抜いた後、無線の指示が無いまま
静かに砲塔を左に振ると、次の標的を射ったのです。
90式では、小隊長が「右、右、右」とか「左、左、左」とか
盛んに標的の位置を他の車両に指示していることが多く
無線の会話量が、10式に比べ非常に多かったのが印象的でした。

帰還
DSCN0246.jpg
射撃から帰って来た10式を正面から狙いました。
90式だと、こんな感じです。
DSCN3841_2018032209130252b.jpg
こうして見ると、10式の砲塔はくさび方等を組み合わせた
複雑な平面の組み合わせで出来ていることが分かります。
また、10式は90式に比べ、装甲の弱点になると思われる防盾※がコンパクトにまとめられています。
※防盾は主砲・7.7mm機銃・直接照準器等を通す孔が開いており
複合装甲とするのは難しいと考えられる。

お帰りなさい
DSCN0252_20180319151101300.jpg
出撃前に比べ、だいぶ泥を被ったようです。

やはり、競技が終わるとホッとするようです。
DSCN0257_20180319151103ae7.jpg
安全係の隊員がゴーグルを掛けています。
主砲発射時に砲塔から顔を出しているとなると
ゴーグルが必要なんでしょうね。

さて、最後に競技会での10式の個人的な感想を
先ず、無線での通話量が少ない。また、無線で指示する小隊長の口調が落ち着いている。
実弾の発射弾数が少ないように感じた。(実際に数えていた訳ではありませんが)
これは、10式のC4I及びFCSによる成果だと思います。
派手な後進蛇行中の射撃も、10式の見所ですが
10式の本来の性能の高さとは、こういった所ではないでしょうか。
ただ、残念なのは年に5~6両の生産台数では
一個連隊の10式が揃うまで12~15年以上掛かってしまいます。
第7師団の戦車全部が10式となることはないと思います。
日本で唯一の機甲師団、第7師団はどのような未来が待っているんでしょうか
不安です。

北部方面隊戦車射撃競技会、長い間お付き合いくださり有難うございました。

オマケ
う~ん、何か一つ物足りないあなたへ
「90式咆える」で、載せなかった写真を

向こうの3両をとっていると・・・・(一番左の4両目は、ペースメーカーです)
P-4_20180323110220ab4.jpg

突然、手前の90式が”バッカ
P-5_2018032311015454e.jpg
~ン、ン!!”
P-6_20180323110153af6.jpg
―――――――ン―――!(耳鳴りの音です)
では、お後がよろしいようで

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  1. 2018/03/23(金) 11:30:42|
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ちょっと一服(北部方面隊戦車射撃競技会 その3)

射撃のシーンにも、ちょっと飽きてきたので
その他のシーンを少し

現地に着いて、待っていたのは、お馴染のこのセット
DSCN3443.jpg
いつもと同じ・・・
いや、今回は紙製の汗取り帽?が付いていました。
お客さん用なのか、普段から隊員も使用しているのか確認し忘れました。
ちなみに、汗取り帽だけ被ると、中華街のノリとなります。

射撃競技会会場(北海道大演習場島松地区第1戦車射場)
DSCN3727.jpg
手前の隊員に比べ、その広さがお分りになると思います。
そして、遠くに5両の90式が見えます。
ちょうど第2状況、HEATの射撃位置に着いたところです。
1個小隊4両なのに、何故5両かって
一番左の、90式はペースメーカーとのことです。
第1状況(行進間射撃)での、最高スピードは決められており
この90式より前に出てはいけないらしいです。
スピードの出し過ぎで小隊の隊形を著しく乱した場合には
統制本部から待ったを掛けられ、隊形を整えさせられます。
当然、その間にも刻々と時が過ぎていくので、減点されることになります。

補給所?
DSCN3584.jpg
会場向かって右奥に、補給所らしき場所が有ります。
もっと右に目を向けると
DSCN0305.jpg
1/2トラックの向こうに
戦車砲弾を収めた木箱が積まれています。

広報?
DSCN3587.jpg
組まれた足場の上から、ビデオ撮影をしています。
広報の方、若しくは各部隊の方がビデオ撮影して
競技会後の検討や反省に使うのかもしれません。

応援
DSCN3608.jpg
各部隊の隊員が部隊の昇り旗を立て応援しています。
この時は、第2師団の第2戦車連隊の小隊が射撃を行ったようです。

第2戦車連隊第1中隊の90式
DSCN3592.jpg
砲塔には第2連隊を示す、ローマ数字のⅡに中隊のナンバーが稲妻を模って描かれています。
そして、今回は砲塔上の砲手用照準器のカバーに
中隊のシンボルマークらしき物が描かれている車両が目に付きました。
この車両には、熊or龍の顔にローマ数字のⅠ、そして1st Company(第1中隊)のロゴが書かれています。

戦場カメラマン?
DSCN3583.jpg
73式装甲車の上にすっくと立ち、カメラを構えるカメラマン
年季の入った革のハーフコートに磨きこまれたタクティカル・ブーツ、決まっています。
この73式、行進間射撃を行う90式と並んで一緒に走ります。
やPAN△ER等の雑誌の迫力ある写真は
この様にして撮られるのでしょう。

更に決まっているのが、73式の車長?
DSCN3624.jpg
防寒戦闘服外衣の襟を立て、マフラーで顔の下半分を覆い寒さを防いでいます。
この外衣、冬枯れの林野に合わせ通常の戦闘服より、茶系の強い迷彩柄となっています。
隊員の皆さん、ハーフコート代わりに着用しているようです。
ただ、この外衣には階級章が付いていないので、階級の判断に迷います。

出撃準備
DSCN3463.jpg
砲弾が装填され、緑から赤の小旗に変わります。

ぴりぴりした空気が伝わって来ます。
DSCN3869.jpg

安全係(水色のヘルメット)の隊員の背中にも、緊張感が漂っています。
DSCN3604.jpg

出撃
横行行進間射撃を行う1班の援護のため
稜線の反対斜面(敵から見て)に取り付く90式
DSCN3609.jpg

特科の砲撃(想定)が終わり、走り出す1班の90式
DSCN0287_2018031415464491d.jpg
120mm砲は、敵車両を求めて横を向いています。
で、このあと射撃に入って行く訳ですが
その部分は、前回の「90式咆える」をどうぞ

お帰りなさい
DSCN0229.jpg
ススキの草原を90式が帰って来ます。

出迎えに、敬礼で応える車長
DSCN3809.jpg
ホッとした雰囲気が伝わって来ます。

待機していた90式戦車回収車も帰って来ます。
DSCN3816.jpg


ドシャッ!
DSCN3634_201803141546427b7.jpg
グアッパッ!
DSCN3636.jpg
この競技会の、もうひとつの楽しみは、泥濘地を走行する戦車が揚げる泥飛沫
これ見て、結構興奮します。(変態?)
ともかく、戦車の持つ装輪車には無い、悪路の走破能力高さが窺えます。

ザッバン!
DSCN3644_2018031516262136c.jpg

ネチョ~!
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ブバッ!
DSCN3709_20180315162620153.jpg


ギョバッ!
DSCN3479_20180314154653c26.jpg

それでも、水を撒きます
DSCN3877_20180314160009c2b.jpg

最後に、眠る90式
DSCN0326_20180314154648524.jpg
今回は、これで終わりです。
次回、競技会のトリは10式で行きたいと考えています。




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  1. 2018/03/16(金) 09:55:29|
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90式咆える! (北部方面隊戦車射撃競技会 その2)

「北部方面隊戦車射撃競技会 その1」の続きとなります。
その1で、競技会の流れをご説明したので
今回は90式が射って、射って、射って、射ちまくります。
「その1」の内容忘れた方は「北部方面隊戦車射撃競技会 その1」をクリックしてくださいね。

咆える
DSCN0367.jpg
DSCN0368.jpg
120mmの主砲発射の衝撃で、車体から土埃が舞い立ちます。
衝撃波と発射音をお届け出来ないのが残念!

小隊長車体左側を徹甲弾が飛ぶ(右の無線アンテナに小さな三角の旗が付いているのが、小隊長車)
S-01.jpg
徹甲弾が空気を切り裂いて、飛んで行く感じ様子が良く分かります。
この時の、徹甲弾のスピードは約マッハ5(1,570m/s~1,680m/s)
光の筋は、砲弾の尾部に組み込まれた曳光剤が発光しているもの。

負けじと、小隊長車が射ちます。
S-02.jpg

稜線に隠れていた第2班が、第1班の援護のために徹甲弾を放つ
DSCN0369.jpg
DSCN0370_20180308103333aad.jpg
伏角を掛けた主砲に、ご注目

サボー(装弾筒)
先程と同様、小隊長車の左脇を徹甲弾が抜けて行きます
DSCN0335_20180308103319bab.jpg
小隊長車の左でサボー(装弾筒)が3つに分解
下に向かって飛んだ破片が地面に激突!泥水をはね上げます
DSCN0336.jpg
破片はバウンドして、さらに水煙を揚げます。
DSCN0337.jpg
透かさず小隊長車が主砲を射つ
DSCN0338_201803081033221a3.jpg
ファイヤーボールを突き抜けて、徹甲弾が飛び出していきます。
DSCN0342.jpg
砲煙が広がる中、サボーが水煙と土砂をドバッと吹き揚げる
DSCN0343.jpg

第1状況(徹甲弾の走行間射撃)終了後、砲腔内弾薬を「射ち切り的」に向けて射つ
DSCN0366.jpg
その1で御説明したとおり、第2状況は停止した状態でHEATの射撃を行います。
その為、砲腔内に残っている徹甲弾は
弾種を変えるため「射ち切り的」に向けて射ちます。
なお、「射ち切り」に関しては、競技会の点数にはカウントされません。

HREAT(多目的対戦車榴弾)の射撃開始
S-06.jpg
研修者が居るテントから見ると、こんな感じ
これでもズームを効かせているので
実際には、もっと遠くに見えます。
とにかく北海道大演習場「第1戦車射場」は広い(国内では)
S-07.jpg
S-08.jpg
S-09.jpg
写真を見てお分りとは思いますが、小隊のどの車両が射つのか予想が付きません。
小隊内の無線は研修テントでも流しているのですが
専門用語の略語が多い上に、ほとんどがなっている状態なので
素人には、何を言っているのかさっぱり分かりません。
アップで狙う場合には見当を付けた戦車を
「射て!射て!射て!射て!射つんだ!!」と念じつつ望遠でずっと狙い続けます。
射って呉れれば万万歳なんですが
往々にして、隣の戦車が射つ事が多いような気がします。
「隣の主砲は、良く射つ主砲」なんてね。

この車両は、気持ちが通じたのかバッチリ射ってくれました。
DSCN0373_201803081033345a4.jpg

次に、違う角度から観た射撃の様子を
待機場所から射撃レーンに移動しながらの射撃
DSCN3880.jpg
排煙器(エバキュエーター)から、煙が排出されているのが分かります。
排煙器は、砲身の途中に付いているコブのような物
120mm砲を射った時の有毒な燃焼ガスが
閉鎖機から車内に逆流しないようにする装置です。
DSCN3881.jpg
後続車両(小隊長車)も続けて射ちます。
DSCN3882.jpg
DSCN3883_20180308103340534.jpg

轟!
DSCN3888.jpg
DSCN3889.jpg
今回は、これで終了
まだ、続く予定です。





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  1. 2018/03/08(木) 14:57:06|
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「ちはや」ふる

ちはやふる(ちはやぶる)って、「荒々しく勢いのある様」と言う意味らしいですね。
知りませんでした。
話変わって、前回の続きとなります。
平成29年2月21日(水)13時13分
「ちはや」の観測していると、背後に艦の気配が・・・・
振り返ると、なんと「おやしお」型潜水艦が、まっしぐらにやって来ます。
DSCN8696_2018022816075073e.jpg
昨日、錨泊していたので来るのは当たり前?
いやいや、普通、訓練が終わると何処かに行っちゃうか
訓練が続いても、姿を見せない(沖で潜っている?)のが通例でした。
それが、なんで?

もうかなり、湾内に入って来ました。
DSCN8720_20180228160750b57.jpg
こりゃ~、もしかすると、また、東の堤防近くに錨泊か?

お~!こちらに艦首を振って来た。
DSCN8727.jpg
でも、錨泊するとしたら
自衛艦旗と隊司令旗が揚がっていても良さそうだが。

「ちはや」と潜水艦の位置関係は、こんな感じ。
DSCN8732.jpg
真ん中に写っているワイヤーは、堤防の先のポールのステイです。
実は、ポールに寄りかかってカメラのブレを防ぎつつ、写真撮っていました。
手持ちでズーム効かせて撮っているので
何かで支えていないと風が吹くだけでブレてしまいます。

グ~と艦首を振り始めました。
DSCN8741.jpg
右舷のセイル・プレーン(セイルに付いている潜舵)の上をご覧ください。
ラッパ手が「ちはや」に向かってラッパを吹き
隣では幹部らしき乗組員が、やはり、「ちはや」に向かって敬礼
そして、セール上の上部指揮所を見ると
中央の艦長らしき人物も敬礼しています。
狭い上部指揮所に5名も居ると、正にすし詰め状態ですね。

ラッパを吹き終わり、セイルの出入口に入ろうとするラッパ手
潜水艦は、そのままこちらに向いてきます。
DSCN8749_201802281607560f3.jpg
う~ん、私の考えでは
昨日と本日の午前中、「ちはや」と「おやしお」型潜水艦がDSRV(深海救助艇)による救助訓練を行った。
そして、この訓練の検閲官(?)が潜水艦隊司令官だった。
訓練終了後、潜水隊司令(一等海佐)が潜水艦隊司令官(海将)に、お別れの御挨拶に来た。
となるのですが・・・・
実際は、どうなんでしょうかね。

おおっ!潜水艦が正面を向いた!
DSCN8759.jpg
航行している潜水艦を、真正面から見ることが出来るなんて
興奮してズームし過ぎ、且つ手ぶれを起こし、ボケボケになってしまいました。
この写真、載せるかどうか迷いましたが
もう2度と撮れる写真じゃないので
眼をつぶって、載せました。

艦尾の上部縦舵が取り舵を切っています。
DSCN8762.jpg
見直すと、3枚前の写真から既に取り舵を切っています。

グーっと舵を切って、右舷側を見せてきました。
DSCN8768_20180228160801ccc.jpg
ところで、緑色の着衣は合羽です。
風除けの防寒着として、着用しているものと思われます。
DSCN8774_2018022816080286c.jpg

海水を押し退けて進む艦首
DSCN8776.jpg

白い蒸気を吹き揚げる艦尾からの排気
DSCN8783.jpg
これじゃあ、遠くから丸見え?
充電等のため潜行時にエンジン回す時は
海面上に出ているシュノーケルの吸気頭部から吸気して
海面下の放出口から海中に排気するから大丈夫らしいけど。
寒い時期には、水蒸気が揚がらないか心配です。

セイルの上部指揮所では、艦長らしき人物が
「こっちの方向に進路を取ろう」と、手で示して?ます。
DSCN8809.jpg
セイル・プレーンの位置より少し上の出入口扉は開いたままです。
この扉は、水圧に耐える構造ではなく
ここからセイル(非耐圧)内に入ると
艦内への昇降筒(耐圧)の上部ハッチ(耐圧)が有ります。
このハッチから耐圧構造の艦内に出入りする訳です。
更に、昇降筒と耐圧構造の艦体との接合部分にも耐圧のハッチが有ります。
上部指揮上の隊員も、セイル(非耐圧)内のラッタルで昇降筒まで降り
ハッチを開けて、更に筒内を降り、艦体部分のハッチをとおり艦内に入る訳です。
海上自衛隊では潜水艦に限らず護衛艦等でも
あまりにも太ってしまった隊員は、艦を降ろされるそうです。
そう、ハッチで体が詰まっちゃうから。

「おやしお」型潜水艦は、初島の右(南側)を抜けて、相模灘に出るようです。
DSCN8814.jpg

その頃「ちはや」は、舷梯に11m作業艇を着けています。
訓練も終わったので、隊員が上陸するのでしょうか。
DSCN8832_201802281611225dc.jpg
作業艇のバウマンが、フックで一生懸命、艇を舷梯に寄せています。

潜水艦は、初島の手前をかわし相模灘へ
DSCN8849.jpg
ありがとう「おやしお」型潜水艦
目の前の、180度ターン!
今日は、本当にラッキーでした。
でも、排気の蒸気は目立ちますね。

「ちはや」風に流されて、横を向いてきました。
DSCN8852_2018022816112584d.jpg
舷梯を何方かが降りてきました。

私服の方が二人、11m作業艇に移乗するようです。
DSCN8853.jpg
DSRVが見えそうで見えないので、場所を移動します。

この白い繭のような物が、DSRV(深海救助艇)です。
DSCN8915.jpg
作業員が取り付き、整備中のようです。
実は、この港の陸近くでDSRVを引きだして整備するのは珍しいです。
PTC(人員移送用カプセル)の整備はよく見ますが。

同日14時24分
DSRVは、艦橋下の格納庫に仕舞われてしまったようです。
DSCN8920.jpg
もうひとつ、将官旗が見当たりません。
先ほど作業艇で陸に揚がった二人、潜水艦隊司令官と吹く官だったのかもしれませんね。
ここから、JRで横須賀に帰るのでしょう。
それとも、公用車が待っているのかな。
さて「ちはや」も特段の動きが無いので、本日の観測はここまで。

2月22日(木)07時59分
なんとか間に合った!
なんにって、停泊中の自衛艦艇は朝08時00分の自衛艦旗と日章旗を掲揚にです。
DSCN8943.jpg
艦尾旗竿に3名、艦首旗竿に1名の隊員が付いています。

同日08時00分
艦尾旗竿―自衛艦旗掲揚
DSCN8952.jpg
一人が揚旗索を引っ張り、もう一人が自衛艦旗を持っています。

艦首旗竿―日章旗掲揚
DSCN8949.jpg
揺らめきとブレで良く分かりませんが
この隊員は女性(WAVU)では?
制帽の形、そして後ろ姿の佇まいが女性だと思うのです。

艦尾旗竿―自衛艦旗掲揚
DSCN8957_201802281611380e6.jpg
よいしょっと、このクラスの艦になると自衛艦旗もでかいです。

おっと、風で旗が旗竿に絡む?
DSCN8958.jpg
「よいしょっと」 なんとか旗は旗竿をかわしたようです。

「これで、良~し!」
DSCN8963.jpg

艦首旗竿
日章旗を揚げ終え、クリートに揚旗索を留めています。
DSCN8971.jpg
ねっ、この腰つき、女性ですよね。
狙ったわけでなく、警備所でPCで見て初めて分かったのですから
本当です、本当に偶然です。

揚げ終えると、艦尾の自衛艦旗に対して敬礼
DSCN8974.jpg
この様に、海上自衛隊では自衛艦旗が日章旗より大切にされています。

艦尾旗竿も、自衛艦旗を揚げ終えました。
DSCN8978_20180228161113567.jpg
海面からの揺らめきと、何時ものズームし過ぎで、ボケボケになってしまいました。
最後まで、観て頂きありがとうございました。
「ちはや」は、午後には呉に向かって出港したようです。




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  1. 2018/03/02(金) 16:32:22|
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親分、てーへんだ!

なんでーハチ?
もとい、去る2月20日(火)17時13分
海軍好きの知人が玄関先で
「所長、警備所に居る場合じゃない!
東の堤防のすぐ先、石を投げれば届く処に潜水艦が泊っているぞ!」
湾が湾曲しているため、東の堤防は警備所から死角
慌てて警備犬を伴い東の堤防へ
同日17時28分 居た!「おやしお」型の潜水艦だ
DSCN8417.jpg
甲板に隊員が大勢出ています。
やはり、皆さん外の新鮮な空気が吸いたい?
いや、これは日没に伴う自衛艦旗の降下だ!
DSCN8421_20180226205716b10.jpg
隊員が3名、ラッパを手にしています。ラッパ手でしょう。
もう直ぐ、ラッパの音と共に自衛艦旗降下が始まる筈です。
でもなんで、こんな岸近くに潜水艦が錨泊?
ふと振り返ると、居た「新ちよだ」か?
DSCN8430.jpg
いや違いました。
艦番号403「ちはや」です。
呉の潜水艦救難艦が、なぜ、ここに?
と思いつつ、欲をかいて更に前進
同日17時34分 着いた。ここなら石を投げれば、潜水艦に届くかも?
DSCN8433_20180226203257145.jpg
ウン?灯りが点いている。
あ~、日没が過ぎてしまった。
DSCN8434.jpg
潜水艦は、日没後と言う事で灯りを点け
皆さん、ホッと一息
ラッパ手の方も、ラッパのお手入れ?
後から調べたところ、当日の日没は17時31分、ガッカリ。

「ちはや」も灯りを点けました。
DSCN8446.jpg
ところで、皆さんお気づきでしょうか?
「ちはや」のマストに、海将旗が揚がっているのが
白地に三つの桜、これが海将旗です。
と言う事は、横須賀の潜水艦隊司令官 高島 辰彦海将が乗艦しているのか
自衛艦隊のホームページにお名前が載っているので、ここに記載させていただきました)

それでは、潜水艦は?
DSCN8437_2018022623194682c.jpg
セイルには隊司令旗(甲)が揚がっています。
呉の潜水艦が、ここまで来ているのとは考えにくいので
横須賀の第2潜水隊群司令、若しくは第2潜水隊司令、または第4潜水隊司令が乗艦していると思われます。
ちなみに、呉の潜水隊群及び潜水隊は奇数番号です。

え?潜望鏡の正面が見たいって
DSCN8441.jpg
なんか、このネタ、以前も使ったような
今揚がっている潜望鏡は、多分2番潜望鏡
その後ろが対空レーダー
対空レーダーの左が短波マストか?
その下の緑の物は、シュノーケル装置と思われます。

灯りが点いた艦首
DSCN8442_20180226203303529.jpg
クジラが点滴受けているみたいですね。
石を投げれば届く距離ですと、日没後でも結構アップがOK
DSCN8455.jpg
皆さん、やはり携帯ですよね。
潜っちゃうと、絶対連絡付きませんもんね。
後、タバコですね。
お一人、パイプを吹かしていらっしゃいます。
右から3人目の方です。
艦内では禁煙でしょうから
思う存分吸ってください。
ここで、警備所に来客有りの電話
後ろ髪を引かれながら、警備所へ戻ります。

2月21日(水)07時50分
朝のパトロール、狙いはもちろん「ちはや」と潜水艦
しかし、両者とも湾内には居ない
DSCN8467_201802262033083ec.jpg
「ちはや」は沖の初島の右に
この辺りの水深は100m前後
「ちはや」の下には、潜水艦が居るものと思われます。
しかし、なんとしても遠すぎます。
諦めて帰ろうと思うと
対岸の湾から、艦番号606掃海艇「はつしま」が
DSCN8498.jpg
「はつしま」は、このまま三浦半島方面へ

同日12時42分
「ちはや」に近いポイントへと警備犬と急ぎます。
DSCN8529.jpg
あれ?「ちはや」戻って来ている?
様子を窺っていると
DSCN8567.jpg
ありゃりゃ、艦首に隊員が出て、左舷の錨が「吊り錨」状態
これは錨泊だ、慌てて警備所近くの観測ポイントへ戻る。
警備犬も若い(幼い)ので、動きが速い
なんとか、観測ポイント着
DSCN8571_20180226203314ef2.jpg
気温が低いので、揺らいでしまう。

艦首をこちらに向けてきました。
DSCN8584.jpg

艦首の錨見台には白いヘルメットとカボック装着の隊員が立っています。
DSCN8586_201802262033179dc.jpg
艦橋の上、右舷(向かって左)側に立つ隊員が赤旗を揚げています。
錨は徐々に下がって行きます。
DSCN8591.jpg
艦橋の下中央のハンドルのような物を廻して
錨を出す調整をしているようです。
DSCN8598.jpg
海中に錨を吊って、ゆっくり前進してきます。
DSCN8624.jpg

艦首左舷側(向かって右)の隊員が、艦橋の赤旗に応えるように赤旗を上げました。
DSCN8646.jpg
「用意!」てな感じです。
右舷側の隊員が揚げているのは数字を表すNATO旗
錨鎖がどの程度出ているのか、艦橋に示します。
そして、艦首旗竿近くでは日章旗を揚げるべく隊員が待機

艦橋の赤旗が降ろされ、左舷艦首の隊員の赤旗が降ろされると
一気に錨鎖が出され、海面が泡立っています。
DSCN8649.jpg
と、同時に日章旗が揚げられます。

後進を掛けつつ、錨鎖を繰り出して行きます。
DSCN8684.jpg

これで、投錨作業は終了です。
DSCN8688.jpg
マストに揚がっているのは、U旗と思われます。
しかし、回答旗が上に無いので
民間の船舶に宛てた信号旗ではないようです。
U旗そのものの意味は「貴船の進路に危険あり」なんですが
この場合は、どういう意味なんでしょうか?
そんなことを考えていると
沖から思ってもいなかった艦が・・・・・・
つづく

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  1. 2018/02/26(月) 23:22:32|
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「いずしま」再び

平成30年1月29日(月)06時39分
警備所観測窓から、掃海艇「いずしま」を発見
DSCN7911.jpg
「いずしま」は函館基地所が定係港で、1月24日に来港し、そのまま姿を消した艇である。
日の出前なので、錨泊灯や甲板を照らす灯りを点けています。
ちなみに、この日の日の出は06時45分でした。

日の出前のためか、前甲板の20mm多銃身機銃にはカバーが掛けられています。
DSCN7913.jpg
起床時間前には、たまに甲板に出てタバコを吸ったり
こっそり?携帯電話を掛けている隊員を見かけたりしますが
「いずしま」の場合は、そういった動きも無し
仕方なく、またマスト
DSCN7923.jpg
司令官旗(乙)のみですね。
自衛艦旗が揚がっていないという事は
戦闘訓練(掃海訓練)中ではないと思われます。
恐らく、2月1日から始まる平成29年度機雷戦訓練(伊勢湾)に行く途中なのでしょう。

同日078時49分
気が付くと、20mm多銃身機銃のカバーが外されています。
DSCN7943.jpg
この時間、まだ錨泊中と言う事は
あれが見られると思います。
そうです、08時00分の自衛艦旗の掲揚です。


同日07時59分
マストの下に一人隊員が、そして、艦尾(艇尾?)に隊員が集合しています。
DSCN7949.jpg

艦橋から、隊員が二人でてきました。
DSCN7952.jpg
二人とも、口に手を当てています。

そうです、彼らはラッパ手なんです。
DSCN7954.jpg
口に手をあてていたのは、ラッパを吹く準備体操?

マスト下の隊員が敬礼、ラッパ手がラッパを吹き始めます。
DSCN7961.jpg
う~ん、残念、ラッパの音は警備所まで届きません。

さて、艦尾では、艦尾旗竿に自衛艦旗が掲揚されます。
DSCN7965.jpg
DSCN7974.jpg
ただでさえ狭い掃海艇の艦尾
そこに大勢の隊員が集まり、自衛艦旗に敬礼するのにも大変そうです。
この時、艦内でも隊員は自衛艦旗の方向に向かって敬礼するそうです。
もちろん、敬礼をしても支障のない他員は、です。

自衛艦旗掲揚終了後、本日の業務の打ち合わせ?
DSCN7978.jpg
自衛艦旗を掲揚していた隊員が、揚旗索を旗竿のクリートに固定しています。
この後、皆さんはかなり長い時間中央を向いて話を聞いていました。
艇長、若しくは、司令からの話が有ったのかもしれません。

同日08時17分
隊員がクレーンで何やら黄色い物を吊り揚げています。
DSCN8006.jpg
DSCN8009_201802151638485af.jpg
「班長、こんな感じでどうでしょうか?」
「うん、まあまあだな」
これは創作です。
この黄色い物体は、機雷処分具PAP104機雷処分具に搭載される
処分爆雷(炸薬量100kg)の訓練用じゃないでしょうか。

同日09時56分
警備犬を伴い、観測ポイントへ
DSCN8012_20180215163849f95.jpg
「いずしま」は、後甲板に隊員が出て作業をしています。
そして、停泊中なので艦首旗竿には日章旗が掲揚されています。
今朝08時00分の自衛艦旗掲揚と共に日章旗も掲揚されたのです。

艦尾を良く見ると
DSCN8045.jpg
隊員の皆さんが、あちこちを磨いたり、ワイヤーに油を塗ったりしています。
伊勢湾での機雷戦訓練に備えて
各器材を整備しているに違いないでしょう。

同日12時36分
今度は、警備犬と共に今朝とは違う観測ポイントへ
DSCN8066.jpg
今度は、艦首に隊員が出て揚錨作業中です。
日章旗が掲揚されているところから
錨は、まだ、海底に在るようです。

艦尾を真後ろから
DSCN8060.jpg
左側の二つのハッチの奥に、機雷処分具PAP104機雷処分具(黄色)が仕舞われています。
良く見ると、スクリューが見えます。

艦首
DSCN8067_201802151639008d2.jpg
揚錨作業は右舷か、観測ポイントの選択を間違えました。

艦尾
DSCN8077_2018021516390139f.jpg
午前中からの作業が、続いているようです。

錨が海底を離れたらしく「いずしま」は、沖に向けて動き始めました。
DSCN8095.jpg
錨が海底を離れ、航海中となったことから日章旗は降ろされ
二人の隊員が揚旗索を艦首旗竿に巻きつけ固定しています。

艦尾では、まだまだ、各種機材の整備中
DSCN8099.jpg
左舷のクレーンではロープかケーブルを巻き上げています。
その操作をしているのは、一段高い甲板中央に立つ隊員
手前に在るのが操作盤と思われます。

残念ながら「いずしま」は、どんどん遠ざかります。
DSCN8112.jpg

さようなら「いずしま」
DSCN8120.jpg
帰りにも寄って欲しいところですが
2月16日現在まで、寄港していませんから
もう、函館に帰っちゃったんでしょうね。

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  1. 2018/02/16(金) 16:43:43|
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いったい何事?

前回の続きとなります。
平成30年1月26日(金)13時40分
朝、発見した掃海艇「やくしま」
対岸の湾で訓練中なので
病院へ行くついでに、対岸にある観測ポイントへ進出
正面から「やくしま」を捉える
DSCN7498.jpg
以前にも、何回か解説しましたが、掲揚されている旗の説明を
正面から見ているので、向かって左が右舷、右が左舷となります。
マストに自衛艦旗=戦闘中、若しくは訓練中
右舷側に回答旗、P旗、B旗=軍艦(自衛艦)から商戦に向け「貴船は本船を避けられたし。本船は機雷掃海に携わっている」
左舷側に回答旗、U旗、Y旗=軍艦(自衛艦)から商戦に向け「本船は訓練中。本船を避けて下さい」
黒球3個掲揚=「掃海作業に従事する操縦性能制限船」
以上、お馴染の旗旈信号と形象物である。
詳しくは大和甲型さんのブログをどうぞ

こちらは、斜め後方よりマストを写した写真
右が右舷、左が左舷となりますから、ご注意を
DSCN7556.jpg
回答旗の間に、包帯のような白く細長い物がたなびいています。(よく見て探したください)
これは、長旗=自衛艦を指揮する者が、幹部自衛官(士官)であることを示す。

掃海艦艇は、見張りを含め甲板で作業することが多く
訓練中に隊員が外に出ていることが多い。
DSCN7506.jpg
う~ん、このポイントは訓練海域に近くて良いのだが
常に逆光となり、写り具合が今一である。

湾内に深く入って来たので、艦橋を狙う。
DSCN7535.jpg
掃海(戦闘)訓練中なので
各隊員はガボック(灰色の救命具)を着用し、戦闘用のヘルメットを被っている。
青いメガホンを首から下げている隊員は、こちらに気が付いているようだ。
派手な防寒着を着てカメラかまえているから、気づかれるよな。
なんせ、警備犬と山に入った時に、猟友会のおじさんたちに撃たれないように買った防寒着だもんね。

後甲板に目を移すと、白いフロートの下に黄色い物体が
DSCN7545.jpg
これは、沈底式感応機雷MANTA(イタリア製)をモデルとした、訓練用の機雷と思われます。
MANTAは世界各国に輸出されています。
かの湾岸戦争でもイラク軍が大量にクエート沿岸に敷設し
後に派遣された海上自衛隊掃海艇部隊が
処理に大変苦労した機雷だそうです。
現在は、十分対処できるものと思われます。

さて、艦橋後ろに集合した隊員の皆さんが
黒覆面をした班長?から、これからの作業の説明を受けているようです。
DSCN7561_201802081622165ce.jpg
げっ!青メガホンの隊員が、まだ、こちらをじっと見ている!

打ち合わせが終わったらしく、各隊員はラッタルをおり後甲板へ
DSCN7565.jpg

各隊員配置付き「やくしま」も大きく向きを変える
DSCN7574.jpg

「ひらしま」型から搭載されたS-10機雷掃討具(黄色の物体)の周囲に隊員が集まっている。
DSCN7587_201802081622213ba.jpg
艇尾(艦尾?)のラッパ状の繰り出し口からケーブルがS-10へ伸びている。
S-10本体に近い部分は、浮力材らしき黄色い物が巻かれているのが分かる。

ぐるっと回って、S-10が見えてきた。
DSCN7641.jpg
DSCN7713.jpg

チェーンハンドレールにカバーを掛け、ケーブルを保護するようだ。
寒い中待った甲斐あって、S-10を降ろすか?

と思ったら、また、こちらの岸から離れる
DSCN7672.jpg
う~ん、こちらを用心して、なかなか降ろさないのか。
横須賀の掃海艦艇は、8cm双眼鏡でこちらを確認していると思われる時でも
平気で訓練を進めるにだが・・・・・
もう、病院の予約時間!
涙を飲んで、観測ポイントを離れる。

同日20時49分
警備所観測窓から、錨泊中の船の灯りが見える。
DSCN7714.jpg
当初、「やくしま」を含む掃海艇かと思ったが
2隻とも舷梯を降ろしており(掃海艇には舷梯は無い)、且つ、大きい。
特に、右の艦の左の四角い灯りはヘリ格納庫と思われる。
明日が、楽しみである。

1月27日(土)07時09分
オオッ!「「むらさめ」型の汎用護衛艦と「はたかぜ」型のミサイル護衛艦である。
DSCN7733.jpg

横須賀の「むらさめ」と「はたかぜ」か?
寄って見ると、艦番号104「きりさめ」佐世保の艦である。
DSCN7739.jpg

では、向こう側は?艦番号172「しまかぜ」、これも佐世保の艦である。
DSCN7751.jpg
昨日の屋久島と言い、佐世保の艦艇がこんなに来るなんて
いったい何事?
理由はどうであれ、警備所所長としては万々歳である。

「きりさめ」は艦首に隊員が集まり、揚錨作業の準備中らしい
DSCN7769_20180208162420c19.jpg

「しまかぜ」も、そろそろ隊員が出てきているがブルワークに隠れよく見えない
DSCN7765.jpg
艦首のブルワークは前甲板に在るスタンダードSAM発射機(手前のクレーンで見えない)を波から保護するために設けられている。
この発射機の後ろに127mm54口径単装速射砲Mk42、さらにアスロックSUM8連装発射機とあり
「きりさめ」に比べ、前甲板が広い。
ちなみに1、私はこの127mm54口径単装速射砲Mk42が大好きである。
現在の、無人砲塔はなんか味気なくて
Mk42は、砲塔の中に砲台長、砲側操作手、射手の3名の隊員が居る。

さて「きりさめ」であるが、ヘリ甲板に哨戒ヘリSH-60K※を搭載している。
DSCN7775_20180208162422b57.jpg
警備所海域で、ヘリ甲板にヘリを出しているのは「きりさめ」が初めて(私にとって)
※ローターの先が下に曲がっているのと機体横にフレアーの発射機が見えるので60Kかと

「きりさめ」ガスタービンに火が入ったらしく、白い水蒸気が揚がったのが見える。
DSCN7817.jpg

揚錨作業が始まり、錨鎖に引っ張られ艦が前方に動き
錨鎖もテンションが掛かり斜めになっている。
DSCN7836.jpg
錨見台で隊員が艦橋に示錨桿を示す。
前方が緑、と言う事は艦橋側は赤
錨鎖は左舷側に伸びていることになる。

海底に着底していた部分が揚がって来たらしく、泥を落とすための海水が掛けられる。
DSCN7869.jpg
掃海艇と違い、ホースからの水の勢いが凄い
この時、警備所にはガコンッガコンッと錨鎖が揚がる低い音が聞こえる。
運が良ければ、艦内放送も聞こえるのだが

一方「しまかぜ」も揚錨作業が始まっている。
DSCN7849_20180208162431f56.jpg
今度は、スタンダードSAMの発射機が見える。

ブルワークが有るため、舷側側からは海水が掛けられないようだ。
DSCN7868_201802091711132b4.jpg

2隻の揚錨作業
DSCN7877.jpg
錨鎖を揚げることで、艦が動いた様子が前の写真と比べるとお分かりかと

同日07時53分
警備犬(今後2号は省略します)を伴い、観測ポイントへ
が、時すでに遅し、出港してしまっていました。
DSCN7878.jpg

さようなら「あさかぜ」
DSCN7883.jpg

さようなら「きりさめ」
DSCN7884.jpg
こうやって、2隻を見比べると
垂直面が多く、煙突の角も丸い「あさかぜ」
斜めの面が多く、煙突の角も直線的な「きりさめ」
ステルスへの対処の違いが良く分かります。

最後に、もう一度SH-60Kを
DSCN7833.jpg
しかし、佐世保の艦が何故ここへ?

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  1. 2018/02/09(金) 17:22:32|
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プロフィール

メバル所長

Author:メバル所長
子供のころから、自衛隊それも海上自衛隊が好きなオッサンです。
かわぐちかいじの「沈黙の艦隊」「ジパング」などではなく、小沢さとるの「サブマリン707」「青の6号」で育ちました。
あまり、Deepではなく、どちらか言うとミーハーなファンかな?
警備所の任務を果たすべく、日夜頑張るつもりであります。

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